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さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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ヤクの思い出

2008年09月06日 21時59分33秒 | 慢性膵炎と日常生活
私がヤクこと医療用麻薬に初めて手を染めたのは重症急性膵炎の時でした。(笑)

あまりに激しい痛みにペンタジンでは効果がなく、塩酸ペチジン(オピスタン)を途中から使用。
しかも。
筋肉注射ではなく、静脈注射
効果はバツグン
・・・では、ありませんでした。
塩酸ペチジンに変えてからも鎮痛効果が2時間ぐらいしか持たなかったので、残り2時間はひたすらうめくうめく。

これが効かなかったので。
ICUに入ってからは、フェンタニルをボーラスで10分おきに自動注入・・・、勿論、静脈注射。
途中からは自動注入ではなくなり、痛い時に自分でボタンを押すというふうに変わりました。

しかし、私はこれが麻薬だなんて知るよしはなく。
だから、遠慮なく平気でバンバンボタンを押してました。

一般病棟に戻ったある日のこと。
その前夜、痛くてフェンタニルを連発していた私に、一旦回診を終わらせたはずの殿が舞い戻ってきて、次のようにおっしゃいました。
どうやら、看護記録で私のフェンタニル使用量を確認して、オイオイと思ったらしい。

『これ麻薬だから。使いすぎたら常用性が出るからだめだよ。括約筋が緩むし。』

へっ!?麻薬!?

それも衝撃だけど。

括約筋が緩むってなんですかーっ、殿っ!!!

さすがの衝撃にそれからはヤクを使うのを出来るだけ我慢するようになりました。

でも、結局。
あれやこれやあって。(笑)
今もヤクを使っております。
調べたところ、括約筋は緩むのではなく、『緊張』するようなので、どうも聞き間違えたのかな。


でも、この括約筋事件。(爆)

これは、私だけなのでしょうか。
ヤクを就寝前に飲むと、トイレが近くなるのです。
必ず夜中にトイレに行きたくなります。
入院中定時処方でヤクを飲んでいた時など、夜に2~3回トイレに行ってました。
個室だから良かったようなものの、あれが大部屋なら迷惑この上なかったですね。

もしかして、これが括約筋が緊張するってことなのかしら。

って、私は何回「括約筋」と書いたのやら。

ここのところヤクを節約していた私ですが、昨夜は久々に使いました。
そしたら、イタイイタイと思わずに心穏やかに眠れました。
麻薬の怖さよりも、痛みを取り除く必要性を麻酔科のドクターが説く理由がよくわかりました。
痛くて眠れないのはとても辛いことです。

だから。
括約筋が緩んでも(爆)、もうしばらくヤクとはおつきあいしようかと思ってます。