BIKEBIND自転車日記ブログ2

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人とはかくありたい

2013-09-09 23:55:00 | 自転車
いい話ですなー。

以下引用
 2020年夏の東京でのオリンピック、パラリンピックの開催が8日早朝に決まり、日本列島は歓喜に包まれた。この開催をめぐりスペインととも“ライバル”となったトルコの人々の行動がネット上で感動を呼んでいる。

 20年の開催都市には東京、マドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)の3都市が立候補。IOC委員による決選投票の末、東京での56年ぶりの開催が決まった。

 ツイッターでも決定後多くの日本人が喜びの言葉を上げ感動を分かち合ったが、その後さらに感動的なことが起こった。世界のトレンドワードには「Tebrikler Tokyo」との言葉が入ったのだ。意味はトルコ語で「おめでとう東京」。トルコの人々からの日本への祝福だ。トルコ語で「トルコは日本の友人です」との言葉や日本語による「東京おめでとう」との祝福も見られた。

 もともと親日国として知られるトルコだが、落選してすぐに相手国の開催を祝うことは簡単なことではないだろう。この話がネット上で広がると「かなり感動した」「オリンピックが決まったことよりうれしい」などトルコへの感謝を述べるツイートが数多く寄せられた。

 アルゼンチン・ブエノスアイレスの会場でも東京が開催地に選ばれた直後、トルコのエルドアン首相が安倍晋三首相に駆け寄り、抱擁し祝意を示した。開催国をめぐり争った相手であっても、決定後には相手を祝福する。「平和の祭典」と呼ばれるオリンピック、そしてスポーツの尊い精神を体現したトルコの行動だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130908-00000035-tospoweb-ent
引用終わり


なんていうんでしょう……、喜びは増し、悲しみは半減するというのが友人のいいところなんて言いますけど、本当ですね。

私は別に日本にオリンピックが来なくて良いと思っていた人間です。なんていうのかレスリングとかが除外されそうになるような、金銭だけを追い求める催しならどうでもいいと。それよりもイスラム圏で初というなら、トルコで出来たらいいねえと思っていました。金銭からみのイベントでも、意義を見いだしたり喜んでくれるところがあるならそちらの方が良いんではないかと。スペインはちょっと厳しい感じがしていましたよ。通貨危機や諸々を考えて。

そしたらまあ、東京に決まっていました。ふーんと思っていましたが……、トルコからこんなメッセージがあるなんて! 決定直後もトルコの首相が安倍首相にすぐさま歩み寄り祝福をしたという、これまた素晴らしい話が! トルコは日本を良く思ってくれていると言う話は聞いていましたが、これほどとは。

誹謗中傷などが平気で飛び交うこの世の中。他人の喜びを祝福するという人として出来た行為は、こんなにも輝いて見えるモノなのですね。見返りを求めない行為とはこんなにも美しい……。

いや、感動しました。

こういう友人達は大事にしたいですね。