AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

SNSのBlack Out (3)

2013-10-21 23:59:38 | 今そこにあるメディアのリスク






どの国も状態は同じようにソーシャルメディアが最悪のツールになってしまっております。先日の三鷹女子高校生刺殺事件、その前に起こったLINEでの暴行リンチ殺人事件です。
米国 カリフォルニアで「仕返しポルノ」に禁錮刑=別れた相手の写真公開に厳罰に課す。別れた相手とかつて撮った裸の写真をネット上で公開し嫌がらせをする「仕返しポルノ」と呼ばれる迷惑行為に対し、厳しい罰則を科す法律が米カリフォルニア州で誕生しました。相手の同意がなければ公開は違法と定めたもので、禁錮なら最長半年、罰金なら最高1000ドル(約9万7000円)と定められたのです。この金額米国にしては安すぎる賠償金額だと思います。サイバー犯罪に対して全国の警察機関の対応の遅れが問題になっておりますが、FBIが目をひからしている米国でさえこういう状況ですからソーシャルメディアの負の功罪をどう食い止めるかです。Fox Newsが伝えるように、Cyber Rape は、SNSの空間を漂い続けます。消すに消されない心の傷となるのです。
それには個々がこのSNSに飲み込まれないようにしなくてはなりません。若い世代も爺さん婆さん世代も一番大切な事は、「道徳心」です。それがないと日本はダメになると思います。
ついつい辞められないこのSNSは、もしかするとタバコ、飲酒や覚せい剤よりも害を与えるものかもしれません。

物事の表と裏

2013-10-21 03:22:25 | ADレナリンのパーセンテージ



歴史を紐解けば、その物事の側面も視えてきます。
赤穂浪士の討ち入りも、吉良上野介から視れば自ずと視えてくるものがあります。
伊達藩の御家騒動を描いた『樅ノ木は残った』山本周五郎の歴史小説。江戸時代前期に仙台藩伊達家で起こったお家騒動「伊達騒動」を題材にしております。
従来は悪人とされてきた原田甲斐(原田宗輔)を主人公とし、幕府による取り潰しから藩を守るために尽力した忠臣として描くなど、新しい解釈を加えております。
先の大東亜戦争 「第二次世界大戦」においても、アメリカからの視点と当時窮地に立たされていた日本とでは異なる視点です。もちろん無策で始めた無謀な戦争ですから当時の主導者達に大きな責任があります。NHK大河ドラマ「八重の桜」でも新政府軍と都を負われた会津藩とでは義を通しても賊軍とされた会津の人々の辛さが伝わってきます。
桃太郎に退治された鬼の子供の声が、拙い文字からもうかがわれます。
以前 ご紹介したThe guardian の「三匹の子豚」が捕まって法廷で裁かれるのも、この加害者でもあり被害者の釜茹でになって子豚達に食べられてしまった「狼」の目線です。
昔からの御伽噺の裏を覗いて見るのも面白い観点だと思ってしまう表現です。