バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

昨夜は

2013-08-06 | ある日の出来事

昨夜は夏休み明け久しぶりの通常営業。みなさんご来店ありがとうございました。にぎやかでとても嬉しかったです。手が回らないところもあったりして失礼いたしました。
なんだか今夜は天候が荒れそうですが、どうかよろしくお願いいたします。


あきれて~

2013-08-06 | 音楽

暑い夏の日。起きてテレビをのぞくと…。
アキレて~という感じで、友人につられて観たコレなのですが。
あまりのロックさ加減に気合いビンビンです。

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ねじ伏せるこの繊細な豪腕。バカヤロー~なんでこんなにロックなんだ!??ニュースを観てると思う。カミサマ取捨選択を間違えてるぜ!

 


荒川仁人、熱闘。

2013-08-06 | ボクシング

すこし前の話になりますがボクシングです。
このブログでも熱く取り上げました荒川仁人選手のアメリカでの世界挑戦。
ご存知の方も多いかと思われますが、残念ながら荒川選手は大差の判定で破れ王座に就くことはできませんでした。

試合が行われたのは日本時間7月28日、日曜日のお昼頃。翌日夜にはWOWOWにて録画中継があるのはわかっていたけどいまはインターネットで遥か遠くと繋がっている時代、なんとか生中継で観たいと四苦八苦。自宅に居ながらにしてテキサス州サンアントニオでの試合をライヴ観戦することができました。
試合は前述のように大差判定負け、それも2度のダウンを奪われての完敗だったのですが、荒川選手ソウルフルなファイトを見せてくれました。

2013

最後まで諦めず自らの流れに持ち込もうと丁寧なボクシングを続け、僅かな隙間を見つけると決定的なダメージは与えられなくとも、相手フィゲロア選手をコーナーに詰めて執拗に攻め続けました。ポイントを奪われ続けても僅かな瞬間を見逃さず攻勢。

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打ち返されダメージを受けても果敢に打ち返す姿はパソコンを通して遥か遠くテキサスから熱がビンビンと伝わってきて、思わず声が出るくらいの熱戦となりました。圧倒的にリードしているとはいえ相手の疲れも相当なもの、荒川選手を応援する身としては最後の最後まで熱い気持ちが途切れることはありませんでした。
後から得た情報によると両者合わせてパンチ数2000発超はライト級世界タイトルマッチ史上歴代第1位を記録し、会場に集まった多くの観客は大興奮と行った感じでした。終了直後はスタンディングオベーション。リング上でのインタヴューはなんと敗れた荒川選手から。「なぜ諦めずあんなに打ち合えたのか?」「この舞台仁立つまで応援し支えてくれた人たちのことを思い諦めるわけにはいかないと思い戦った」と答え、最後に観客に向かい「サンキュー、テキサス、サンアントニオ!」と叫んで大歓声を浴びた。僕も胸が熱くなりました。

この試合について日本では詳しい報道は無かったが、アメリカメディアでの激闘の反響は大きく、両者が激しい攻防を展開した第3ラウンドには年間最高ラウンド、このタイトルマッチには年間最高試合候補との声が上がっている。試合の再放送がすぐに決定され、それも何度か繰り返されており反響は驚くほど大きい。

荒川選手は頑張った、でも彼は展開次第でもっと攻防一体の素晴らしいボクシングのできる才能を持っていると思う。身体的ダメージが無く再起が可能なら、今回荒川仁人というボクサーを知ったアメリカの、世界のボクシングファンにより素晴らしいボクシングを、「勝利」を見せてほしいと強く願います。

激しく残酷的でさえあった打撃戦でしたが、美しくボクシングでした。数日後にあったらしいナンジャモンジャな試合の存在に気づかず良かったと思います。余韻が汚れますからね。W.C.カラスさんも言ってましたがボクシングって美しいものなのです。

応援する人々の期待に応える熱い戦いを見せ、アメリカで非常に高い評価は得た、でも本気で勝ちにいっていたチーム荒川の方々は本当に悔しいと思う。
荒川選手、中屋会長、一生さんお疲れさまでした。