年に一度だけ金龍山浅草寺の本坊である伝法院庭園が期間限定(3月16日~5月7日)で一般公開されています。
庭園は徳川三代将軍家光時代の寛永2年~21年(1624~1644)に茶人で造園家としても有名な小堀遠州により造られた回遊式庭園で貴重な寺院庭園として国指定名勝となっています。
桜や藤の花が満開な時期には多くの人が訪れまます、4月30日午後、時期的には見頃の藤の花を撮りに行きましたが今年は気温が高い日が続いた為、開花の時期が早く、残念ながらこの日の藤棚は見事な青葉一色でした。
雷門から仲見世を通り浅草寺に向かう左手に普段は閉鎖されている為、目立たないが約10,000㎡の敷地を有する広大な庭園が伝法院庭園です、多くの人が集まる浅草寺界隈でも、ここは別世界でした。
中央の緑地帯が伝法院庭園
多くの飲食店や商店が並ぶ伝法院通、観光客が一杯
江戸時代の面影をそのまま残す伝法院正門、この日も閉じられたままでした
庭園の公開期間中だけ臨時入口として開門
五重塔脇にある入口、公開期間中は浅草寺が持つ大絵馬寺宝展が開催されています
寺宝展を観てから庭園に向かう、五重塔と東京スカイツリーが並ぶ
庭園から見た五重塔
浅草寺本坊・伝法院
本坊内部は立ち入り禁止
大書院(明治35年に再建)、江戸時代は上野・寛永寺管主である輪王寺宮が浅草寺住職を兼ねていた為、この書院から庭園の眺めを楽しまれたそうです
庭園を観に訪れた人が殆ど、外国人観光客も多いが殆どは欧米からの観光客
本坊脇ではお茶の無料サービス中でした
臨時入口から入る観光客
五重塔と東京スカイツリーのコラボ
茶室・天祐庵
庭園内に置かれた石や灯篭の配置が絶妙
大絵馬寺宝展が開催中、庭園を歩いてから観ることが出来る 出口は江戸時代の盛り場「奥山」の入口に続く
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