バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

いつものAで

2007-06-23 | 酒と食事
昨夜は高知から、実家在住の身内が1名来バイユー(当ブログの高知諜報部員でもある。以下、諜報部員)。 閉店後、諜報部員を連れて三鷹深夜屈指の癒しスポットであるハードボイルド酒場『A』にくりだした。
三鷹のワイルドサイド、一瞬たりとも気の抜けないタフな一角、ニューハーフバーに軒を並べて『A』はある。 その佇まい、なんと表現すればいいのだろう。フィリップ・マーロウの世界そのままとでも言おうか…。
今夜は連れがいるからであろう、すすめられるままテーブル席に座らせて頂くことにする。
座ってビールを飲んで一息…。やはり、ここは良い。圧倒的に良い。何が良いって賢人・Mキさんも言っていたが、奇をてらうことなく至ってマットウな酒場であるところがどうしょうもなく良い。ちょうどいい場所にまっとうな酒場。これってなかなか素晴らしいことなのだ。この寛ぎ感。日々のほんの僅かな疲れや、深夜であるということさえもいつしか忘れてしまう。店を仕切る御夫婦の接客もさりげなくて心地よい。
諜報部員はこの店の白眉、『厚揚げ』の神々しい姿に興奮して写真を撮るなど賑やかしい…果たしてこのハードな癒しを理解しているのかいないのか。。。
しかし、注文を受けてから豆腐を揚げてくれるこの店の厚揚げは本当に素晴らしい。餃子も良い。時にはラーメンも良い。
気持ち良く酔って外に出ると雨は上がっていたが、オートライト3段変速の愛車は置いて帰ることにする。了