BIKEBIND自転車日記ブログ2

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クラークス・ウルトラライトウェイト

2012-05-24 23:50:00 | 自転車
一番最初のローターがウルトラライトウェイト、クラークスで最も軽い製品です。といってもそこまで軽くありません(苦笑)。外周部のきざギザがa2zのテッッパンヤキにそっくりですが、スパイダー部の作りがちょいちょい違います。といっても製造元は同じようなところでしょう。ま、そんなことはどうでもいいのです、ちゃんとしていれば。


ウルトラライトウェイト


フローティングローターズ

ウェーヴィ


ラウンド

http://www.clarkscycles.com/index.php



ウルトラライトウェイトの重量は96グラム(160ミリ)です。……え? ちっともウルトラライトじゃない……(苦笑)。実は同社の他のラインアップと比べても10グラムくらいしか軽くないんです。ウルトラは要らないと思いますよ、ウルトラは。

個人的に好きなデザインは……、フローティングローターズですけど(笑)。こっちも結構軽く、110グラムです。いやすごくかっこいいと思います。数年前のマグラの2ピースよりも(笑)。色も(8色!)豊富にあり、2ピースのメリットを生かし切れているかはわかりませんが、性能もそこそこだと思われます。これで38ドルほどというのですから、ドレスアップパーツとしては最適かと。

クラークスは日本ではあんまりメジャーではないですけど、良い物を作っています。特にケーブル系はコンポ純正以外で数少ない優良品です。これらローターも無駄に凝っていて好きです(笑)。


2013 カンパニョーロTTパーツ

2012-05-24 20:49:00 | 自転車
はー、珍しい。TT専用クランクです。最近はメジャーどころだとFSAくらいしか作っていませんでしたが……。しかもボーラとブレットの名前を冠しています。

超本気モデルでしょう!

横位置の画像が出て来ました。……これはヒラメかアンコウか(笑)? 自転車の歴史に残りそうな、超ドインパクトクランクです!!!











http://www.newsbikes.com/article-campagnolo-chrono-2013-105722316.html
http://www.bikerumor.com/2012/05/24/2013-campagnolo-eps-tt-group-new-cranks-electronic-shifters-levers-for-triathlon-time-trial/#more-44201



何が違うんでしょうね? 重量はボーラが795グラム、ブレットが815グラム,
差は29グラムですか……、これはシャフトがチタンか否かというところでしょうか? チューブラーとクリンチャーのような属置関係はいまいち見いだせません。しかしまあ、すごいボリュームです。超高剛性クランクであることは待合内でしょう。バクステッドでも大丈夫そうです(笑)。これならボードマンやインデュラインの脚力も受け止めてくれそうです。空力も少しは関係あるかもしれませんね。確かに空気をかき混ぜているところでもありますから。

あ、どうやらベアリング(USBかCULT)、シャフト(パワートルクかウルトラトルク)が違うみたいです。さらにボーラの方はスパイダーアーム(いや、板があるだけでアームはないんですけど(苦笑)が中空になっているようです。表面は化粧の織りのカーボンではなく、マーブルです。なるほど……。カンパは焼いてあるカーボンの他にサーモプラスチックも各所に使用しています。細かいところですが、使い分けて居るんですね。

あとはブルホーン用のブレーキ、シフター一体型部品、DHバー用の変速機ですね。ふんふん、すでに見られていたモデルですが、早速市販化するようです。

TTバイクのような特殊バイクでのマルチポジションシフトは、ここ数年シマノDi2が圧倒的でしたが、これで同じ舞台に立つことができました。欧米ではトライアスロンが大流行(ランスも復帰したほど)らしいので、この市場も取りに行ったのでしょう。

面白いことになりそうです。

2013 DTスイス、諸々

2012-05-24 13:35:00 | 自転車
さてさて、リヤユニットもそろったようです。

カーボンスリーブモデル・X313カーボンは今までもふっくらしていたのですが、ここのあるアルミスリーブタイプもなんだかふっくらタイプになってしまいました。……? エア容量を増やしたのか、それとも何かエアスプリングに仕込んだのか……?


















http://www.bikeradar.com/mtb/news/article/dt-swiss-and-schwalbe-2013-34095/



リモートロックレバーもなかなかスマートです。……今までありましたっけ?

フロントフォークは……、相変わらずわかりにくい(苦笑)。確かこのモデルはブレーズが中空カーボンになったタイプだったと思います。そしてホイールと共に27.5インチ規格フォークも揃えてきました。基本的には29erの剛性があれば問題ないので、そこまで開発に苦労はないかと。どこかは29erと兼用でいけるなんて謳っていましたしね。……手抜きです(苦笑)。その点、DTは良心的ですね。

ただまだ27.5インチの最適なオフセットやジオメトリーはフォーク、フレーム共に確立していないので、細かな部分はここ数年で変わっていくことでしょう。

で面白いのはDT純正のフォークオイルです。……重ねて今までありましたっけ(苦笑)? ここは如何せん本格的に日本に入って来ていないのでよくわかりません。良い物なのに……。

ホイールはスプラインM1700が注目ですね。27.5インチを揃えただけでなく、なんと! 27.5インチチューブラーもラインナップします! 先日のワールドカップで勝利を飾ったニノ・シュルターが駆った27.5インチスコットバイクもこのタイプです。モデルは多分違いますけど。グラフィックが違うのはいいとして、レーサーが使うならカーボンチューブラーリムでしょうから。




http://www.velovert.com/article/5178/Gros-plan-sur-le-Scale-en-275-pouces-de-Nino-Schurter
↑こいつです。

DTは外連味のない、ストレートな製品作りをします。ホイールなんかはどのメーカーにも合うでしょう。ただねえ……、値段がねえ……。他のブランドと競争するにはちょっと厳しいかと。本格的に日本上陸していないせいもありますが……。ハブよし、リムよし、スポークよし。前後ショックも軽いですし。ダンピングはオイル量が少なすぎてだれる可能性もありますが、やはりレーシング思考の人には重量は魅力でしょう。