サンタクルーズ新APPシリーズ
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ブッチャー
トラベル150ミリ、
虐殺者の登場です!
物騒ですなあ(苦笑)。
そして……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/c5/121bbc399581f72aae16001221d9896b.png)
ニッケル
トラベル125ミリ
前にフローティングタイプのシングルピボットタイプを書いたことがありましたが、あれが巡り巡ってブッチャーとニッケルになったのでしょう。
非常に似通ったバイクなのでひとまとめで行きます。
まず最大のキモは
APP
Actual Pivot Point
というショックアブソーバーへの入力リンクです。これはフォーズなどの入力部分が捻れないためのリンクとは異なり、トラベルに応じて積極的に入力比を買えています。動画で見た感じだと始めはあまり動かず、後半にぐいっと入力する感じでした。
『Came about as a spoof on Virtual Pivot Point』
訳すると……、VPPのまねしちゃったんだよ!
わお! なんと大胆な。
まあ気軽お手軽にVPPを堪能してしまおう! シングルピボットだから扱いもラクラクさ!!
といった感じでしょうか。
ノマドのところでも重ねて書きましたが、最近のサンタクルーズは価格上昇一直線だったので心配していたのですが、やあよかったよかった。サンタはトレイルライダーの味方でした。海外価格は1350ドルですよ! この値段ならかなり多くのユーザーがフレーム載せ替えを検討するのではないでしょうか。
5年くらい前とは性能は確実に1世代は違うので、走ったら本当に驚くはずです。これは2011年モデル一押しモデルになりそうです。
テーパーヘッドチューブや15ミリアルミメインピボット×アンギュラコンタクトベアリングなど、共通のスペックは多いのですが、ブッチャーの方がダウンチューブとヘッドチューブの溶接部分が広かったり、トップチューブがサイズにもよりますが、10ミリ以上短いなどそれぞれが5インチクラスと6インチクラスに特化しています。
グラフを見ればわかりますが、レバー比はヘックラーなどのシングルピボットモデルが一定の下降線(素直とも言えます)をたどりますが、ブッチャー&ニッケルはVPPモデルのように後半に粘る設定のようです。
前から書いていますが、個人ユースのトレイルライドにはアルミが適していると思います。
ブッチャー&ニッケルは、自分の考えがMTBの最前線にいるメーカーとそんなに違っていなかったように受け取れ、とても好意的に見てしまうバイクです。
http://www.mbaction.com/ME2/dirmod.asp?sid=&nm=&type=news&mod=News&mid=9A02E3B96F2A415ABC72CB5F516B4C10&tier=3&nid=CE3835C9FEA64B0F81342D8563C47770