BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2013 リッチーちょいちょい

2012-05-27 23:04:00 | 自転車
リッチーも本格的にトレイルカテゴリーに力を入れ始めるようです。たしかトレイルWCSというカテゴリーは初見のはずなので。


トレイルWCS ステム
●素材 アルミ
●サイズ 60~110ミリ
●重量 115グラム(70ミリ)


ローライザー740ミリバー
●素材 アルミ
●サイズ 740ミリ
●重量 232グラム

マウンテン2Xトレイルバー
●素材 カーボン
●サイズ 710ミリ
●重量 180グラム


リンクトレイルWSC
●素材 アルミ
●サイズ 400ミリ(27.2、30.9、31.6)
●重量 ?

リンクトレイルフレックスロジックWSC カーボン
●素材 カーボン
●サイズ 400ミリ(27.2、30.9、31.6)
●重量 180グラム



C260カーボンスーパーロジックステム
●素材 カーボン
●サイズ 90~130ミリ
●重量 132グラム(120ミリ)


スーパーロジック2バー
●素材 カーボン
●サイズ 400、420、440ミリ(31.8ミリ)
●重量 192グラム(420ミリ)


スーパーロジックカーボンポスト
●素材 カーボン
●サイズ 300、350、400ミリ(27.2、30.9、31.6ミリ)
●重量 163グラム(350ミリ)

http://www.triridemtb.com/ritchey-2013-stem-pieghe-e-reggisella/
http://www.bikeradar.com/road/news/article/2013-ritchey-road-components-first-look-34068/

しかしカーボンステムは重量的にはアルミに勝てませんね(苦笑)。シュモルケやAXライトネスでは70グラムとかありますけど、これでコーナーを攻めている人間を見たことありません(笑)。ウルトラハイモジュラスカーボンを使えば軽くなるんですけど、そうすると靱性などが犠牲になってしまい割れてしまう可能性があります。ここはミディエートクラスを使わなければならないところです。

それでもカーボンにこだわる理由が……、なんかあるんでしょう! 振動吸収性とか、カーボンハンドルに対する攻撃性とか。

ロード用はだいたい今までの延長線上ですが、MTBはちょっと面白いです。海外ではXC、トレイルでもショートステムが流行しています。それにスーパーワイドバーを組み合わせるのです。このトレイルWCSはまさにそれ。シンクロスを切り離してから、リッチーはトレイルを意識した製品が増えています。

さらに興味深いのは、フレックスロジックと名付けられたポストです。単純に受け取れば積極的にしなることにより、快適性を向上させようとしているようですね。

うーん、使ってみたいですなあ(笑)。


マヴィック・Rシス アルティメイト、テスト中……

2012-05-27 14:29:00 | 自転車
今度こそ……、出てくるのでしょうか?

マヴィック・Rシス アルティメイト

もうかなり長い間テストされています。始めに見たのは……、3年くらいまえですかね? いやもっと前だったでしょうか?








http://www.roadbikeaction.com/Tech-Features/content/67/5428/Giro-dItalia-Tech.html



このRシス アルティメイトはフルカーボンで作られています。ここしばらくエグザリットに注力していたマヴィックは、いったん開発を凍結していたのかもしれませんね。

アルティメイトは、ノーマルのRシスとコスミックカーボンアルティメイトを足して二で割ったようなものです。ハブ側のスポークは接着で固定されています。トラコンプ構造としてこちらは正しいのですが、リム側も接着になってしまうと……、ただのコンプレッション構造になってしまいます(苦笑)。コンプレッション構造が悪いわけでは決してないのですが、トラコンプであってRシスです。違和感を覚えるのは私だけではないでしょう(笑)。

形状を踏襲しただけなのか、はたまたリム側は従来のフルカーボンホイールとは異なる、接着ではない構造なのか? 興味が尽きません。

さらにステッカーを含めた各部の仕上がりが、プロトタイプの域を超えているように見えます。これは市販化が近いのかもしれません。


カーボンTi・カーボン×チタンハイブリッドローター

2012-05-27 03:39:00 | 自転車
なんで同じものが続いているか? それはパッド面がシルバーの方がステンレス×カーボンで、ゴールドの方が……、チタン×カーボンだからですよっ! ははは、すご!


Xローターチタンカーボン


Xローターステンレスカーボン

Xローターフルチタン
http://www.carbon-ti.com/index.php?p1=prodotti&Cat=XRFT&Cod=XROTORFT160



やはり気になるのは重量なのですが、57グラム(160ミリ)なのです! えー、あほみたいな軽さです(笑)。というかこの情熱に脱帽です。ゴールドなのは窒化コートがしてあるからでしょう。ステンレスやアルミ製でもなかなかここまでの領域には行けません。エイリアンマシーナリーに肉薄するほどですね。

実はチタン×カーボンとフルチタンとでは重量の差がありません(苦笑)。でも値段はハイブリッドのほうが遙かに高いです(笑)。でも私なら、前者を選んでしまうでしょうね。

一昔前のパッド面がカーボン製、チタン製、アルミ製のローターなどはただのジョークに過ぎませんでした。軽さを追求したXC選手が一発勝負で使うことはあっても、やはりすぐ廃れていきました。その代表はノーチューブでしょう。レジンパッドオンリーでした。でもやはり限界があったんでしょうね。使っている人間も、メーカーのホームページからも消えてしまいました。

ところがこれを一変させるものが登場したのです。それはシマノのアイステクノロジー搭載モデルです。幾つものパーツの積み重ねにより、レジンパッドでも十分なストッピングパワーと絶妙なコントロール性を手に入れました。この根幹にはクラッドローターの存在がありますが、フィン付きレジンパッドなら、チタンやセラミックコートの社外品でもかなりの能力を発揮してくれるでしょう。

ステンレスや鋳鉄、またはC/Cカーボン以外のローターはMTB以外ではただの危険なプロダクトにしか過ぎません(苦笑)。しかし絶対重量の少ないMTBにおいてはこのような飛び道具も使用可能です。ここが自転車のおもしろさでもあります。

このカーボンTiのローターはほれぼれとしてしまう出来です。日本にも入っていますが……、通常品の10倍くらいです(汗)。消耗品だけに、見るだけが良いのかもしれません(苦笑)。


ホープ・ディスクローター

2012-05-27 01:17:00 | 自転車
ホープは良い物を作っているんです。いるんですが、日本に入ってくるのが途絶えてかなり経ちます。どこかのショップが入れていると聞いたこともありますが、それでは一般人には入手が困難です。どこかあまり縛りが厳しくない問屋がいれてくれませんかね?

このディスクブレーキローターはホープの良品の一つです。ステンレスとアルミの2ピースローターなんですが、軽さが半端ではありません。なんと78グラム(160ミリ)です! しかも140ミリに至っては64グラムになっています。 




フローティングローターズ




ベンテッドローターズ


フィックスドローターズ
http://www.hopetech.com/page.aspx?itemID=SPG298



そしてもう一つ、強烈な個性を放つものがあります。それはベンテッドローターズです。重量は決して軽くありません、というか重いです。激重の類です(苦笑)。283グラムあります。サイズは203ミリ限定です。要するにDH専用ということです。

このローターは多分現在唯一のMTB用ベンテッドタイプです。通常のMTBローターは側面に穴を開けるスリットタイプです。縦から放物線上に穴が空いているのがベンテッドです。基本的にはクルマに多く採用されている形式です。穴があることによる抵抗増というのもありますが、こっちは放熱を重視するタイプです。ホープのローターはMTB用なので側面にも穴が空いてます。そういった意味では純粋なベンテッドローターとは言えませんが、非常にユニークな製品です。しかしこの構造を取ったためにパッド面が厚くなってしまい、通常のローターでは装備することができません(苦笑)。値段も通常のホープ・ローターの倍くらいします。

でもユニークでいいですね。

そして普通のフィックスドローターズ。これに至ってはサイズ以外のスペックがわかりません(苦笑)。しかも過去のモデルが併記されていて……。たぶん結構軽いと思うんですけどね。

ホープは良い物を作りますが、ラインナップがややこしすぎます(苦笑)。ディスクブレーキがその最たる物です。どれが最新型なんだか非常にわかりにくいのです。せめて数字とかで世代が分かるといいのですが……。

私が評価しているホープは、ハブやヘッドパーツ、シートクランプ、ステムなどです。最近では本当に珍しくなった『削りだした高級感』の雰囲気を持っています。ディスクブレーキコンバーターやホイールも興味があります。ディスクブレーキは一つかそこらにとどめておいて、他のパーツを重点的に入れてくれるところはありませんかね?