AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

1080iのドーピング(3)

2013-10-14 22:22:00 | 世界標準の消費価値













SHARPとSONYのブースで「今後の展開、得にコンテンツ不在の状況でなんで技術革新 機能価値優先で考えているのか?スマートTVとの連携はどうなっているのか?」等聞いて見ましたが、社内のスマートテレビ開発部門とは連携を取っていないとの話でした。
NHKの8Kブースでもいろいろとお話を伺いましたが、NHKは9月から始まったハイブリッドキャストとの連携での出品でした。照準を東京オリンピックに合わせています。
他社は4K 次に8Kと考えているのでしょう。ここでも質問したことが「高画質に伴う照明、メイクそして料理番組で考えざるを得ない「高画質故のバレ」です。今のメイクでも大変なところに4倍、16倍の解像度です。これがやはり一番の問題でしょう。NHKさんにしてもいろいろとこの点で悩んでいるみたいです。それとハイブリッドキャストを民放が受け入れるかどうかでしょう。NHKにCM枠はありませんから、CMをどう考えていれるかでしょう。考え方としては、NTTが以前実験的に試みた「サイバーコースター」それにアメリカのスーパーボールでもライブ実況でリアルタイムにCM視聴率をはじき出せるZee boxみたいな事をどう取り入れるかでしょう。
フィルムとビデオでは昔 コントラスト比が100:1に30:1でしたが、、、。
この闇雲な得体の知れない技術革新が果たして正しいのか?いや「ガラパゴス携帯の二の舞だ?」と悩んでしまいました。そうだ!「4kだ8Kだ!と言う前に、まずは日本橋の1964年の突貫工事で渡してしまった高速道路を外すべきだろう、、、?」とブツブツ言いながらブースを後にした1日でした。