半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『花の生涯~梅蘭芳』を観ました。

2010-04-13 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 メイ・ランファンは北京の京劇一家の3代目として生まれるが早くに両親を亡くし、叔父とも少年のころに死別する。その後青年になった彼(ユィ・シャオチュン)は女形のスターに成長するが、伝統重視の京劇の世界に疑問を抱いていた。ある日、彼は海外で学んだチウ・ルーパイ(スン・ホンレイ)の講演を聞き感銘を受け、これからは京劇にも改革が必要だと思い知る。
yahoo映画より)

中国の「京劇」ってのは、映画で何度かお目にかかったことがある程度の知識しかない俺です
この梅蘭芳ってヒト、その京劇の女形でとても有名だそうで、タイトル通り、この方の生涯を綴った作品になってます
序盤から、この京劇を通じて、幼少時代から、大人になる梅蘭芳が観れますが、「華麗」「美しい」というシーンが続いてて、目が奪われますね
国を代表する文化人(って言ってもいいですよね)になった彼だけど、一人の人間としては、結構寂しく映ります。
そんな彼の前に現れた小冬(チャン・ツィイー)の存在、こりゃ参りましたね。
同じ京劇をしている仲間として、梅蘭芳の孤独さを理解してあげるだけじゃなく、あんなに美しいとキタもんで、こりゃ、ベタですが、「惚れてまうやろ」でしょ
ただ、奥さんも立派・・・という、奥さんがいなかったら、その後、あれだけ偉大にならなかったような気がします
後半、日本が絡んできてからの話は、後からネットで知った歴史と比較すると、ちょっと美しく描きすぎているのかなぁ
この時代に、アメリカや日本で公演を行うってだけでも、物凄い快挙だというのは、当時の史実を知れば知るほど分かってきます
ちゅうことで、中国映画の映像美は独特で好き・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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