またしても、と云うべきか。
ついにやったか、と云うべきか。
「みんなの党」の渡辺喜美代表との折り合いが悪くなっていた江田憲司前幹事長。
これまでのところ、党を割って出ないとの話であった。
ところが、今回の「特定秘密保護法」の法制化に関する党内論議で、ついに離党し新党を立ち上げる方向に動くとのこと。
渡辺代表とのあつれきもあって、離党への大義名分を探しつつけていたものであろう。
またしても、年末のこの時期になって離党し新党を結成。
つまり、年内に新党を結成しないと、年明けの政党交付金を手にすることができないとのギリギリの選択であろう。
待ってました・・と、渡りに船の「特定秘密保護法」法制化問題における党内騒動であったのだろう。
外野席にいる国民の目からすれば、またしても小さな弱小政党が1党増えるだけの話。
政治の世界にける・・・“烏合離散”以外の何ものでもない。
1国1城の主(あるじ)になりたいとの願望を抱いていた戦国時代における武将となんら変わらない話である。
弱小武将がいかように乱立しても、最後には成敗されて淘汰されるのは世の常。
ちょとや、そこらの意見が違うからと。
白と黒の2色の色に塗り分けようと考えるから相容れなくなる。
その間の色合いがあるはずである。
つまり、それが融通というものである。
明治維新からこの方、今の世の中は白と黒の2色の間の色合い(融通)がなくなっている。
戦後になると、さらに欧米化の影響でそれがなくなっている。
融通もゆとりも・・・。
当方がもっとも尊敬する作家、池波正太郎氏のものの考え方である。
また、「江田氏は8日、『国民本位のまっとうな政党を作っていこう』と強調」とのこと。
その考え方については、次の言葉を送りたい。
「政治というものは、汚いものの中から真実を見つけ出し、貫いて行くものでしょう。それを、『政治は正しい者の、正義の味方だ』といっても信用できない。・・・・・どんな人が政権をとっても、古今到来、何千年何万年たっても、そういうことがあり得るはずがない」(出典:池波正太郎著[男の系譜])
つまり、古今到来、『政治は正しい者の、正義の味方だ』といっても信用できない。
と、言うことである。
この文体は、余りにも素晴らしいから、当方のブログにて再三引用している。
新党を結成し、他の弱小政党からもやって来て一緒になる向きもあるらしいが、数年もすれば解党していくと思われる。
ところで、この度の「特定秘密保護法」の法制化問題。
これは、前政権時代に立法化しようとしていた民主党、今回の法制化で主導権が取れない(当たり前だけど)ため、与党の横暴な国会運営と騒いでいた。
その件について、とても面白い記事を見つけた。
追記2のとおり・・・愉快、ゆかい
一方、国家にあっては、当然のことながら特定秘密は守るべきである。
機密漏えいでもっとも喜ぶ大国があることを肝に銘じるべきである。(咲・夫)
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[追 記1]~みんなの党分裂決定的~
みんなの党の江田憲司前幹事長(衆院神奈川8区)が9日午後、自らに近い議員とともに集団で離党届を提出する。離党者は江田氏を含めて14人になる見通し。江田氏はその後、記者会見し離党理由や今後の新党構想について説明する。平成21年8月に渡辺喜美代表と江田氏が中心となって結成されたみんなの党は、昨年の衆院選と今夏の参院選を経て衆参両院で35人の勢力となったが、分裂が決定的となった。
(出典:msnニュース 抜粋)
[追 記2]~いまさらながら・・民主党~
特定秘密保護法で大荒れの国会、委員長に詰め寄って怒鳴っている民主党議員の顔を見ていると(特に福山某)情けなくなる。
『週刊文春』(12月12日号)「飯島勲の激辛インテリジェンス」で飯島さんがズバリ。
〈(海江田万里代表が)「暴挙に怒りを禁じ得ない」とコメントしていたけど、とんでもないのは民主党の方だぜ。特別委から出てきた民主党議員が「これで民主主義も終わりだ」なんて悲愴感漂わせていたけど、チャンチャラおかしいよ。強行採決を憲政史上、稀に見る勢いで連発して唖然とさせたのは当の民主党。あの鳩山由紀夫内閣だったんだから。
二〇〇九年の臨時国会では最大野党の自民党欠席のままでの強行採決が六回もあったのよ。一〇年の通常国会では野党の制止を押し切っての強行が六回に、自民党欠席のままが三回。(中略)まだ衆参ねじれでもなかったから、ゴリ押しの連続だよ。忘れたとは言わせないぜ〉
しかも、
〈国家として秘密保護法制が必要だって号令して検討を始めたのは誰だったの? 菅直人内閣で仙谷由人官房長官が旗を振って動き出したんだろ。(中略)この一件(中国漁船の巡視船体当たり事件)を教訓に秘密保護法制が不可欠だって騒いだのは民主党自身だろ。いまさら何よ〉
(出典:msnニュース 抜粋)
ついにやったか、と云うべきか。
「みんなの党」の渡辺喜美代表との折り合いが悪くなっていた江田憲司前幹事長。
これまでのところ、党を割って出ないとの話であった。

ところが、今回の「特定秘密保護法」の法制化に関する党内論議で、ついに離党し新党を立ち上げる方向に動くとのこと。
渡辺代表とのあつれきもあって、離党への大義名分を探しつつけていたものであろう。
またしても、年末のこの時期になって離党し新党を結成。
つまり、年内に新党を結成しないと、年明けの政党交付金を手にすることができないとのギリギリの選択であろう。
待ってました・・と、渡りに船の「特定秘密保護法」法制化問題における党内騒動であったのだろう。

外野席にいる国民の目からすれば、またしても小さな弱小政党が1党増えるだけの話。

政治の世界にける・・・“烏合離散”以外の何ものでもない。
1国1城の主(あるじ)になりたいとの願望を抱いていた戦国時代における武将となんら変わらない話である。
弱小武将がいかように乱立しても、最後には成敗されて淘汰されるのは世の常。
ちょとや、そこらの意見が違うからと。
白と黒の2色の色に塗り分けようと考えるから相容れなくなる。
その間の色合いがあるはずである。
つまり、それが融通というものである。
明治維新からこの方、今の世の中は白と黒の2色の間の色合い(融通)がなくなっている。
戦後になると、さらに欧米化の影響でそれがなくなっている。
融通もゆとりも・・・。
当方がもっとも尊敬する作家、池波正太郎氏のものの考え方である。

また、「江田氏は8日、『国民本位のまっとうな政党を作っていこう』と強調」とのこと。
その考え方については、次の言葉を送りたい。
「政治というものは、汚いものの中から真実を見つけ出し、貫いて行くものでしょう。それを、『政治は正しい者の、正義の味方だ』といっても信用できない。・・・・・どんな人が政権をとっても、古今到来、何千年何万年たっても、そういうことがあり得るはずがない」(出典:池波正太郎著[男の系譜])
つまり、古今到来、『政治は正しい者の、正義の味方だ』といっても信用できない。
と、言うことである。
この文体は、余りにも素晴らしいから、当方のブログにて再三引用している。

新党を結成し、他の弱小政党からもやって来て一緒になる向きもあるらしいが、数年もすれば解党していくと思われる。
ところで、この度の「特定秘密保護法」の法制化問題。
これは、前政権時代に立法化しようとしていた民主党、今回の法制化で主導権が取れない(当たり前だけど)ため、与党の横暴な国会運営と騒いでいた。
その件について、とても面白い記事を見つけた。
追記2のとおり・・・愉快、ゆかい

一方、国家にあっては、当然のことながら特定秘密は守るべきである。
機密漏えいでもっとも喜ぶ大国があることを肝に銘じるべきである。(咲・夫)
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[追 記1]~みんなの党分裂決定的~
みんなの党の江田憲司前幹事長(衆院神奈川8区)が9日午後、自らに近い議員とともに集団で離党届を提出する。離党者は江田氏を含めて14人になる見通し。江田氏はその後、記者会見し離党理由や今後の新党構想について説明する。平成21年8月に渡辺喜美代表と江田氏が中心となって結成されたみんなの党は、昨年の衆院選と今夏の参院選を経て衆参両院で35人の勢力となったが、分裂が決定的となった。
(出典:msnニュース 抜粋)
[追 記2]~いまさらながら・・民主党~
特定秘密保護法で大荒れの国会、委員長に詰め寄って怒鳴っている民主党議員の顔を見ていると(特に福山某)情けなくなる。
『週刊文春』(12月12日号)「飯島勲の激辛インテリジェンス」で飯島さんがズバリ。
〈(海江田万里代表が)「暴挙に怒りを禁じ得ない」とコメントしていたけど、とんでもないのは民主党の方だぜ。特別委から出てきた民主党議員が「これで民主主義も終わりだ」なんて悲愴感漂わせていたけど、チャンチャラおかしいよ。強行採決を憲政史上、稀に見る勢いで連発して唖然とさせたのは当の民主党。あの鳩山由紀夫内閣だったんだから。
二〇〇九年の臨時国会では最大野党の自民党欠席のままでの強行採決が六回もあったのよ。一〇年の通常国会では野党の制止を押し切っての強行が六回に、自民党欠席のままが三回。(中略)まだ衆参ねじれでもなかったから、ゴリ押しの連続だよ。忘れたとは言わせないぜ〉
しかも、
〈国家として秘密保護法制が必要だって号令して検討を始めたのは誰だったの? 菅直人内閣で仙谷由人官房長官が旗を振って動き出したんだろ。(中略)この一件(中国漁船の巡視船体当たり事件)を教訓に秘密保護法制が不可欠だって騒いだのは民主党自身だろ。いまさら何よ〉
(出典:msnニュース 抜粋)