いきなり傑作!!と言い切ってしまいましたが
敬愛するカナダのシンガーソングライター&スゴ腕ギタリストBruce Cockburnの5年ぶりとなるスタジオ録音作『Small Source of Comfort』。最高です。素晴らしい。早くも2011年ベストアルバム候補です。上位入賞間違いなし!
震災前に届いていて「なかなかいいねー」と盛り上がっていたのですが…。これがとんでもないシロモノでした。聴き込めば聴き込むほどに良い。なんというかスルメ的作品だったのです。淡々とした語り口の歌は繊細で良いメロディで流れ、いつも以上に素晴らしいギターサウンド。穏やかでありつつ、そのクールな手触りは孤高の男らしさでいっぱいです。ジャケットを眺めているとシンガーソングライターってかっこいいなぁと思ってしまいます。ワタクシ、1曲目のギター弾き語りから2曲目のバンドサウンドへの流れでもうヤラれてしまいます。
彼の作品は新作がリリースされる度に購入するのですが、これほど良いのは久しぶりです。「毎回は買わないけどコバーンいいよね」という方「昔は好きだった」「興味はあるので聴いてみたい」そんな方々に熱烈にお薦めです。テクニカルな盤ではありません、歌ゴコロの盤です。
ほんと、聴き込むほどによくなります。先日朝、Inter-FMの『バラカンモーニング』でこのアルバムが取り上げられたのを聴き「こんなに良かったのか!!」とまた驚きました。わずか数日前にも同じように思ったばかりだったのに(笑)。そんな盤です。