BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2011 キャノンデール・新式サスペンション?

2010-04-20 22:07:00 | 自転車











http://www.pinkbike.com/news/mongoose-teocali-2011-prototype-sea-otter-2010.html

ううううーーーーーんんんんん?

本当でしょうかね? でもレフティなんて酔狂なフォークを付けるのは
キャノンデール以外にありえないですし……。各部があまりにもキャノンデールらしくないですなあ。

フレームにでかでかと
プロトタイプの文字に、リヤユニットにもプロトタイプ。

一見すると4バーリンクのようですが、違います。ユニットはリンクとチェーンステーの延長に接続し、
フローティング構造に成っています。これは昔のブリヂストン(アンカーの時代の前です)が自前で開発した第1号機のような構造ですね。あれもフローティング構造でした。ただしチェーンステーの延長にリンクを介してからユニットを接続していましたが。

でもまあ、すんごく危なっかしく見えるのはリンクとシートステーの接続ですね。クイックを使ってストロークを迅速に変更できるようにしているのでしょうが……。もっと溝とかを切らないと、不用意な力でずれてしまいそうです。ロッキーマウンテンのETS-Xもこんなのを使っていましたね。

単純に考えれば、ライズの120と140を切り替えできるようにした製品と考えるのが妥当でしょう。リンクがこれだけ大きいのを除けば、ユニットの位置を変えただけのマイナーチェンジバージョンとも受け取れますし。

ここまでリンクサスペンションぽくても、
シングルピボットなので本当かも知れません。

2011 フォーミュラ、コンポ化への道

2010-04-20 21:19:00 | 自転車









新型ディスクブレーキ

2010年モデルとしてR1を登場させ、軽量ディスクブレーキの頂点に立っているフォーミュラ。日本では使用する人は非常に少ないですが、kシリーズで信頼を取り戻し、The ONEシリーズで実績を残し、今では急速にシェアを回復しつつあります。

でも日本ではイマイチ。

それは自業自得なんですけどね……。まあ初期の製品が酷かったんです。というかKシリーズが出てくるまでもう絶望的でした。それは設計とかデザインではありません。精度です。シール系の精度が安全パーツとして筆頭に出てくるブレーキとは思えないほどダメだったんです。ショップの手に負えないのはザラ。問屋に送り返してもダメ。ついでに本国に送り返してもダメ。とどめは新品に替えてもらってもダメ。

……救いようがありませんね(苦笑)。

ですがパッドコンタクトシステム搭載モデルを作り始めてから、風向きが変わってきます。設計者はエイヴィッド・ジューシーシリーズと同一人物です。そしておそらく会社も変えたのでしょう。あれだけダメだったシール系が改善されました。ホンダチームを使っていたことも信頼を裏付けました。

今回のブレーキはオールマウンテンクラスの製品のようです。

最大の目玉はスレーブシリンダーのピストンです。なんとオーバル、楕円です。MTBでは多分初となります。テスト中のアケボノも試していますが……、出てこないブランドに期待するのは止めましょう。私はもう期待するのを止めました(苦笑)。単純にパッドを押す面積が増えるので、多ポット化と同じような効果があるでしょう。





XC&オールマウンテンサスペンションフォーク













完組ホイール

アルミクリンチャー
カーボンチューブラー

http://www.bikeradar.com/news/article/formula-unveils-ultra-powerful-disc-brake-25795

なんでしょう? この世界の動きは。まるで示し合わせたように様々なメーカーが今までの専門外のジャンルにまで手を伸ばし、コンポーネント化を進めています。

そして今回はイタリアンブレーキブランドのフォーミュラもサスペンション、ホイール分野に参入です。

MTB黎明期からフォーミュラはMTBディスクブレーキをリリースしてきました。ブレーキは足まわりという言葉があるように、フォーク、ホイールと密接な関係があります。フォーミュラは同国メーカーであるマルゾッキと開発を進めていました。サスペンションは当時、作製できる会社が非常に限られていたので当然の成り行きだと思います。

ですがそれも昔の話し。

フォーミュラは自前のフロントサスペンションを用意していました。全ての人が寝耳に水ではないでしょうか? そしてホイール。

XC~オールマウンテンといっているのに、80と115ミリの可変(内蔵スペーサー式)というところにちょっと時代のズレを感じますが……。まあピュアレーシングということで。インナーチューブを33ミリというヘンなサイズにするところにイタリア人魂を感じます!アウターはマグネシウム。コンプレッション、リバウンドアジャスト、ロックアウト機能付き。重量は1400グラムとのこと。

XCユースの完組ホイールです。アルミ製クリンチャーリムとカーボン製チューブラーリムという、ある意味かなりニッチな市場に挑んできました。29erも用意してくるようです。重量はアルミモデルが1400グラム、カーボンモデルは1200グラムを目指しているようです。

一応昔はハブも用意していました。ディスクブレーキ専用です。エドコ製でしたね。ディスクローターの穴数すら定まっていない時代でした。今回はそれらとは全く別物と考えた方が良いでしょう。フランジを大きく取り、ストレートスポーク対応とすることで剛性を高めているようです。スポークはサピムですね。

スルーアクスル仕様を作っていないのが、ちょっとばかりアンテナの感度が低い感じがします(苦笑)。20ミリは要りませんが、Eスルータイプは欲しいところです。

なんとも現物を見ないと評価しがたいですが、日本には入ってこないんでしょうね……。



R1


RX


MEGA MY10

http://www.formula-brake.it/en

ブレーキは充実してますよ。シマノが価格で分けているのに対して、フォーミュラは用途で分けています。

最注目は

R1

です。セットで263グラムという軽さ! 制動力も十分らしいです。

イーストン・ヘヴンコンポ

2010-04-20 16:26:00 | 自転車
イーストン・ヘヴン追記

えー、長らく放置してしまいました。でも前にも書いてあったので勘弁して下さい(笑)。

でもなんで、何回も書くかというと……、気に入ってしまったからです!

ああ、ぐっときますですよ!


アルミシートピラー
400ミリ


アルミハンドル
711ミリ 265グラム


アルミAM用ホイール(黒バージョン)


アルミAM用ホイール(金バージョン)




カーボンバー
711ミリ 170グラム


カーボンシートピラー


カーボンAM用ホイール









アルミステム

40、55、70、85ミリという面白い寸法です。

そして角度は付きません! 90度と言うことになります。

http://www.singletrackworld.com/2010/04/sea-otter-eastons-new-wheels-bars-stems/

とまあこんな感じです。

いいなあ、すっごくいいなあ……。

シートピラーに加え、カーボンモデルも投入されます。これもいいですなあ。私はアルミで十分ですが(笑)。ただ……、私イーストンのヤグラの直前でキュッと細くなるデザインが嫌いなんです。ここは残念ですね。

……誰ですステムがトムソンに似ているなんて言う人は(苦笑)?

2011 マグラ・マルタFR登場

2010-04-20 05:45:00 | 自転車


http://www.velovert.com/Information_VTT/2486/MAGURA-2011-la-suite

今までのマルタも、ローターを交換すれば問題なくDHに使えるほどの性能を秘めていたんですけど、マグラは次の一手を打ってきました。

マグラ・
マルタFR


オプションローターは180ミリと203ミリ。既に出ている新型ローターのようです。

デザインを2010モデルと比べたところ、ほとんど変わりなし。デザインが変わっただけです。ですが、ディスクブレーキは内部のシリンダーで制動力を変えることが出来るので安心できません。

これはどんな性能を示してくれるのでしょう?

スラム・トゥルバティブBB モアタフネス!

2010-04-20 01:05:00 | 自転車





http://www.bikeradar.com/news/article/more-sram-2011-off-road-goodies-at-sea-otter-25792

トゥルバティブ・
GXPボトムブラケット


新技術、ガター・シーリング・システムにより防水、防塵、耐候性を高めよりスムーズな回転を目指しています。

えー、スラムを使っているMTB乗りの皆様、問答無用でこれに変えましょう。これはXR、チーム、ブラックボックスレベルの製品にしか設定されませんが、エントリーグレードでもBBだけはこれを使う価値アリです。

BBは消耗品です。特にホローテック2構造になってから、手入れすらも拒んでしまうようになりました。シャフトという難物がなくなったおかげで、多くのメーカーが参入するようになりましたが、個人的にはもうちょっと頑張って欲しい気がします。単純にセラミックベアリングを使えば良いということでは無いのです。

なんでも使い捨てというのは、悲しいですよね?