柴又散歩
コロナ禍が治まりつつあった一日、久しぶりに写真仲間と近場での撮影ツアーを企画して葛飾・柴又に出かけてきました、あいにく小雨が降ったりやんだりの天気で、普段は観光客で賑わう帝釈天参道も人出はまばらでした。
「男はつらいよ」で寅さんと妹のさくらさんの別れで度々登場する京成柴又駅
久しぶりに来た柴又の駅前に商業施設が出来ていて「下町」感が無くなった感じでした
寅さんとさくらさんの像
帝釈天の参道手前にあった山田洋二監督の「寅さん」碑
柴又といえば寅さんのイメージ
雨模様の為、閑散とした参道商店街
車寅次郎(寅さん)生家の団子屋「とら家」のモデルとして登場した高木屋老舗
参道の商店街にあったレトロ感満載の土産物屋
懐かしいモノクロ画面のブラウン管テレビ
山本亭
米国の日本庭園雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で毎年「桂離宮」、「足立美術館」と並んで名庭園としてランクインしている「山本亭」。
浅草でカメラ部品の製造業の創業者山本榮之助が大正末期に建てた書院造に西洋様式を取り入れた和洋折衷の邸宅と庭園です、1988年に葛飾区の所有となり一般に公開されています。
庭園は広くはないが、座敷から見える縁側のガラス窓を通した風景が一体となって「景色」となっています。
また屋敷内には大理石のマントルピースが据えられた洋室応接間があるなど、和風の書院造に西洋建築を取り入れた和洋折衷の建物となっています。
正門
こちらが観光客の入口、入館料は¥100.-
小雨模様の平日の為か、いつもは何組かの女性グループがお茶を飲んでいる座敷は閑散として、写真的には最高の条件となりました
庭を見ながら茶菓子を頂けます(有料)
洋間の応接室
山本亭の向かいは「寅さん記念館」
近くを流れる江戸川、矢切の渡しを渡ると千葉県松戸市
参道の商店街を行くと帝釈天二天門に行きつく
柴又帝釈天(正式には経栄山題経寺)
創建は寛永6年(1629)創建の日蓮宗の古刹、1969年から始まった山田洋二監督の松竹映画「男はつらいよ」で笠智衆が御前様として住職役を務めてから一躍有名になっています。
二天門
帝釈堂
帝釈天境内