まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3587. アナログ時計

2021年11月25日 | 日記

 本日は午後出張で早めの昼食と称して職場近所の複合施設へ行きました。ここには小さなアニメイトと若干のオタクショップと中規模の書店があって、私の目的はその書店です。
 そう、毎年買っている誠文堂新光社の天文年鑑が今年も無事に出版されました。もちろん一冊をひっつかんでレジへ。最初のグラビアだけチェックして、あとで詳しく本編を見る予定です。内容が面白いと私が思ったら本ブログで紹介します。

 ネットでとある我が国最高峰の大学の一つで講義を行った人がソロバンはデジタルだ、と発言したとのことで、私の感触ですが多分学生の失笑を買ったと思います、学部によりますが生物系(ほとんど文学)みたいな理系の端っこでも同様と思います。
 で、デジタルとアナログの違いは何かの話題に移って、数値の連続性の話になって、いわゆる稠密と連続を混同したりしていて。

 稠密(dense)は私のフィーリング解釈では数がぎっしり詰まっていることで、ある2数を選んでも必ず中間に別の数があることで、連続である実数はその性質を持つそうですが、有理数も同じ性質を持ち、しかし無限の濃度は違います。
 実数には複数の定義があって、最も分かりやすいのは「デデキントの切断」で、私が関与した古典幾何学書にも出てきました。
 つまり、数直線をどこかで2分すると、必ず切断された一方は閉区間になり他方は開区間になる、これが実数の定義になるそうです。そうですって、私が完全に理解している訳では無いのでお許しを。
 ただし、私が過去に見た数学雑誌の意見では、この「切断」は分かりやすいけれど応用が利かないそうで、どちらかというとコーシー列と呼ばれる連続の定義が役立つとのこと。

 元に戻って、針のある時計がアナログで、7セグメントなどの数字の表示の時計がデジタルだそうです。実を言うと、このアナログ/デジタルの区別の言い方は危ないと私は思っていました。案の定、そのネットの議論は混乱していたと思います。
 いや、この世間的な区分に私が反対している訳では無いです。何しろ便利ですから。私が今着けているのは765デザインの自動巻き、つまりゼンマイとテンプの機械式アナログ時計で、これをテンプの周期が量子的だからデジタルと言うか、テンプはほぼサイン波で振動しているからアナログと言うか。
 今は普通のクォーツ、水晶時計でもクリスタルが共振していて、その周期を検出して、初期の水晶時計の表示は普通に針で円形配置の文字盤を示す古典的な時計だったと思います。

 デジタル表示は私はテレビの「00:04」などの表示で初めて見て、1970年の大阪万博のソ連館で7セグ表示の水晶時計を見て、その数年後の大学の頃に米国TI社の経済的なLEDの7セグ腕時計を見て。その後、あっという間に液晶のデジタル時計が安価に供給されました。

 うむ、なんだか議論の決着が付いたと思えるので、これ以上野暮な発言は控えさせていただきます。


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