バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

オイカワトモアキ、やっぱり素晴らしい!

2017-05-24 | ライヴ報告
19日は遠く岩手から久しぶりのオイカワトモアキ(東洋線)がやってきてワンマン2ステージ、たっぷりと聴かせてくれました。

彼がバイユーで歌うのは1年半振り。その間に昨年2月の強い印象を残したバイユー10周年フェス出演があったけどそれからでも1年以上。
出会ってからあまり間隔をあけずに彼の音楽をナマ体験してきたので、近づいてくるとなんとなく待ち遠しい感がありました。

素晴らしかった。
やっぱり特別なミュージシャンだな、と思いました。

表現力豊かな歌とギター。そしてその枠組みをやすやす踏み外す音楽力。
時にリリカルで暖かいメロディ。そこに寄り添い、時に飲み込む歌声。
彼の歌声が持つ、柔らかさと凶暴さの振り幅の大きさはいつも俺を冷静で居られなくする。
グッとくるのに「何を歌っているのかわからない」。なのに、聴き終えるといろんなことが腑に落ちる。やるせなくも美しい歌詞。

パンキッシュでソウルフル。刺激的なオイカワトモアキ。

上記の魅力をたっぷりと味あわせてくれつつ
この夜の彼のライブパフォーマンスには微かな抑制が効いていて
いや抑制というか楽曲を取り扱う術を心得た演奏。
楽曲の良さが際立って感じられました。

以前、イキきったスリリングこの上ないライブを聴かせてくれたこともあるオイカワくん。(当ブログ参照
でも今回は別の手触りで個人的にはとても感銘をうける素晴らしいライブでした。
どちらも彼、どちらも刺激的。

俺ももっと頑張ろう。より多くの人に彼の音楽を聴いて欲しいと改めて思った夜でした。

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