お休みを頂いておりましたが、バイユー本日より通常営業です。
今朝まで『ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテイジ・フェスティバル』の生中継にかじりついていて、なかなか現実に戻れないという方も多いかと思います。僕も実はそうです。
しかしインターネットって凄い!なんとも凄い時代になったもんです。
フェスの大トリ、ネヴィルズを自宅にいて体験し(良かったです!)
続いてディレイド放送で別ステージの最後を飾る『プリザヴェイション・ホール・ジャズ・バンド』に豪華なゲストが続々登場するのを観れるなんて~インターネットが普及してない時代にこのフェスに行った人間としては、幸せに楽しみつつも現実感がなかったりという不思議な気分も味わいました。
以下に放送で印象に残った点を少しだけ記しておきます。
最初の2日間は昼間予定があったため、早朝&夕方の再配信での視聴でした。なので残念ながら観逃したものもありました。
全体を通して印象的だったのはTrombone Shortyの大物ぶり。メインステージでのショーも圧巻だったし、なにより本当にたくさんのステージにゲストで登場する多忙さ!そしてどこにいっても大人気。彼はもう本当にニューオーリンズのスーパースターなんだなーと強く印象付けられました。
そしてIrma Thomas 。彼女が歌い始めると、一瞬にしてフェアグラウンド(会場)にいるような気分にさせられてしまうのが印象的でした。やはりアーマは最高。去年久しぶりに観たけど毎年観たい!
個人的に一気に気持ちが高揚したのが早朝に観たKermit Ruffins!彼がフェスのステージで『I Can See Clealy Now』を歌いだした時に僕の胸はいっぱいになりました。このジミー・クリフの名曲、バイユーライヴに頻繁に来る方なら知っている。ここ1年と少しのバイユーのテーマソングのように使われているのはこのカ-ミットヴァージョン!楽しく音楽を聴くのが難しい昨年の震災後になんとなく晴れる、ためにこの曲の彼のヴァージョンを流すようになりました。今日は聴けて、本当に嬉しかったです。
更には、もうすっかりオトナになってしまって(なりすぎて?)可憐さは消えたけどやっぱり良い!と思ったAmanda Shaw。元気いっぱいでした。
そしてそしてこれまた個人的にグッときたのがAlex Chilton Tribute Bandで出演したSusan Cowsill!いやー彼女の歌声が聞けて良かったです。おまけにバンドのギターはAlex McMurray、ベースはイグアナスのRené Coman 。
Bonnie RaittはJon Cleary、更にはAllen Toussaintまで迎えて貫禄のステージでした。Dumpstaphunkのイキの良さも印象的でした。妹にメールで薦められて再配信で観たJanelle Monáeもイキが良かった!
最後にはプリザヴェイションホールジャズバンドのゲストに出たRebirth Brass Bandが、誇らしげにグラミートロフィーを客席に掲げる姿も観れて満足しました(これ以上はないシチュェーションだった)。
とにかく3日間、ほんの一部の放送でしたが(2チャンネル同時配信)濃かった~疲れた~欲を言えばヒロナリくんのステージが観たかったけど。それはまたの楽しみに。
というわけで今夜からまた地道にやります。
行った訳じゃないのでジャズフェスぼけは有りません!