咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

映画「武士の一分」・・NHKBSプレミアムで

2012-12-19 22:25:15 | レビュー
 山田洋次監督が手掛けた時代劇シリーズの三部作、「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」。その最終作品が、有馬記念ウィークの今週末、すなわち22日(土)午後7:30 ~ 9:34に放送されるとのこと。

 同じく「隠し剣 鬼の爪」が、NHKBSプレミアムにて放送されて以来、改めて「たそがれ清兵衛」や「武士の一分」のDVDをレンタルしてじっくりと観賞してきた。

 これらの映画は、庄内地方をこよなく愛した作家“藤沢周平”氏が、架空の藩である海坂藩を舞台に書き綴った短編時代小説などが原作となった作品群。それらを見事に映像化した山田洋次監督。そして、四季を通した美しい風景の中に佇む下級武士たちの美しくも物悲しい映像が画面一杯に広がる・・・。同監督の愛情のこもった家族愛も描かれており、どの一遍をとっても秀逸の作品に仕上がっている。

 そこには、知られざる秘剣を授けられた主人公が、命を賭して不条理に立ち向かう姿が描かれているから、観るものを画面にくぎ付けにするカメラワークと躍動感がある。

 また、下級武士の日常生活が、キチンと描かれており、知られざる歴史の1ページを垣間見ることもできる。例え貧しくても、武士は武士らしく誇りを持って生きる様が、観る人の心を打つ・・・。

 見ごたえのある作品群

 ところで、舞踏家の田中眠さんが、最初の2作品に出演されて怪優・怪演ぶりを如何なく発揮されており、映像がグーンと締まっていたが、今回の作品に出演がなかったことが残念であった。

 それは別として、盲目の武士となった主人公・木村拓哉さんが、映画の後半になるにつれて“らしく”なってきており・・・まずまず。脇を固める笹野高史さん、小林稔侍さん、赤塚真人さんなどがとても良かった。

 いずれにしても、楽しみな映画が放送されるとのこと・・・。(夫)


(出典:(C) 2006「武士の一分」製作委員会)

[追 記]~あらすじ~
 「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く山田洋次監督による藤沢周平原作時代劇3部作の最終作。盲目の武士を時代劇初主演となる木村拓哉、その妻を映画初出演の檀れいが演じ、命をかけて愛する妻と自らの尊厳を守ろうとする下級武士の姿を描く。藩主の毒見役を務め、食中毒で視力を失った三村新之丞。失意に暮れる夫を献身的に支えていた妻の加世は、今後の相談のため上級武士である島田のもとを訪ねるが・・・。
【出演】木村拓哉、檀れい、笹野高史、坂東三津五郎、緒形拳、小林稔侍、桃井かおりほか。
(出典:NHKBS 公式HP抜粋)

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世相を反映か・・・有馬記念

2012-12-19 22:23:44 | スポーツ
 23日(日)は平成天皇の誕生日、奇しくもこの日に第57回「有馬記念」が開催される。競馬記者、競馬評論家そして競馬ファンがこぞっていうことに・・・このグランプリ「有馬記念」はその年の世相を反映することが多い・・・と。

 となると、今年もいろいろなことが考えられる。直近では、先の総選挙による民主党政権の瓦解と自民党を中心とする勢力の復活であろう・・・3年3ヶ月ぶりの政権復帰目前。

 これは何に結びつくのか、天皇誕生日に開催のグランプリ・・・そうか、秋の天皇賞で2年半ぶりに勝利を掲げた復活走の「エイシンフラッシュ」が、イの一番に思い浮かんだ。しかも、前走のジャパンカップでは鞍上が乗り替わって9着敗退も、今回は朝日杯FSでGI をものにしたM.デムーロ騎手に再び乗り替わりなもので・・。

 今年の一年を表す漢字は、「金」に決まった・・・そうか、金 = ゴールドなので。いたいた、二冠馬「ゴールドシップ」、芦毛の馬体が夕日に照らされるとゴールドにならないか・・・うーん、シルバーか。黄金を積んだ船・・・黄金の船。

 船というと、尖閣諸島の国有化の話以降、中国籍の船が再三接続水域や領海にやって来ており、先般は領空侵犯まで行っている。この領土問題には我が国も毅然とした対応が迫られている。

 そうか、領土・・「海」「船」「空」「飛行機」、いるいる。「オーシャンブルー」「ゴールドシップ」「スカイディグニティ」など。ここで、「ルーラーシップ」は支配者・統治者の意だから除く。でも、Ship(シップ)の文字が入っている

 今年も景気回復の兆しもないこと、若者の雇用対策が遅れていること、震災復興も遅々として進まないこと、いじめによる自殺問題への決め手がないこと、競馬界では若手の騎手の早すぎる引退の多さなど暗い話題は尽きない・・・そうか、「ダークシャドウ」「ビートブラック」

 しかし、この暗い世相を打破し救うのは、ナイト = 騎士の出現であろう。そうか、中山競馬場で連帯率100%の騎士がいた・・・「ナカヤマナイト」。

 そして民主党政権の瓦解で、暗い世相に一条の閃光が見られるようになった・・・「エイシンフラッシュ」。

 金メダル争奪戦のグランプリ有馬記念となるとやはり・・・「ゴールドシップ」

 そうなると、「ゴールドシップ」「エイシンフラッシュ」「ナカヤマナイト」「オーシャンブルー」「スカイディグニティ」「ルーラーシップ」辺りかな。なぁーんて、当方が狙いたい馬を強引に結び付けているが、そのように考えても面白いところ。

 いよいよ、本日は最終追い切りが敢行され、木曜日には枠順決定・・・。ところで、この有馬記念のレース番号は、第10 レースであるからマークシートに第11 レースとしないよう気を付けたいものだ。(夫)



参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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