写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

小江戸・川越

2011-03-27 21:09:37 | 歴史散歩


本川越駅から徒歩10分程で連雀町ー仲町ー札の辻と続く一番街の蔵造りの町並みが広がります、殆どの建物が明治時代の大火後に建てられたものです。 


         
   電信柱が地中に埋められている為、すっきりとした町並みが続きます

           
                                       重厚な蔵造住宅、「うだつ」が時代を感じさせます  

         
                  さすがサツマイモの名産地、芋ようかんの店が目につきました


              
                                       2009年のNHKの朝の連続ドラマ「つばさ」で老舗和菓子屋「甘玉堂」として設定された店だそうです
            
  一番街を歩く人のほとんどが老若男女の観光客でした                                     

        
                                          明治26年の大火を免れた江戸時代からの唯一の建物「大沢家」住宅
  

    
                                菓子屋横丁に入ると懐かしい駄菓子を売る店が連なります

       
 馬酔木の花が咲いていました               横丁で鳩にサツマイモを食べさせている女の子に出会いました 

     
コーヒー店も蔵造り


蔵造り資料館



    
 資料館中庭に資料を展示した3棟の蔵があります                 中庭から「時の鐘」が見えます


       
                                   江戸時代、夕刻に新河岸を出て翌日昼ごろに浅草今戸に到着した為「川越夜船」と呼ばれた帆船の模型です
   
時の鐘
江戸時代から城下の町に時を告げて来た時計台、度重なる火災で鐘楼や銅鐘が焼失したが江戸時代を通じて度々建て替えられ、現在建っているのは明治26年に起きた川越大火直後に再建されたものです。
平成8年に環境庁の「残したい日本の音風景百選」に選ばれています、高さ16mの木造三3層の櫓で毎日4回鐘が鳴るそうですが、現在は機械で打っているそうです。
      
                            
              
                        街中にひときわ高く建つ櫓が「時の鐘」です

      
   時の鐘をくぐると普通の民家でした              明治11年に第八十五国立銀行として建てられた建物、現在は埼玉りそな銀行川越支店になっていました                       
 
       
散策の後入ったコーヒーショップ「風凛」           ガレのランプとクラシックな金銭登録機  私が頼んだサツマイモベースの地ビールです


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ハナモモが咲きました

2011-03-23 20:01:46 | 四季の彩り

花もも

昨夜からの雨も上がり、時々青空も顔を出すタイミングを狙って近くの川縁に植えられているハナモモを撮りに出かけました。
淡いピンク、濃い紅色そして白の花が3~5分咲きでした。
所々に植えられた水仙の花とのコントラストも絵になります。

                       
          
              

     

      


      
                          
                   


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奥州道 千住宿

2011-03-17 21:15:44 | 大江戸の風景

千住宿

江戸時代、日本橋を起点として東海道、中山道、甲州道、奥州道(日光道)の5街道が整備されました
千住宿は奥州街道(宇都宮から日光道と分かれます)第一の宿場として発展しました。
日本橋から約2里の距離にあるため江戸jから出る人たちが泊まる事はありませんでしたが、江戸に入る人々はこの宿場に一泊してから江戸市中に入りました。
隅田川(大川)に掛った最初の橋であった千住大橋は北岸を北組、中組(掃部宿)、南岸の南組に分け3組を合わせて千住宿と称していた様です。

この地は松尾芭蕉の「奥の細道」の旅立ちの地でとしても有名で、見送りの門弟たちとの別れを「行く春や 鳥啼き 魚の目は泪」と詠んでいます。

また千住は江戸時代に幕府御用市場として神田、駒込と並び青物市場(やっちゃ場)が設けられた地でもありました。
 

                   
     ファイル:100 views edo 103.jpg                           歌川広重「名所江戸百景 千住大橋」                                                 葛飾北斎「富嶽三十六景 武州千住」

千住大橋とその周辺

千住大橋は徳川家康が江戸入府後、文禄3年(1594)に隅田川(大川)に掛けられた最初の橋で現在の橋から上流200mの場所に架けられていたと言われています。
橋の長さ66間(120m)、幅4間(7m)あったそうです。

        
  千住大橋下のテラスが「千住大橋際歴史資料空館」となっていなした、往時の資料が木製プレートに掛けられた簡素な資料館でした。               

            
            千住大橋際に松尾芭蕉が旅立った「矢立ち初めの地」碑がありました。

             
       足立市場際にある松尾芭蕉像

                  
       資料(空)館入口と資料

         

                                                                        
北千住

地下鉄日比谷線、半蔵門線、東武線、つくばエクスプレスが乗り入れている北千住駅から細い路地を抜け5分程歩くと賑やかな商店街に出ました、ここが旧奥州街道です。
   

        


         

                     
                      現在でも商店街は旧宿場町としてのにぎわいを見せていました

寺社仏閣

宿場町として栄えた町中には江戸時代に創建された寺社仏閣が多くありました。

                    

                    

河原稲荷神社

この地にあった青果市場(やっちゃ場)の守護神で境内には嘉永3年(1850)に青果問屋50人が寄進した天水槽2基、
大きな狛犬や千住市場創立330年碑が建っていました。

       

          

           

やっちゃ場
せりのかけ声が「ヤッチャ」であったことから、青果市場をヤッチャ場になったと言われています、千住市場は江戸時代
神田、駒込と共に幕府御用の青果市場として栄えました、今でも当時の屋号を木製プレートで掲げて往時を忍ばせます。

          

          

     

      
       
商店街にあった本陣跡石碑                             高札場跡の石碑


問屋場跡

問屋場とは江戸時代、宿場で人馬の継立、助郷などの業務を行った場所で、街道を人馬がスムーズに往来出来る様する為に幕府が定めた機能です、責任者は問屋と言われ、助役の年寄、人馬の出入りや賃銭などを記入する帳付、人馬に荷物を振り分ける馬指などの者がいました。
通常は交代制ですが、大名行列など人馬が多い時は全員が詰めることになっていました。 

       
           

          

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2011・3・3東京スカイツリー

2011-03-04 11:04:30 | 都会の風景

東京スカイツリー


                                      
          墨田川越しに吾妻橋と浅草をのぞみます              左から墨田区役所・タワー・アサヒビール(ビルはビア
                                             ジョッキーを模しています、上は泡を表現しているそうです)
                                                      

                                              
                                                                                 
                                 隅田川左岸にある公園(元水戸藩下屋敷跡)
                  
                                       
           北十間川に浮かぶ観光遊覧船                     北十間川からタワーを撮りました

           
      浅草に向かう東武電車                          下が第一、上部が第二展望台、工事も大詰めの様です

           
      アンテナの取り付け中                           真下から撮りました
                                                

                                     
                                                       内部は展望台へ昇るエレベーター(?)

             
                                        北十間川の整備、商業施設の建設が始まっていました

                                         
                   最寄駅は業平橋                        駅ホームから見たタワーと施設です
                   


 

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