写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

阿修羅展

2009-05-25 13:42:53 | 日々の景色

阿修羅展

奈良・興福寺の創建1300年を記念して国宝・八部衆像、十大弟子象が上野の森にやってきました。
土日は入館まで2時間待ちと言われていた為、比較的人が少ない平日午後に出かけ30分待ちで入館することが出来ました。
正面と左右に顔、3対の腕を持った「阿修羅像」は天平仏の傑作と言われている奈良時代に造られた立像です。
本来、阿修羅は古代インドの闘争神アスラで温和な神インドラ(帝釈天)に戦いを挑む悪神でしたが、戦に負け続けて仏法を守る神に変身したと言われています。
像は幼さが残る穏やかな顔立ちをしており、深い眼差しは深淵を見透かしているかの様です、また一見すると幼女とも見まごう1300年前の小立像は見る者を飽きさせません。

         

   

         


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亀戸天神の藤

2009-05-08 13:13:14 | 大江戸の風景

亀戸天神の藤


太宰府天満宮の神官、菅原大鳥居信祐(菅原道真の末裔)は、天神信仰を全国に広めるため諸国を巡り、寛永元年(1661)、江戸の本所亀戸村に至り元々あった天神の小祠に道真ゆかりの飛梅で彫った天神像を奉祀したのが亀戸天神の始まりとされる。明暦の大火による被害からの復興を目指す幕府は復興開発事業地として本所(墨田区)を定め、四代将軍徳川家綱はその鎮守として現在の社地を寄進した。
古くは総本社にあたる福岡県の太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」、あるいは「亀戸宰府天満宮」「本所宰府天満宮」と称された。
明治6年(1873)に亀戸神社、昭和11年に現在の亀戸天神社となった。

  
今年は開花の時期が早かった様で、一つの棚を除き花は終わっていた
  
 天神脇の料亭の塀の窓から見えるつつじ

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根津神社のつつじ

2009-05-08 11:45:53 | 四季の彩り

根津神社のつつじ

4月下旬に根津神社のつつじの写真を撮りに行ってきました。
根津神社は根津権現とも言われ東京都内のつつじの名所として有名です。
社殿は1705年の創建で、江戸幕府五代将軍・徳川綱吉による普請とされ、本殿、幣殿、拝殿など社殿7棟が国の重要文化財に指定されています。
当日はつつじが満開とあって地下鉄千代田線根津駅から人の波が続いており、じっくり写真を撮るには厳しい状況を覚悟して神社に向かいました。
境内は人々々で混雑していましたが、つつじは狭い境内を有効に利用して坂状咲いており人が多くてもアングルを考えればなんとか写真を撮るには問題ありませんでした。

  

      






         

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