写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

2014・六義園の枝垂れ桜

2014-03-30 21:23:36 | 四季の彩り

六義園

徳川幕府5代将軍綱吉の側用人であった甲府藩主柳沢吉保の下屋敷跡、吉保自らが設計したと言われており、当時は御府内の外れであった駒込の約2万7千坪の敷地に7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げた名庭園です。
現在は都営の庭園となっていて、春の「枝垂れ桜」と秋は邸内の紅葉が有名です。

「六義園」の名称は、紀貫之が「古今和歌集」の序文に書いた「六義」(むくさ)という和歌の六つの基調を表す語に由来、六義園は自らも和歌に造詣が深かった吉保が、この「六義」を『古今和歌集』にある和歌が詠うままに庭園として再現しようとしたもので、その設計は柳沢本人によるものと伝えられている。(wikipediaより)

蛇足ですが現在、各地で見られる「ソメイヨシノ」は、江戸時代後期に染井村と呼ばれていた駒込の地の造園師や植木職人によって「オオシマザクラ」と「エドヒガン」を交配して造られたクローンの桜です、明治になって全国各地に植えられました。

私たちは午前9時30分にJR駒込駅に集合して、庭園内を約3時間かけて各々好みの風景を切り取りました。

              
           駒込駅前にある「染井吉野発祥の里」の碑         私たちが庭園を出た正午過ぎ、六義園に入園する人が行列していました

           


              
             正門を入ると内庭大門、「枝垂れ桜」が出迎えます、休日で天気が良かった為、多くの人が訪れていました 
  

               


               


               
            
            

        


           

   
           六義園は紅葉で有名です、春にはこの1本の「枝垂れ桜」を見に多くの人が訪れます、夜はライトアップされています
   

          

                                    小さな竹林から見た「枝垂れ桜」も趣があります

               


          


          

      


              
                             庭園に入って裏から見た「枝垂れ桜」、少し傾いた灯篭も絵になりました


         


              
                                                    大泉水(池)対岸から見た「枝垂れ桜」
                    

              
                                                       築山をつないだ藤波橋も絵になります

             


                
                                        吹上茶屋には休息する人たちがのんびりと庭園をめでていました

             
                                                                         

               
           中の島にある築山の妹山、背山(立ち入り禁止です)               庭内に築かれた築山、藤代峠から見た庭園

   
              
           


          


          
                                                                                                                  庭園内には所々に白こぶしの花が咲いていました


               
                                           はきれいに整備された回遊庭園

  
           
            
                                 
                                     庭園奥にあった桜の木も見事でした


              

    
          
                                                     滝見茶屋脇にある紀川上の小さな滝                                     


                    
                                          今回参加した仲間たち

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江戸川堤の菜の花

2014-03-27 13:55:11 | 四季の彩り

江戸川

徳川幕府開府以前、北関東、東北から江戸までの物資輸送は利根川を銚子まで下り、海路で江戸まで運んでいたが、しけ等で輸送に安定感が無く、時間が掛かった為、家康は家臣の伊奈忠次を代官頭に任命してインフラ整備を行わせ、寛永18年(1641)野田・関宿で利根川から江戸川への人工水路を造って利根川の流れを江戸川に引き込み、物資輸送を安定化させました。
野田の醤油・みりんが江戸川で江戸に運ばれた事により、「握りずし」文化が発展したと言われています。


この時期、流山から松戸までの江戸川堤の遊歩道の両側は数キロに渡り「菜の花」が見頃でした。



          
         


             
                                        緩やかに流れて東京湾にそそぐ江戸川


             
                                              親子が菜の花の中で遊んでいました


             
                                                JR武蔵野線の鉄橋を渡るEL型電気機関車


          
                                                                         花を摘む女の子
      

                 
           流山から野田方面に続く菜の花ロード                                                                     
 


             
                                             三郷から鉄橋を渡り南流山に向かう電車      


           
                                    流山から松戸に向かうと「つくばエクスプレス」の鉄橋です

    

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花桃

2014-03-23 20:47:38 | 四季の彩り

川辺、約100mに渡って植えられた花桃の白、桃色、朱色の花が五分咲きになっていました。   

           
              

              

              

              


              


              

              


              

  
                     

                     

 
                      


                      


                      

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河津桜と熱海梅園撮影行

2014-03-03 14:53:04 | 四季の彩り

             
2月28日、午後11時に写真仲間5名と車で出発、首都高ー東名を経て翌日午前3時30分に伊豆・河津着、河津川近くの駐車場に車を止めて暫し仮眠、午前6時30分から各々撮影を開始しました。

天気は雨の予報だったが、幸い予報が外れて帰路につくまでは雨は降らず。


河津桜

早朝の為、観光客はほとんど来ておらず、約2時間、誰にも邪魔されずにシャッターを切ることが出来ました。

             
                               河津川沿いには約800本の桜が植えられているそうです     

                           
                                                          河津川沿いの〝菜の花ロード″、左の建物は足湯でした                                  


                     
                                     午前7時、川辺の遊歩道を独占

          
                 満開の花、色が鮮やかです                      


          
         来宮橋から上流は両岸に桜の木が植えられていました                                        

         
                 土手の緑が桜を引きたてています
         

          
                                                                        菜の花とコラボ

                   
    

                        
                     河津桜はピンク色が鮮やか                                                         菜の花も満開

                      
                     菜の花と桜、奥はみかん                      2時間の撮影タイム終了、これから朝食です


午前9時、まだ駐車場はがらがらでした、これから各地からの観光バスなどが続々と到着して河津川沿いの遊歩道は人で混みだす
のでしょう。

           
                 R135脇の海辺の公園で朝食タイム                           ここではすでに桜が散っていた


       
                                      各自コンロで湯を沸かして持参したカップ麺などで朝食


                      
              このワンボックスカーが今回の足です               今回の撮影行には会員10名中6名が参加

熱海梅園

当初は湯河原梅園に行くところ、予定を変更して熱海梅園に行く事にしました。
1885年に2.5haの山林を開いて梅園として開業、園内は起伏に富んだ敷地に数種類の梅の木が植えられていました。



          
            JR東海道線来宮駅近くにある熱海梅園                         1月から始まった梅まつりは今週で終了です


          
       福岡の「さげもん」、山形の「傘福」と並び伊豆・稲取の「雛のつるし飾り」は日本三大つるし飾りと言われているそうです              


             
                                       可憐な紅梅の花

                 
          
           一部の種類はピークを過ぎていたが、まだ見応えがありました                    木瓜の朱色が引き立ちました


          


          
                                                                         自己主張?

          
   

          
              白とピンクが多い中で黄色の蝋梅が引き立っていた                                しだれ梅

    

          
                            紅白の競演                                 朱色の駐杖橋と梅見の滝
                                                                         
                  

           
                                                                       梅見の滝(人工)と梅
 

                    
             


                      
                                さすが熱海、園内にも足湯がありました


                      
          
                           熱海に住み、多くの童謡を作った中山晋平の居宅が移築されています


                    

   写真行に参加した面々、みんな良い写真が撮れたと思います、ほとんど睡眠をとらずに往復の運転をしてくれたI君、ありがとう。
  

      


      

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