半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『マルサの女2』を観ました。

2023-01-29 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 マルサこと国税局査察部査察官・板倉亮子に、東京大学を卒業したばかりという部下がついた。亮子はある地上げ屋の脱税を追求していたが、その裏にはもっと大きな力がうごめいていた。それはヤクザであり、宗教法人であり、さらに大物政治家までもが絡んでいた。宗教法人というのはいくらお金をもうけても税金はかからない。そこに目をつけた悪人たちは、宗教法人を隠れミノに金儲けを企む。亮子たちは地上げ屋を繰る鬼沢鉄平という天の道教団の代表に目をつけ調査を始めるが、なかなかシッポをつかまえることができない。
(MOVIEWALKERPRESSより)

 CATVでやっていた「伊丹十三監督作品一挙放送」をチェック中です
昨日、最大の代表作「マルサの女」を堪能しましたが、早速、続きである、1988年のこの作品を観ました。
この作品も当時観ているはずなんですが、ほぼほぼ記憶が飛んでいます
で、今回のテーマ(=敵)が「宗教法人」というのは・・・あまりにタイムリー過ぎて、放送局はなんか「狙っている」のではないでしょうか
外面は、とっても大規模な宗教活動をしていますし、実際、崇拝者も多数いる状況ですが、背後では、「なんでもアリ」ですよね
色々な怖い組織と関係を持っていたり、地域住民を圧力かけたり、疑いの目をかける周囲の面々には、強硬手段をとってて・・・
前作と違い、今回は「殺人」も絡んできちゃってますよね
国税局の範疇じゃないっす。
この作品の後くらいかしら、「オxム真理教」の様々な事件があったのも・・・そうやって考えると、伊丹十三監督って、結構なところに「メス」を入れちゃってますよね。
映画という枠ではなく、映画を通じて、ある世界を知る・・・今も色あせていない点、日本もあんまり変わっていないって感じですかね・・・
ちゅうことで、もっともっと、亮子の活動を通じて、様々な世界を見せて欲しかった・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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