初の試み。お盆休みを熱く過ごそう!の第一夜は特選オムニバスLIVE。題して「BON」to Run。
我ながら、濃厚でゴッタ煮なラインナップ。まさにガンボでバイユー!と自画自賛していたのですが。予想以上の盛り上がり、濃ゆーい夜となりました。
謎の異国のクラブの出し物の様、深南部のハコのようなブッキングだとお褒めの言葉を頂き。嬉し恥ずかし、でした。
最初はモンゴル音楽の『フルハシユミコ&竹内武』。
馬頭琴、ダルシマーにエレキベースという組み合わせもなかなかにファンキー。演目もモンゴル語による伝統楽曲に日本語自作曲。そしてロッド・スチュアートでもお馴染みなアノ曲とこの煮込みナイトのオープニングに相応しいふたりでした。
続いて今回、モンゴルユニットのふたりを推薦してくれるなど開催に多大なご協力をいただいた『神山てんがい』。2部にわけて一人芝居を2本。
どちらも既発のネタでしたが細部がリニューアルされ、深化をし初めて観るように楽しませていただきました。マザコンロッカーは特にウケていたように感じました。
そして今回の目玉、バイユーをもすっかり巻き込んでいるスワンプポップブームの渦中にいるウワサのスワンプポップデュオ『Los Royal Flames』!!リヴァーブたっぷりトゥワンギーなギターサウンドにオールドマイクのソウルシンギング!
ジトッとネットリとした男の哀愁漂うロッキンサウンドをバイユーの真夏にブチかましてくれました。※写真はフルハシユミコさん。
スワンプポップ愛好家(私を含む)は最初から熱烈歓迎!「スワンプポップぅ???」な方々も次第に汗とココロを振り絞る3連の嵐に巻き込まれていったのでした。そして予想外?の熱烈なアンコール!!まさに「スワンプポップの夜明けぜよ」な瞬間でした。
おお、わずかな行数でスワンプポップという言葉を何回使ったことでしょう~
てんがい一人芝居の2本目を挟んで、最後はガレージ、スウィンギン、サーフでロカなロックスター『ロッキンエノッキー』。
この日はワンマンバンドでの登場。1920年代のドラムセットを足で操り、ロッキンロッキン。客席の反応も最高!熱演でした。エノッキーさんやっぱり最高です。
「ファンです!」なロイヤル・フレイムスのふたりも嬉しそうでした。
この日の模様はフルシユミコさん、Royal Flamesのブログに詳しいのでこちらも是非ご一読を。
現在、ほとんど戦時中のこの国で、70年近く前に戦争を繰り広げ敗れた「終戦記念日」に開催した「マイノリテイ(エノッキーさん言ってました♪)な芸能イベント」。娯楽って大切なのです。なんとなく~芸術、とは言いません。