BIKEBIND自転車日記ブログ2

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リッチー、オールマウンテンジャンル拡充中……

2012-05-06 13:40:00 | 自転車
昨年、傘下だったシンクロスをスコットに売却したリッチー。このままXCとロード路線を突っ走るのかと思いきや、今最も熱いMTBのジャンルであるオールマウンテンもちゃんとラインナップしてくるようです。









http://www.bike-magazin.de/nachrichten/sympatex-bike-festival-riva--news-und-highlights-2012/a10719.html



面白いのは始めのおっちゃんが持っているバーです。なんと下さがりハンドル、ダウンスウィープとでも言うべきものです。確か最近リッチー以外にも見かけた気がしましたが、なんだったか思い出せません(汗)。歳かな……。

これは間違いなく29er専用でしょう。強制的にアップライトポジションになってしまう29erの弱点を補おうとしているのでしょうね。リアルレーサー達は今まではステムでなんとかしていたのですが、さらにという要望があったのかもしれませんね。リッチーは今では珍しく低めのステムをラインナップしているメーカーです。それはやはりトムがレース上がりの人間なのだからでしょう。前傾ポジションは高速巡航に欠かせませんから。

とはいっても私はこれが29erの短所だとはそんなに思っていないのです。それは一般人にはあんまり極端な前傾姿勢は不要だと思っているので。トレイルライドでの操りやすさを考えれば、これは短所ではなくむしろ長所となります。0度のステムとノーライズのバー、アヘッドスペーサーが不要ということを考えれば、かっちりとしたフロント周りを実現できますし。

27.5インチのメリットでハンドルが下げられるなんていう意見もありましたが、これもちょっと本末転倒な気がします。29erのヘッドチューブデザインはまだまだ過渡期、煮詰まっていませんから。

そしてオールマウンテンタイプのコンポ。リッチーには珍しい削りだし角スタイルのステムに頑丈そうなハンドル、今でも固定力に定評のあるポストです。これで幅広で軽いホイールがあれば……、かなり良いのではないでしょうか?


トムソンハンドル群、coming soon!

2012-05-06 10:03:00 | 自転車
意外と早くやってきましたよ!

まず、カーボン、チタン、アルミ、そしてロードで来ました。どうやら今秋デリバリーのようです!


■HB-E102 XC、29er用
●素材 カーボン
●幅 730ミリ
●ドロップ 6度
●重量 185グラム

■HB-E103 オールマウンテン用
●素材 カーボン
●幅 730ミリ+12ミリ
●アップスイープ 6度
●バックスイープ 4度
●重量 210グラム




■HB-E103 DH用
●素材 7050アルミニウム
●幅 780ミリ
●アップスイープ 12度
●バックスイープ 4度
●重量 310グラム


■HB-E108 XC用
●素材 6/4チタン
●幅 730ミリ
●バックスイープ 6度
●重量 260グラム

■HB-E109 XC用
●素材 6/4チタン
●幅 730ミリ
●バックスイープ 12度
●重量 260グラム


■HB-E104~E112 ロード、シクロクロス用
●素材 カーボン
●幅 400、420、440、460ミリ(ロード)400、420、440ミリ(シクロクロス用)すべて芯~芯
●ドロップ ー
●リーチ ー
●重量 195~210グラム







http://bikethomson.com/thomsonhandlebars/
http://www.lightbike-magazine.es/index.php?option=com_k2&view=item&id=626:nuevos-manillares-thomson&Itemid=25



しかしトムソンは本当にゆっくりですね(笑)。それでもちゃんとした物を作ってくれるので文句はないのですが。シートピラーから始まり、10年以上の歳月を費やして三点セットが完成しました。アメリカンバイクなんてトムソンでまとめたら締まるでしょうし、他国のどんなMTBにも似合う格がありますね。……ロードはちょっとバイクを選びますか(苦笑)。

カーボンバーはどうやら2015年になるようです。価格で行くとカーボンモデルのほうがチタンより半額くらいの設定で、ミドルクラスモデルということなんですけど(笑)。でもカーボンは台湾メイドになるようなので、そこの目処をつけるのが難しいのでしょう。トムソンのクオリティ要求は相当高いでしょうし、基本的にはアメリカ国内だけでやってきたのでしょうから。

驚いたことにDH用はアルミ製です。しかも最も安いです(笑)。100ドル以下のようです。チタンのフラットバーは250ドルというのですから、最も高額商品と言うことになります。

いや最初はチタンだけなんて話しでしたから、カーボン、さらにアルミも加わるというのはかなり不意打ちです。ステンレスも驚きましたけど。どうも一つのマテリアルに拘泥するのではなく、最適な素材はなにか?という当たり前ですが、メーカーにとってとても大切なスタンスに立って開発しているようです。

いや楽しみです。