写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

軽登山(湯の丸山)

2010-07-27 13:20:00 | 登山

長野・湯の丸山(2101m)

7月17日山の仲間3名と長野県の湯の丸山と烏帽子岳(2066m)踏破を目指して午前6時45分東所沢集合、H隊長の車(ドライバーはI君)で出発、所沢から関越に乗りましたが高速料金¥1,000.-の影響もあってか上信越自動車道に入るまで断続的に渋滞が続き、地蔵峠到着が予定より大幅に遅れた結果、烏帽子岳踏破は断念しました。

地蔵峠からレンゲツツジ群生地のつつじ平を抜けて湯の丸山頂上まで登ることになりますが、つつじ平から地蔵峠までは冬場はスキー場となります、夏場でもリフトが動いていましたが我々は急斜面のゲレンデを歩きました。
天気は快晴、風も微風で最高の登山日和でした。
つつじ平はレンゲツツジの名所ですが、今回は時期を過ぎていました。

地蔵峠ー湯の丸山頂ー鞍部ー臼窪湿原ー地蔵峠を歩いて来ました、休憩、昼食時間を入れて約5時間の行程でした。

       

                                            
地蔵峠から続くスキー場のゲレンデには所々に菖蒲などの花がさいていました                      リフトを横目で見ながら急勾配を登ります                                     

     
地蔵峠から600m歩くとつつじ平に到着です、湯の丸山山頂までは一見なだらかな直登の道が続いています    登り始めると道は岩場の連続で、安易に考えていた事を反省

     
つつじ平から休憩をとりながら約1時間で頂上へ                                                頂上は岩場でした

     
岩場の湯の丸山頂上から緑豊かな烏帽子岳が望めます、今回は残念ながら登頂は断念しました         山の天気は気まぐれ、しばらくすると霧が烏帽子岳を包んでしまいました

     
しばし休息の後、各自簡易コンロで湯を沸かして昼食、カップラーメンが主食?                            頂上で休息してから下山開始、烏帽子岳との分岐の鞍部を目指します

     

     
登山道脇に咲いていた花々、残念ながらメンバーは誰も花に詳しくなく殆どの名前を知りません

     
鞍部から地蔵峠に向かう途中にある臼窪湿原、こじんまりとした佇まいを見せています、降りてきた湯の丸山が見えます

     
                                            
地蔵峠に到着、下山道から降りたところにあったレストハウスのソフトクリーム売店、各自好みのメニューを選びました、私は木イチゴを食べました、甘酸っぱい味が疲れを忘れさせてくれました

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懐かしい想い出

2010-07-12 15:15:11 | 懐かしい記憶

9年振りの同期会

7月3日、中学校同期会が行われました。
北海道十勝の片田舎で育った39名は卒業後それぞれの人生を歩み、今回9年振りの再会となりました。
地元に残った人たちは定期的に集まって親交を温めていたそうですが、東京に出た私については所在が判らなかったという事でお呼びがかからず、今回が3度目の再開となりました、地元組、十勝以外の道内組、本州組(1名)の計19名(男性8名、女性11名)が参加しました。
帯広市内のホテルに集合、夜を徹しての一次会、二次会が行われ旧交を温めました。
頭が薄くなった彼、貫禄が増した彼、主婦然とした彼女など自分を含めて年輪を重ねたその風貌は様々でしたが、どの顔を見ても昔の面影が残っていて9年の時間差を感じませんでした。
私的には四十数年振りのI君との再会が特に嬉しかったです。
皆、いい顔のおじさん、おばさんになっていました。
3年後の再会を約して散会となりました。

幹事のY君有難うございました。

                                               


                
                         士幌町立中士幌中学校卒業、教員は5名の小さな学校でした  、 XX年の歳月が経ちました 

                                                                          

              
                                                                 記念写真撮影前のリラックスした皆な


ホテル宴会場での一次会

                    


                   


                   

部屋に集まっての二次会


                  


                     


                    


                      


                    


                     


                    


                     


                     
 
          
                                                                                                                       誕生日ケーキ? 何歳になりましたか 


同期の皆さん、ブログを見たら下のコメント欄に一言書いて送信してください。 

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十勝のガーデンと中札内美術村散歩

2010-07-08 22:50:13 | 写真紀行

十勝のガーデン・中札内美術村

9年振りの中学校同期会が帯広市で行われた翌日、帯広東急インを午前10時にチェックアウト、六花亭まで歩いて奥さんに頼まれていた銘菓「十勝日誌」などの土産を買いました。
東京行きJL1156便の出発時間は15:20で14:30に空港に入れば十分間に合い
4時間の余裕ができました。
知人に連絡して会うことも考えましたが、帯広空港の近くにあって前回行った際にその佇まいが気にっていた中札内美術村と最近話題になっている庭園巡りをすることに決めて六花亭前からTAXIに乗り込みました。

北海道内7か所の庭園が「北海道ガーデン街道」と銘打ってそれぞれ北海道ならではの気候、景観を生かした庭園造りをしています。その中の5か所が十勝・帯広近郊にありました。
今回、真鍋庭園、紫竹ガーデンそれと中札内美術村を訪れました、中札内美術村はお菓子の名店「六花亭」が運営しています。(今回行けなかった六花の森も六花亭の運営でした)

     
六花亭本店、朝早かったせいかお客様はまばらでした、店内は清潔感にあふれ店員さんの対応も親切でした   我が家で大人気のお菓子を詰め合わせた「十勝日誌」

    

真鍋庭園

昭和41年に造園が始められた同園は現在では敷地面積24,000坪に日本庭園、西洋風庭園、風景的庭園が配置されています、特に西洋風庭園はコニファ-や様々な落葉樹が植えられていて森林浴に最適です。(日本初のコニファーガーデンだそうです)

  

  

ゲートをくぐると日本離れした景色が広がります

  
メルヘンチックな赤屋根の家(内部は非公開でした)

  
様々なコニファーが植えられています

紫竹ガーデン
http://www4.ocn.ne.jp/~shichiku/

平成元年に一人の女性(紫竹昭葉さん)が18,000坪の牧草地を購入しガーデン造りを始め、現在の規模(22のゾーン、13のコレクション)までに育てました。
市街地から離れた穀倉地帯の中に造られた広大なガーデンには2,500種の花が咲き乱れていました。
庭園にフェンスは無く、白樺の並木が畑との境界線でした。

紫竹さんは現在83歳、現在でもガーデンを歩いているそうです。


      

  
田園風景が広がる中に紫竹ガーデンがありました

  
広大な敷地に花々が点在していますが柵は無く自由に散策ができます、本州にには無いおおらかさです

  
観光客が少なくのんびりと園内を歩いていましたが、この後、観光バス2台で岡山県からの観光客がドット入園してきました
                          
              ゲート前の道路から畑作地帯を撮りました、十勝は国内有数の穀倉地帯です


中札内美術村

帯広の菓子メーカー六花亭がメセナ活動の一環として運営している美術館です。
http://www.rokkatei.co.jp/facilities/

帯広空港から車で15分、中札内村の穀倉地帯の中に位置しています、うっそうとした柏の樹林の中に3棟の美術館、レストラン、売店が点在しています。
蛇足ですが、六花亭の包装紙(花)は坂本直行さんがデザインしていますが、直行さんは幕末の風雲児坂本龍馬の血筋を引いている人だそうです。

  
 

  
北海道の十名山、ヨーロッパの風景を描いた相原求一朗美術館に続く枕木の木道                              正面ゲート

  
森の中にひっそりと佇む相原求一朗美術館                                    館内には柏の樹林を眺めれる様に全面がガラスで造られ椅子が置かれていました

  
北の大地美術館、この日は池田均の個展が開かれていました                              枕木の道を歩く途中にあった彫刻「二人」    

  
北の大地美術館内にも庭園(林)をガラス越しに見る事が出来ます、柏の林が額縁(ガラス窓)から見え飽きる事がありません、私のお気に入りの場所です

  
京都建仁寺の天井画を描いた小泉淳作美術館、ここにもガラス越しに林が見える様に椅子が置かれていました

     
敷地内にある六花亭のショップ、お菓子以外の小物も置かれていました、少し離れた所に彫刻の「夢想館」、レストラン「ホロジリ」がありました  


  
美術村から見た畑作地帯                                                       敷地内にあった彫刻「鐘を鳴らせ」

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道の廃線跡とタウシュベツ川橋梁を訪ねて

2010-07-07 16:11:08 | 写真紀行

士幌線廃線跡とタウシュベツ川橋梁

十勝平野を縦走したJR士幌線は1939年に全線が開通しましたが1987年に赤字路線として廃止されました。
同線は帯広で根室本線から分岐して十勝平野の広大な穀倉地帯を北上、大雪山系ニペソツ山、石狩岳山麓の十勝三股までの全長78.3mを結んでいた路線です、廃線後は代行バスが一日数本走っています。
1955年、山岳地帯にある糠平にダムと人造湖が造られる事になった為、部分的に同線は湖に沿って新線が造られ旧線は廃線となりました。
廃線跡には今でも大小約60の橋が残されております、いずれも北海道初のアーチ橋(めがね橋)ですが、その中でもタウシュベツ川に架かるアーチ橋はローマ遺跡の水道橋に似た造形美であった為、「北海道遺産」に登録され各メディアに登場、秘境ブームも相まって一躍有名になり多くの鉄道マニアが訪れる様になりました。
なお他のアーチ橋も国の登録有形文化財に指定されています。

タウシュベツ川橋梁はダム湖の水位により姿を現す期間が限られていて「幻の橋」と言われています。
今回、当地を訪れる機会あり、その姿が見れる事を期待して行って来ました。
この時期はヒグマの出没が頻繁と聞いており、橋を間近に見る為には営林署から鍵を借りて森の中に入る必要があるとの事で「NPOひがし大雪自然ガイドセンター」に連絡をとり案内をお願いしました。

帯広駅でレンタカーを借りてスタート、糠平までの約1時間30分ひたすら北上しました。

                       
上の写真がタウシュベツ川橋梁です

      
国道273号線から展望台に行く道がありました、熊出没注意  林の中にあった案内版               湖面を望む展望台にあったタウシュベツ川橋梁の説明

   
  
タウシュベツ川橋梁は見事に湖水にもぐっていました、ガイドによると11月までは姿を見せないそうです          帯広で借りたレンタカー

     
ガイドの車で見た第三音更川橋梁と案内板                                              第五音更川橋梁

    
糠平〰十勝三股の間にあった幌加駅跡と途中で分断されているレール、ここには木材工場があったそうです          熊出没注意の看板

     
幌加〰十勝三股間の鉄路は撤去されておりました             線路跡の脇にはルピナスの花が満開でした

                                                                            
          幌加〰十勝三股間の線路跡、白樺の間を抜けています                           白樺とルピナスの花
   
  
ルピナスが群生していました

     
終着駅の十勝三股駅跡には2軒の民家がありました  糠平にある上士幌鉄道資料館                           朽ちた車輛が残されていました

                      
資料館に残されていた時刻表    糠平湖畔にあるバス停、層雲峡行きのバスもある様です    レンタカー車内での昼食(帯広駅で買った温かくなる豚丼)
                                                              
                                                                             昼までの快晴がうその様です、アーチ橋ツアーに出発すると土砂降りの雨になりました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする