写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

2012.05.26花菖蒲

2012-05-27 16:18:59 | 四季の彩り

都営堀切菖蒲園
歌川広重画が画いた堀切の菖蒲は「江戸名所百景」にも残されていて、江戸時代から菖蒲の名所として知られています。
園内には約200種類、6,000株が植えられています、京成電車「堀切菖蒲園」で下車、徒歩15分程で到着です。

この日は快晴で大勢の鑑賞客を予想していましたが園に着いても人はまばら、係の人に聞くと今年は開花が遅れていて、咲き具合はまだ1分咲きとの話で人が少ないのが納得できました、おかげで所々に咲き始めている菖蒲をゆっくりと撮ることが出来ました。


                                        歌川広重「江戸名所百景」に描かれた堀切の菖蒲


    
 入園料は無料                           つつじが咲き始めています              こじんまりとした園内

     
  向かいのマンションが目障り                2羽のカルガモが餌をあさっています

      
                                                                       カキツバタ

      

           

足立区立しょうぶ沼公園
地下鉄千代田線綾瀬駅から一駅の北綾瀬駅そばに菖蒲園がありました、隠れた名所と言われています。
ここは3~4分の咲き具合でした。
木立に囲まれた五つの菖蒲田に140品種、約8,100株のハナショウブが植えられています

               
                            水車がアクセントになっています
 
    
                     広さは堀切菖蒲園と同じくらい


    
                   菖蒲田には品種毎に標示板がありました

    

       
       カメラを構えている先に雀が草をくわえてポーズをとっていました

       

       

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浅草松屋

2012-05-24 21:42:29 | 都会の風景



ファイル:Asakusa sta01s5s3200.jpg     
      今までの外観                                            外壁のアルミプレートが外されて以前のクラシックな外観に               
    

       
              レトロな雰囲気になった浅草松屋、2階が東武鉄道浅草駅、渋谷、新宿、池袋と比べて大手私鉄の表玄関としては地味

       
         ビルの間から東京スカイツリーの先端が見えます                             隠されていた時計も顔をだしました   

                   
                          東武鉄道の栃木方面のゲートウェイ、次が東京スカイツリー駅

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鼻曲山ハイク

2012-05-20 15:53:41 | 登山

鼻曲山
午前6時50分、JR武蔵野線府中本町駅前に集合、ここから車で中央道ー圏央道ー関越道ー上信越道を経由して松井田妙義ICで高速をおりて登山口のある霧積温泉に向かいましたが、中央道に入って間もなく事故渋滞に遭遇するも圏央道以降は順調なドライブでした、JR信越線横川駅を過ぎてから1車線の県道に入り、登山口のある霧積温泉「きりずみ館」駐車場に到着です。
予定より1時間遅れて10時30分に登山開始。

                   
        登山口があるきりづみ館駐車場着               入山開始です                    途中の道標
         

       
      新緑とヤシオツツジの花が青空に映えます             頂上まで2時間の行程のところ途中で登山道が崩壊、う回路経由で3時間かかりました   

        
            ロープで急斜面を登る箇所や急登箇所が2~3か所ありますが、総じてなだらかなアップダウンの登山道が続いています


       
       眼前に姿を見せた頂上、ここから斜面を下った後で急登が待っています        眼前に頂上が、もうひと頑張りです

 
               
                 登山道途中で出会ったニホンカモシカ、人間慣れしているのか我々を見ても逃げるそぶりを見せず無視されました


       
                           頂上間近で視界が開けました、雪をかぶった山は武尊山、日光白根山(?)   


       
         新緑がまぶしい                             眼下に裏妙義(1057m)の独特の山並みが広がっていました
             

               
                          奥の山並みは榛名山、中央が角落山、右が剣の峰    


              
        やっと頂上着、2組の登山者も下山し頂上は我々が独占、これから昼食タイム             私の昼食、カップ麺とお稲荷さん

          
         隊長のH氏はカップ麺とおにぎり?       他の仲間もコンロでお湯をわかしています       全員で記念写真


                  
          下山中の私、風が心地よい                                 下山途中で小休止


       
         ウラジロキンバイが満開でした                    崖が崩れている個所には滑落防止のロープが張られています

「きりづみ館」
http://www.newtons-eye.ne.jp/kirizumi/
霧積温泉は江戸時代末期に発見され明治になって秘湯、避暑地として栄え、西条八十、幸田露伴、与謝野晶子らが訪れたそうですが、その後、山津波で旅館は「きりつみ館」と「金湯館」の二軒だけとなりました。
西条八十の詩が使われた有名な台詞「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ・・・・・・」、1977年、森村誠一の著書「人間の証明」の映画化のロケで使われたと言う「きりづみ館」も今年で閉館となりました。 


                 
                               「きりづみ館」前に西条八十の詞碑がありました
     

       
              六角形のお風呂                             建物には人の気配がありません  

             
         以前は動いていたであろう水車①               玄関に「閉館」の張り紙がありました      
             
            「きりずみ館」の全景                     建物横のもう一つの水車②はまだ回っていました

            


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足利歴史散歩

2012-05-15 15:03:12 | 歴史散歩

 足利庄
清和源氏義家流の四男義国は「源氏の棟梁」として後継を期待されたが、気性が激しく源氏の後継者から外されたものの卓越した才覚でもって下野国に一大勢力を築き「足利庄の祖」と言われています、平安時代には義兼が鎌倉幕府創設に尽力し有力御家人としての地位を確立、鎌倉期になると尊氏が後醍醐天皇の討幕運動に参加、室町期には将軍となりました。


鍐阿寺(ばんなじ)
足利氏2代義兼が建久7年(1196)邸宅内に持仏堂を建て、本尊として大日如来を祭ったのが始まりと言われ、3代義氏が堂塔伽藍(がらん) を建立し足利一門の氏寺となりました。
周囲に土塁と堀をめぐらした40,000㎡にのぼる広大な寺域は鎌倉時代の武家屋敷の面影を色濃く残しています。
大正11年3月に「足利氏宅跡」として国の史跡に指定され、城郭としても「日本名城100選」に選ばれているそうです


       
        足利尊氏像                    域内は国指定の史跡(重文)となっている


         
                                                堀と土塁をめぐらした構造は武家屋敷の造り    

          
                        太鼓橋と楼門、門は室町期、橋は江戸時代の作

          
       楼門を入ると正面に本堂が見えます                          本堂    

                     
                                                    樹齢550年の大銀杏の樹、奥は多宝塔   

              
                        永享4年(1432)に創建された東門、鎌倉時代の武家造りの風格が感じられる
         
足利学校
日本で最も古い学校、その遺跡は大正10年に国の史跡に指定されています。

足利学校の創建については諸説ありますが歴史として明らかになるのは、室町時代の永享11年(1439)関東管領上杉憲実が書籍(国宝)を寄進し、鎌倉の円覚寺から僧快元を招聘し初代の庠主(校長)となって以降です。


足利学校は、応仁の乱以後も、引き続く戦乱の中でも学問の灯を絶やすことなくともし続けて、学徒三千といわれるほどに隆盛を極め、天文18年(1549)にはイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルが「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介しています。
しかしながら教育の中心が「儒学」中心であった為、江戸期に入り「朱子学」が官学化され「昌平坂学問所」が
隆盛を極めて以降、足利学校の学問は時代遅れとなり衰退をやむなくされ、学校としての役割は明治5年に幕をおろしました。

現在の施設は平成2年に復元されたものです。  
 
 
         
                                            堀に囲まれた学校

          
           儒学の祖「孔子像」                              学校入口


           

          
                                                     孔子廟  

           
                                                                 儒教の祖、孔子

          
                                        園内なる「南庭園」

          
          学舎                                                  庫裡

          

          

          






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あしかがフラワーパークの藤

2012-05-10 20:16:51 | 四季の彩り

上野発午前8時23分の快速「足利藤まつり号」で出発、東北本線―両毛線で富田を目指しました。

              

              
        最寄駅の富田で電車を降りた大勢の人が歩いてパークに向かいます、徒歩15分程の距離        すでにパーク内は人がいっぱい

あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)
http://www.ashikaga.co.jp/special/fujinohana2012.html?gclid=CP_Ika_Z_68CFcIlpAodTRU78w
1996年に大藤4本を移植、また多数の花々を植えてフラワーパークとし開園、花の名所として知られる様になりました、特に樹齢140年と言われる大藤は枝の広がりが517㎡に及ぶと言われています。

この時季には82,000㎡の広大な敷地に様々な花々が咲き乱れ一見の価値あり、今まで藤の名所と言われた「亀戸天神」、「尾張津島」や「牛島」の藤を見てきましたが、ここはスケールが一桁違っていました。

各メンバーは約2時間、それぞれの感性でフラワーパーク内の景色を切り取る為に解散。

         
        大藤とつつじ                                              白藤

         
          移植された大藤                                            おおてまりと藤

         
        一本の太い幹から枝が伸びて花を咲かせていました                              八重藤と白藤

         
            棚の下を歩ける白藤のトンネル                                  初めて見ました


                       
     
                       
                    「葡萄の房」の様な短い花が特徴、色も濃い紫で大藤とは違った趣です
               

        
         八重藤は大藤に比べて小粒ながら気品(?)がありました           

         
         快晴の空に八重の紫色が映えます、奥は大長藤の棚

    
         
              大藤の樹は2本あります                      

        
             藤の花が強い風になびき、焦点合わせに一苦労です
  
          
            藤棚には水面が似合います

               
                               初めて見た黄色い藤、「きばな藤」のトンネル

          
              紫藤とは一味違った趣の「きばな藤」のトンネル


          
             クレマチス、つつじと藤                                   緑の葉、黄色い藤が空の青に引き立ちます

          
                                             水上花壇と藤

            
           

              
                             フェンスに白藤が並んだ「白藤の滝」は圧巻

          
            むらさき藤ときばな藤                                     シャクナゲの花と白藤の滝

          
             広大な敷地に様々な花が咲き、まさに百花繚乱                  こじんまりとした「むらさき藤」の棚も可憐

          
                                              可憐なポピーなどの花が満開


          
                                   久々に全員揃った四季彩倶楽部メンバー

撮影会終了後、昼食となったが園内には満足な食べ物が無く、「蕎麦好き」、「食通」がそろうンバーは足利市内の蕎麦屋を探す為にシャトルバスで東武足利市駅に向かいましたが駅前には蕎麦屋は無く、駅にあったパンフで見つけた「足利学校」の近くにある明治3年創業「門前そば きくや本店」で昼食と決まり、渡良瀬川に架かる中橋を渡り店に向かいました。

              
         渡良瀬川を渡るメンバー             30分歩いて店に到着するが、入口になんと「品切れ」の張り紙が。。。  

              
         一同、蕎麦をあきらめて古刹「鑁阿寺(ばんなじ)」近くのレストラン「ゆずかろ亭」に入る、一杯のビールが美味かった



   

 

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犬吠埼と銚子電鉄

2012-05-01 20:05:33 | 日々の景色

銚子
行きは常磐線我孫子で成田線に乗り換え、更に成田で銚子行きに乗り換えです、運行本数は1時間に2本、利根川に沿って走るのんびりとしたローカル線の旅となりました、途中には水郷に近い佐原もあり、利根川の向こうは茨城県です。

銚子は一大漁港であると共に「ヤマサ醤油」、「ヒゲタ醤油」の本拠地でもあります、駅周辺に2社の巨大な工場がありました、そう言えば野田に「キッコーマン」があり、大手の醤油メーカは千葉に集まっています、江戸時代、最大消費地の江戸に近く、また原料となる大豆、小麦、塩の入手が容易で利根川―江戸川の輸送ルートもあった為、千葉(下総)に集まったと言われています。

              
          銚子駅に到着したJR成田線の電車                                 JR駅構内の表記


         
                                                銚子駅                                             JRのホーム端に銚子電鉄の改札があります
                

                        
                      昼頃に到着したので駅前の食堂で昼食、アジのから揚げ定食、刺身定食を注文

銚子電鉄 

経営母体を持たない銚子電鉄は経営難に陥り、車輛のメンテナンスや線路の保守が出来ない危機的な状況にあったが、有志でつくる「銚子電鉄サポーターズ」が全国に支援を要請すると共にサイドビジネスとして「濡れ煎餅」等を販売、当面の危機はまぬがれたそうです。

      
         銚子電鉄「銚子駅」の改札、Suicaは使えません                 JR線への乗り換えはホームにあるJRの端末にSuicaをタッチ

              
             車両は中古、京王電鉄ー四国の伊予鉄道を経てこの地で第三の人生(車生?)送っています

  

     
          
                             経営が厳しいのは車両を見れば一目です
       
        
         路線は1路線のみ、終点の外川まで所要時間は20分弱                 単線の為、対向電車を待ちます
    
        
        どの車輛を見ても外装は決してきれいではありませんが、地元の足、観光客の足として頑張っています

              
                                                                                                                      車内は外観とは違ってきれいに改装されていました

    

                 
       犬吠駅、なぜかこの駅だけがメルヘンチックな建物でした                         銚子電鉄「ぬれ煎餅」のパンフ

       
             犬吠駅、もちろん自動改札ではありません、女性の駅員が切符の販売、改札を行っていました
    
犬吠埼 
三方を海に囲まれた銚子半島の最東端にあります、半島脇は利根川河口

        
                       犬吠駅で下車、徒歩10分程で岬に到着

       
                                岬の先端に建つ「犬吠埼灯台」 

             
                  子供の日が近い事もあり灯台からつるされた「こいのぼり」が快晴の空に元気に泳いでいました

       

       
                      灯台と海洋レーダー、眼下は波が打ち寄せる岩場

        
地球の丸く見える丘展望館
犬吠駅から15分くらいキャベツ畑の丘を登ると到着です

       
                                 エレベーターが故障中の為、屋上までの階段を90段登りました        

       
         展望館の屋上に登ると360度の眺望が開けました                  遠くに屏風ケ浦の岩壁が続いています

       
       「地球が丸く見える」は大げさですが180度は太平洋の海原でした       天気が良ければ富士山も見えるそうです

             
                       キャベツ畑越しに見た犬吠埼灯台

       

       
                                内陸を走る銚子電鉄の2両編成の電車

              
                           展望館の近くにあったレストラン「風のアトリエ」で小休止
  
         
            店内から見た屏風ケ浦と風車                                  海寄りの窓は大きなガラスで日本離れした眺めです
          

       
                     庭に出る事が出来ます、スペイン・ラマンチャ地方風の風車が絵になりました

  
        
                                                ピザ+ビール、相方はパフェをオーダー  

                   
                                    庭には放牧された羊が草を食んでいました

   
   

          

           

      
  

      

      

      

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