BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2014 Xフュージョン・レベル登場!

2013-09-15 15:18:00 | MTB
Xフュージョン・レベル

いや、もう、出てこないのではないか、なんて思ってしまって居ましたよ(笑)。

きんきらきんになって登場です!




http://www.pinkbike.com/news/X-Fusion-Revel-hlr-First-Look.html
http://instagram.com/p/eH9t_LRdlg/

■スペック
●対応ホイール 27.5、29er
●トラベル 140-160㎜(27.5)、120-140㎜(29er)
●インナーチューブ 32㎜ スーパースリックコーティング 20㎜スルーアクスル
●アウターチューブ アルミ
●スプリング デュアルスプリングエア
●ダンパー HLRダンパー(ハイ&ローコンプレッション、リバウンド) 
●重量 4.5LB(2.04キロ)

シングルクラウンの倒立フォークとしては、MTB界では随分久しぶりの新作です。ジャーマンAも出してきましたけど。あっちは日本人に取ってはいささか手が届きにくいので、こちらの方がより身近かと。

インナーチューブが32㎜ですが、これは倒立式には正立式の意味と異なります。クラウンがクランプする部分の径が、前後剛性により大きな影響をもたらすからです。倒立式には左右を繋ぐブレースがありませんが、ここに各社の前後剛性とねじれ剛性に対するスタンスの違いが出ます。基本的にMTBはねじれ剛性重視の傾向があり、そのため正立式がDH~XCまで主流です。しかし自転車以外のサスペンションを見てみると……、高級品は倒立式がメジャーです。前後剛性を重視しているという訳です。

これは一見とても不思議な現象に見えます。しかしそこは自転車の成り立ちが影響しているのでしょう。まず自転車は基本的にリジッド構造で進歩してきました。もちろんあまりに逃げがないと乗り手へのダメージのみならず、バイク自体への疲労の蓄積も寿命を早めることになります。ゆえに必ずしなりが設定されています。そう、自転車は前後もねじれもそこそこあるのは当たり前という前提で作られているのです。そしてホイールはテンション構造です。なので他の乗り物のサスペンションが動きを阻害されないようにカッチリと作ってあるのとは反対に、ある程度ルーズに(剛性として)作られています。

さらに人が操るが故に、出来るだけ軽くということも影響します。今、MTBフロントサスペンションは、左右でダンパー、スプリングと役割を特化させているのが一般的です。この構造だと、左右の動きが完全に同期することはありません。そしてストロークするインナーチューブを繋ぐのはエンドのアクスルのみです。倒立式はスルーアクスルしかほぼないですから、これを前提としましょう。しかしこれで完全に左右を固定できるか? という疑問に対して、多くのサスペンションメーカーが「否」という結論に至っているのです。故に正立式、故に左右を繋ぐブレースが採用されているのです。軽さをもっと無視できれば、不要なのかもしれませんが。

しかしこのトラベル領域だと、フォックスやロックショックスがより軽量なモデルをリリースしています。重量と性能は直結しませんが、重要な要素でもあります。これがMTBにおいてあまり倒立式が無い理由でしょう。

しかしXフュージョンはここに敢えて飛び込んできました。より剛性が必要なはずのDHフォークではなく、トレイル&エンデューロ用にです。これはトラベルや重量だけでなく、前後剛性もライダーの選択肢としてあるべきだと考えているからと私はにらんでいます。

……あと単純に格好いいですからね(笑)。

もっとも過去にあったシングルクラウン倒立の代表格、シバーSCは2400グラムくらい、ドラドSCが2800グラムくらいだったはずなので、かなり頑張っている軽さです。

作りとして独自なので、Xフュージョンとしても特別な製品なのでしょう。その製品が27.5と29erに対応というのは、同社の26インチに対する考えを物語っている感じもします。

心躍るフロントサスですが、どうなるんでしょうね? 個人的には期待で一杯です!!!




ゴールドレース、日本上陸予定!

2013-09-15 13:53:00 | 自転車
みたいです。










見かけたときはびっくりしましたよ! いつ入るかは未定らしいですけど。

で、直に触ることが出来ました! どんだけ回るんだろう? という思いで回しました。……お、プーリーはなかなか良く回る。BBは……、良く回る。良く回るけど動画のようにはいかない……。

こんな負荷の掛かっていない状態では何の意味もないんですけどね(苦笑)。それでも感じたことはあります。これはシールとグリスがない軽さです。耐久性はかなり低いでしょう。

でも面白い事に金属系の球とレースだけの空転感と、セラミックの球とレースの空転感とも違いました。『シャー』という感じがないのです。非常に滑らかに回ります。専用の潤滑液のおかげか、はたまたSKFの技術が入っているという球のおかげか……?

いずれにせよ、ベアリングマニアなら要注目でしょう! 価格はセラミックスピードよりもちょっと上ぐらいらしいですよ。



キース・ボントレガーの話しを聞いてみよう

2013-09-15 13:39:00 | 自転車
大人げない顔をしていますなあ(笑)。きっといまでもやんちゃ坊主のはず(予想)! でもそれ以上に頭が良いんでしょうね。ゲーリーやトムほど露出はありませんが、彼もまた欠かせないMTBレジェンドの一人ですから。



ボントレガーのバイクと言えば……、



やっぱりこれです。

[[youtube:Y7K-DiDIUw8]]
http://www.bikemag.com/industry-news/news-a-revealing-look-into-keith-bontragers-life/

長いです。スーパー長いです。しかも英語だけなので私も細々と解読しています(笑)。はじめにやけにながく前置きする人はキースではありません(苦笑)。前置きが長いのはどこの国でも同じなようです。

フレームやホイールのこと、さらにはサスペンションのことなども話しています。時間があるときにでもじっくり見てみて下さい。





2014 コルナゴ・チタニオ復活!

2013-09-15 12:28:00 | ロードバイク
お!ちゃんと画像が出て来ました!




http://enjoytheride.blog17.fc2.com/blog-entry-1005.html


ちゃんとイタリアンメイドだと聞いています。もちろんアジアメイドでも悪くはないのですが、そこはストーリーというか浪漫が必要です!! そして浪漫なので高額です!!! ポリッシュは52万円、ロミンゲルカラーは56万円です(両方とも税抜き)。来年の春に消費税改訂が行われるかもしれないので、表記が面倒ですね(苦笑)。

チタンと言えばポリッシュかヘアライン仕上げですけど、コルナゴのチタンならばやはりここは塗装モデルを私は選びたいですね! ロミンゲルなんて名称がついていたら、それはもう!!! トニー・ロミンゲル、彼もまた時代を彩ったヒーローでした。

長く乗れそうな、良いバイクです。



2014 コルナゴ・ストラーダSLモデルチェンジ!

2013-09-15 11:51:00 | ロードバイク
現行のコルナゴロードだと唯一となったストラーダが、ストラーダSLとなってバージョンアップしました。









http://www.colnago.com/ja/strada-sl-4/

フレーム重量は1200グラムを切るとのこと。これは今年までのキャノンデール・CAAD10とほぼ同じです。究極のアルミフレームと称されるCAAD10並ということになると……、興味がわいてきません(笑)? 価格はアルテグラモデルが26万5000円、105モデルが18万5000円、フレーム単体が15万円(すべて税抜き)ということです。

素材はウルトラライトアルミニウムという、謎に満ちあふれたものです(笑)。ここらへんは各社自由に名前付けをするので困ったモノです。隠したいということもあるんでしょうけど……。

各チューブの形状も凝っていて、ダウンチューブはスクエアタイプ、トップチューブも縦方向に潰しが入っています。ここら辺は最新軽量アルミフレームの定番ですね。ですけどシートステーは結構太めです。このあたりがコルナゴのこだわりといったところでしょうか。高速域での安定性を感じさせます。

ヘッドチューブはテーパータイプですけど、下ワンは1-1/4のスーパーオーバーサイズです。ここはコルナゴの上位機種と同じですね。あと他社でもアルミフレームだとワンポイントファイブではなく、スーパーオーバーサイズにすることが多いみたいです。

ジオメトリーもサイズごとに細かく設定していますね。サイズ自体も20㎜刻みなので良心的です。

そしてフルカーボンストレートフォークが付くことで、このバイクは完成します。

アルミフレームはコルナゴの鬼門でした。なにせ完全に乗り遅れてしまい、あと二年ぐらいカーボンフレームの時代が遅れたら、果たしてコルナゴが今まで存在していたかどうか分からないくらいな感じでしたから(苦笑)。プロチームへのフレーム供給も出来なかったときもありましたね。それもずっと作り続けてきたC40によって大逆転に成功するわけですが。しばらくするとスカンジウムを採用したストラーダSCなど、良いアルミバイクを作るようになってもきました。

このストラーダSLもかなり良さそうです。これにアルテグラDI2でも入れて、良いホイールでも履かせればかなり走るのではないでしょうか? C59とはまた違った意味でコルナゴらしいバイクなのではないかと。