まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

4478. N88-BASICについて、続き

2024年06月22日 | 日記

 意気込んではみたものの、PC-8801の解説書によると速度を求めるのならさっさとFORTRANかC言語を選択せよ、とのこと。
 N88-BASICなどの当時のマイクロソフトBASICの利点は、当時のCPUとメモリの規模でもかなり大きなプログラムが安定して動作したことです。倍精度浮動小数点演算や文字列処理があるので、実用性があります。

 N88-BASICでは実行時にGOTOの飛び先が行番号からアドレスに変換されるので、ここは高速になります。しかし変数はいちいち線形探索されるとのこと。変数が20個程度だと下手に工夫するよりは単純な線形探索の方が速い、と言う理屈でしょう。
 ただし、FOR変数はスタックのフレームに位置が記録されるのでこれは心配なし。つまり配列、つまりベクトルや行列は高速処理されます。さすがに科学技術計算用計算機言語のうたい文句はその通りです。

 つまり、100行くらいまでの短いプログラムなら問題なし、のつもりで使え、ということ。ちなみに、これより少し前の1980年頃のマイコンでは最高峰のゲーム、文字表示ベースの「スタートレック」は200行弱(複文が多く、平均すると1行は3文ほど)です。

 現在の感覚だと、実行時の冒頭で1パスして、ラベルと変数くらいは位置を特定して欲しいような気がします。あるいは2分探索表を使うか。
 あるいはB言語程度の中間言語インタプリタ前提のコンパイラ言語にするとか。しかしこちらは手軽さには欠けそうな気がします。

 まあ、アルゴリズムとデータ構造の初期の理解目的なら十分でしょう。単発の問題解決なら実用性もあるし。

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