バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

オイカワトモアキ、凄いヤツです。

2015-07-23 | ライヴ報告
先週金曜日のバイユーLIVEは「熱烈推薦で知られる」from岩手、オイカワトモアキでした。

リハーサルでも「ん?これは??」と感じるところがあったけど冒頭からいつも以上に強烈。お客さん、飲み込まれたように聴いてる。


やっぱり凄いヤツだ…。

強烈な2ステージ。お客さんも僕も釘付けでした。

~東北の心象風景を鋭く暖かくやるせなく歌い、安易に理解を求めたりしない彼の歌世界は僕にとってパンク的に刺激的で、時にソウルミュージックのようにブルージィに感じられます。強烈な歌声、そして歌世界を是非!~

これがバイユーの推薦文だったのだが、この夜はブルージィというよりソウルフルで時にパンキッシュ。
終わった時にはなんというか、もう。言葉もない。そんな感じでした。

深夜、バイユーを去る及川くんに出口付近で声をかける。
「今夜はどう?自分的には…良かったのかな?」。
すると勢いよく「わかんねッス」。と答えが返ってきた。
やっぱり。そんな判断ができるようなLIVEではなかったのだ。
「だよな(笑)」と返すと
「でもやりきった感じです(笑顔)」(大体こんなニュアンス)

アウトオブコントロール、ギリギリであるかのようにスリリングな歌と演奏。
擦り切れるような緊張感と共に伝わってくる丁寧な歌心は、これまでの積み重ねがあったからこそなのでしょう。
沢山の歌。激しく熱くありつつ、しっかりと伝わりました。本当に素晴らしかった。

バイユー従業員でキヨシローをこよなく愛するSワダくんはアルバム5枚全買いしたほどで、かなりの衝撃を受けたようだ。

及川くん、また近いうちに岩手から来てくれます。是非、ひとりでも多くの方に聴いてもらいたいと切に、いや強力に推薦いたします。


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