本日は社内で残っていた作業のやっつけ仕事。明日からはまた時間が取られるはずです。昨年はこの時期は忙しい印象は無かったので、おそらく営業が頑張ったのでしょう。おかげさまで我が事業所は業績良好のようです。会社全体でも(新型コロナ後)何とか黒字になったとか何とか。
テンソル解析は何度目かの挫折になったような気がします。それでも多少の進展はあったから良しとします。このあたりは関連図書が多く、応用面で需要があるのと、数学的にも綺麗にまとまっているからだと思います。次の本に移ります。
応用面の一つは、やや遠回りになりますが、量子力学です。量子と言っても常に物質が量子化されているのでは無く、極端に言えば他の物質や電磁波などと相互作用する場合に「だけ」なぜか飛び飛びの値を取ります。真空中を自由走行している電子などは量子と言えるのかどうか。
しかし、結晶中などの物質間の相互作用が発生すると、たちまち軌道が確定してしまい、その他の値は採れません。教科書では水素原子の例が詳しいですが、普通の分子でも結晶でも、あるいは真空管などの境界条件がある場合でも値が確定します(と思っています)。これらが波動で説明されているようですが、光速で状態の状況が広がる場合はそう見えるものの、落ち着いて(定常状態)しまえば水面みたいになるはずです。
本日買った量子力学の図解本は、そのあたりのやや古典的な定説が分かりやすく文章と図版になっていて助かります。何か面白いことが分かったら本ブログで報告します。
