バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

素晴しかった!!Jon Cleary!

2008-10-15 | 音楽

昨夜は遠く横浜の素敵なライヴハウス『Thumbs Up』までバイユーのお客様方と一緒にジョン・クリアリー日本公演初日を観に行ってきました。
バイユーが「バー・チケット・ネットワーク」に名を連ね(チケット販売宣伝に協力するシステム)公演を応援している今回のJon Cleary Japan Tour。今年リリースされたライヴアルバムが本当に素晴しかったので、内容は保証付き!とは思っていたのですが
想像以上~に素晴しかったです!!
ギッシリ満員のサムズアップのお客さんの反応も熱かった。そりゃそうです。あの演奏で燃えなきゃウソですね。とにかくバンドのクオリティが高かった!コンビネーション、グルーヴィさ細かいノリまで申し分なし。日頃、このあたりのジャンルでラフなセッション風のライヴを観慣れている人は驚くはず。個人的には1曲が長いかな~と思う瞬間がなくもなかったが、その長さにも細部までいろいろと意志が行き届いていて必然性は合ったように感じました。081014_2
ドラマーのEddie Christmasが素晴しいことは宣伝用に頂いたLIVE DVDを観てよくわかっていたし、バイユーでも注目を集めていましたが…(映像ではスネアを2種類効果的に叩いていました)。しかし実際に狭い会場で殆どナマ音で聴いた彼のドラムはこれぞニューオーリンズファンキービート!という感じで当然ながら映像の何倍も素晴らしかった!5弦ベースによる意欲満々のプレイで圧倒してくれた Cornell C. Williamsも、そしてこれまた想像以上の巨体と繊細なギタープレイのBIG D。バンドのコンビネーションがとにかく素晴しく、演奏中のメンバー間の音のせめぎあい&やりとりに何度も歓声やどよめきがあがっていました。ニューオーリンズ、クラシックスを伝統的なピアノスタイルでキメる時よりもそこから徐々にバンドオリジナルなアレンジに流れて行くあたりがなんとも最高です。しっかりと彼ら4人の個性的な音ができあがっているのが印象的でした。そしてなんともイキの良さ、も感じます。バンドで呼んだBuffalo Recordsの英断に拍手ですね。
※写真はバッファローのサイトからの流用です。

昨夜はバイユーからは4名で横浜入り、横浜地区在住の友人たちとも合流して濃密な時間を過ごす事ができました。2ステージ2時間半近くのライヴを堪能して、寄り道せずに近田がひとり奮闘中のバイユーへMロイさんと共に戻り、余韻を楽しみつつ飲みました。いや~本当に満足です。そしていつも思いますがサムズアップ、本当に良いハコです。

そして本日は東京公演!渋谷クラブクアトロです!!是非、足を運ばれることをお薦めいたします。僕は今夜はバイユーなので行けませんが、お客樣方は今日も何人か行かれるようです。
この絶賛の声になんなく感じるものがあった人は是非渋谷へ!19:30開演です。その後は井の頭線に乗ってバイユーまで!!お待ちしております♪

※また横浜方面の方は今夜のサムズはバイユー従業員・近田率いる『はいからさん』が出演。こちらも非常にお薦めです。