写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

雪の白川郷ライトアップと五箇山ウォーク(2)

2013-01-30 15:59:18 | 四季の彩り

白川郷でのライトアップを見た後、近くの夕食会場に移動、メニューは「飛騨牛の朴葉味噌焼き」、「五箇山蕎麦」などの郷土料理です。

          
                                                                 飛騨牛の朴葉味噌焼き、美味でした

夕食後、バスは東海北陸道を経由して宿泊先である石川県加賀温泉郷(粟津温泉)の老舗旅館「法師」に向かいました。
旅館「法師」は伝承1300年、養老2年開湯と言われ『世界で最も歴史あるホテル』としてギネスに認定されている旅館だそうです。
http://www.ho-shi.co.jp/

旅館「法師」は広大な敷地に新春・春・夏・秋の4館が建ち、庭園を囲んで各館が回廊で結ばれています、館内は歴史を感じさせる重厚さがありました。
700年間湧き出している無色透明な源泉かけ流しの温泉、特に雪が降る中での露天風呂は最高でした。

夜間に雪が降り出して翌朝には約10cmの積雪となっていました。 


          
           翌朝の「法師」玄関                                          旅館内庭園の風景                                             
     

       
     午前6時の玄関前                       雪に覆われた庭園の池                   雪の庭を囲む廊下                          

      
    所々にあるストーブに火が入っています        玄関を入ると広いロビーがある「秋の館」         華麗なエレベーターエントランス
  

     
    時代を感じさせる館の銘板            天皇陛下が泊まった特別室が眼下に見えます            回廊から見た雪の庭園
 

                  
        館内は暖房が効いて快適                     秋の館玄関前                8Fの客室、炬燵がありました


            
                   午前7時、客室から見た外の風景(フラッシュをたいて雪を強調)

         
          

               
         玄関前の木に積もった雪が重たそう                                  午前9時、空は一転快晴に   


     
     お定まりの九谷焼販売店に立ち寄り         係から焼き物が出来るまでの説明を聞く       私が買った「九谷焼」のぐい飲み


本日のメインハイライトは合掌造りの五箇山散策、北陸道ー東海北陸道で五箇山ICを目指します


             
          雪に埋もれた五箇山菅沼地区に到着、以前来たのは隣の集落「合掌の里」でした       

           
      山間に佇む五箇山菅沼地区、モノトーンの風景が新鮮です

           


              


              


              


           

 
      
                   菅沼地区は狭い集落で全部廻ってもそんなに時間がかかりません  

               

                                  土産屋さん、白色の中にカラフルな色彩が映えます

      
                          布で造られた素朴な飛騨名物のお土産が並んでいました 


       
     

             
                           駐車場が高台にある為、集落を結ぶエレベーターがありました

こきりこ節実演
道の駅「ささら館」で五箇山に伝えられている「こきりこ節」実演を見ながら昼食です。

          
        こきりこ節を鑑賞                                           短冊状にした薄い木の板108枚を紐で繋いだ「板ささら」                             

          
                                                                 こきりこ節の解説を聞きました

      
          板を108枚重ねた「ささら」、両手で持ち左右交互に動かして音を出します


                      
                こきりこ節のポスター、秋に祭りがあります                       道の駅「ささら館」とツアーバス

           
                  連日大活躍の除雪車


           
                 北陸道と上信越道分岐近くある名立谷浜SA、寒々とした日本海が見えます

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雪の白川郷ライトアップと五箇山ウォーク(1)

2013-01-29 16:26:19 | 四季の彩り


白川郷
岐阜県白川村荻町地区は合掌造りの集落で知られており、1995年に五箇山と共に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
合掌造りは急勾配の茅葺き屋根が特徴で、屋根裏は二層、三層の空間を持ち以前は養蚕業などが盛んに行われていたそうです、又、急勾配の屋根は雪下ろしを容易にし、水はけを良くする為に考えられたものです。
茅葺屋根の葺き替えは、結と呼ばれる地域住民の共同作業で行われ、30年から40年に一度行われています。

ライトアップ http://lightup.asia/schedule/

このツアーは『白川郷ライトアップと五箇山「こきりこ節」伝承1300年の名旅館加賀温泉郷「法師」2日間』、旅行会社専用のトイレ付きのゆったりバスで出発しました。

名古屋赴任中に白川郷には二回、五箇山は一度行っていますが、この時期は初めてです。


             
     専用バスで午前8時40分に出発、外環ー関越ー上信越ー北陸道を経由して白川郷を目指しましたが、やはり北陸道は雪の中でした                        
 

           
                天気は、バスが進むにつれて、晴れー曇り―雪と目まぐるしく変化                 融雪剤を撒くNEXCO車輛


     
       午後4過ぎに白川郷に入りました       昨日は雪が降り吹雪いたそうです、到着時は曇りから時々晴れと写真的には最高の条件です


          
                            白川郷の集落は雪の中に静かに佇んでいました

          
               ライトアップまでの間、集落の写真撮影、やはりこの時期の風景が一番絵になります


          
        今日がライトアップ2日目、集落には多くの観光客が観光バスで入っているはずですが、まだそれほど目立ちません
   

          
                             ライトアップ用のライトが所々にセットされています


      
        灯が入るのを待つ照明器具                                静かな佇まいの集落


          
        子ども達が傾斜を利用してプラスチックのそりで遊んでいました、雪国に住む子供の特典でしょう
                               

          
             昨日降った雪が屋根を覆っていました、なお積雪は1m位か、メインの通りは除雪されています


              
                 会津生まれのwifeも久しぶりの雪に満足?                                      スパッツを着用
     

                                   
                つららが飛騨の冬の寒さを物語っている                         午後5時過ぎに展望台を目指す、三脚が重い


      
      集落を見渡せる展望台に向かって続々と人の波が続く       展望台はすでに人で一杯で写真を撮るのは無理
  

              
                 展望台に通じる道の中腹で写真を撮る事にしたが木の枝が邪魔、 誰かが造った小さな雪だるまが可愛いい
 

              
                    夕闇を待つ集落、間もなくライトアップが始まります

           
              
                     ライトアップ(1)


              
                   ライトアップ(2)


              
                    ライトアップ(3)
              

              
                    タイトアップ(4)


           
            ライトアップされた民家(1)


           
             ライトアップされた民家(2)  

           
           ライトアップされた民家(3) 



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東京スカイツリー撮影会

2013-01-16 13:16:52 | 日々の景色

1月13日、写真仲間8名が参加、東武浅草駅に集合しました。

      
       集合した仲間たち                    浅草はいつ来ても人がいっぱい            隅田川河畔にあるモニュメント 

          
                     吾妻橋―言問橋間、アサヒビール本社ビルにスカイツリーが映されています

        
                              午後4時の第一展望台                      午後5時、タワー展墓台上部に灯が入る 


駒形橋下のテラスでスカイツリーがライティングされるのを待つ仲間たち

            


         
                    駒形橋上から見たスカイツリー                             駒形橋越しのスカイツリー                         


           
                 アサヒビールの金色に光る「炎のオブジェ」もライトアップされた             スカイツリーのライトアップも間もなくです     
      

         
                                         ライティング後の風景、この日は「雅」     
    

               
                                   20秒露光、観光遊覧船の灯の残影が線を引いています

                

      
                    第一展望台をアップ                                     先端のアンテナにも灯がついています

 
約2時間、それぞれの感性で風景を切り取りました、これから新年会、浅草寺方面に移動しました。


          
       伝通院通りの店は早くも店仕舞い    奥山も人影がまばら                    伝通院通りから見たスカイツリー

     
     
          
                                  浅草寺本堂(観音堂)、五重塔がライトアップされています

   
 
              
                                       スカイツリーと五重塔



          
             東武特急スペーシアとスカイツリー                               スカイツリータウンソラマチ



        
              紫色の光「雅」に色づけされたタワー、 ライティングはブルーの「粋」と二種類、日替わりだそうです


 浅草寺脇の飲み屋街はどこも満席、その内の1軒の居酒屋に入り新年会

  
      居酒屋の為、味は期待しなかったが意外と美味かった                         皆さん、今年も宜しく、秀作を撮りましょう
 

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45階からの眺め、その後で新年会

2013-01-14 20:30:16 | 日々の景色

東京都庁45階展望室
この日は土曜日でしたが都庁の展望室は無料解放(営業中)されていました、展望室は都庁舎の左右に突き出た建物にそれぞれ、南、北に分かれています。
一階入口でガードマンによる所持品検査を受けてから専用エレベーターで45階に昇りました。

                  
           向かって左45階部分が南、右が北展望室                       都議会議事堂は別棟


                  
         入口で所持品検査を受けました               休日にも関わらず多くの人が展望室行きエレベーターを待っています

                    
                      
             広々としたエントランスホール                          展望室はゆったりとしたスペース      


                     
                        南・北展望室共にレストラン、物販施設があり休む事ができます

                    
             南展望室中央のレストラン、アルコール類も置かれています                   

              
              
                           左に東京スカイツリー、中央に皇居・丸の内ビジネス街、右手は新橋から六本木


           
          新宿ビル群 、斬新なデザインのビルも                  天気は快晴でしたが、多少モヤっていました


          
                          浅草方面遠望・東京スカイツリーが高さを誇っています


          
                      放送電波塔の役割を東京スカイツリーに譲った東京タワーもまだまだ健在です


          
                  六本木方面                                              窓際で遊ぶ子ども達


          
       渋谷方面が霞んでいます、左のビルが渋谷ヒカリエ                      日没が近くなりました


日没の富士山を撮りたくて北展望室から一階に下りて、改めて南展望室に昇りましたが、観光客に外国人が多かったのが意外でした。

          
         都庁高層部にあるアンテナ群                        東京オペラシティに夕日が当たっています
 

              
                                     日没後の富士山


          
          日没後の副都心                          手前のビルが副都心初の高層ビルとなった京王プラザホテル

山仲間との新年会
新宿御苑近くの中華料理店が宴会場です、欠席者1名を除く7名が出席しました、昨年末の忘年山行が悪天候で中止となった為、皆な久し振りの顔合わせで大いに盛り上がりました。

         

            

              

二次会
少し飲み足りない3名が新宿の街に出て静かに飲めるところを探しましたが、週末の為か人出が多くて適当な店が見つからず、結局タクシーで西口にあるホテルのバーで飲む事にしました。

            
          ハイアットリージェンシー東京内の「Bar Eau de Vie」でゆっくりとくつろぎました

                
        

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新春の深川ウォーク

2013-01-12 10:48:17 | 歴史散歩

深川 http://www.fukagawa-kanko.com/midokoro/eitaibashi.htm

江戸時代初期までは現在の深川一帯は葦の生い茂る三角州で無人の地でありましたが、幕府開祖徳川家康が摂津国(大阪)から来た深川八郎右衛門に、この地を与えて土地の開拓を命じたことが地名の起源と言われています。

また深川は花街としても栄え、土地柄からかプライドが高く、粋で気風の良い深川芸者(辰己芸者)が居たことでも有名です。

冨岡八幡宮

寛永4年(1627年)に周辺の砂州一帯を埋め立てて建立されました、その後、源氏の氏神である八幡大神を尊崇した徳川将軍家の手厚い保護を受け隆盛を極めました、特に江戸三大祭の一つである深川八幡祭りは3年に一度、本祭りが催され、神輿に水をかけながら練り歩く連合渡御は、今でも江戸情緒を感じさせる祭りとして有名です。

境内には、「深川力持碑」「木場の角乗り碑」をはじめ「横綱力士碑」「力持碑」など、深川にまつわる多くの石碑等がありました。


        
     

              
                                          富岡八幡宮本殿

             
          大神輿を納めている庫                                      大神輿の由緒


                
                                       重量が4.5トンある大神輿が展示されています

     

        
                参道を入った左手に、近所に住んでいたと言う伊能忠敬の銅像があります
 

        
                                     八幡様は江戸の相撲発祥の地とも言われます


深川不動堂
江戸時代、歌舞伎役者市川団十郎が不動明王が登場する芝居を打った事により、江戸っ子達の間に成田山の「不動明王」を拝観したい声が高まり、元禄16年(1703)に成田不動の出開帳が冨岡八幡宮の別当である永代寺で開かれており、これが「深川不動堂」の起源と言われます。
江戸時代に成田不動の出開帳は12回公開されています、「門前仲町」という地名は「永代寺」の門前町に由来しているそうです。


    
          不動堂への参道                                            門前仲町商店街

       
              旧本堂 

    
     正月の名残がある参道                                 外壁に梵字(不動明王御真言)を散りばめた本堂


                   
                                     街中のスケッチ

永代橋
元禄11年(1698)、5代将軍綱吉の50歳を祝して架橋された大川(隅田川)に架けられた4番目の橋、当初は現在の位置よりも100m上流にあった深川の渡し付近にありました。
元禄15年12月、赤穂浪士が吉良邸に討ち入り後に、この橋を渡って泉岳寺に向かったことでも知られています。
また冨岡八幡宮で12年ぶりの祭礼日が行われた文化4年(1807)に、詰め掛けた群衆の重みに耐え切れず、犠牲者1400名を出す落橋事故が発生しています。

橋はその後、何度か再架橋され明治30年(1897)に日本初の鉄鋼製の道路橋が架けられました、現在の橋は大正15年に架けられ国の重要文化財に指定されています。


              
                                       茅場町側からみた永代橋

        

                                                                                
           深川から橋を渡ると茅場町・日本橋です                                     橋から見た東京スカイツリー

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2013 初詣・鎌倉八幡宮

2013-01-03 19:20:26 | 日々の景色

鶴岡八幡宮  http://www.hachimangu.or.jp/
康平6年(1063)源頼義が奥州を平定した後、源氏の氏神として京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺に祀ったのが起源と言われ、源氏再興の旗上げをした源頼朝は治承4年(1180)に由比ヶ浜辺から現在の地に遷し、 建久2年(1191)には鎌倉幕府の宗社にふさわしい現在の姿に整え、鎌倉の町づくりの中心と位置づけています。
現在の本殿は文政11年(1828)江戸幕府11代将軍徳川家斉の造営によるもので国の重要文化財に指定されています。
なお、本殿に登る大石段脇にあった樹齢1000年とも言われた大銀杏が2010年3月9日の強風により倒壊しましたが、その後根から若芽が出て成長しつつあるそうです。 


          
      若宮大路から見た鎌倉駅                                 若宮大路二ノ鳥居


                  
             時間は午後1時過ぎで、まだ人出は多くありません                    若宮大路中央を貫く段葛も人影がまばら

  
                 
          蕎麦の名店と言われる「こ寿々」、この日も行列が出来ていました、いつもこの行列にうんざりして、まだ入った事がありません


                 
             三の鳥居を過ぎた辺りから参道は参詣の人で溢れていました、ロープ規制もあって参詣まで1時間15分かかりました


                        
                    大石段下でも警官がロープで規制、急な階段があり止むを得ません、仁王門の奥が本殿(拝殿)です


                  
         大銀杏があった周辺が囲われています、これから新芽が出るのでしょう              大石段を登り仁王門に向かう参詣者


            
           大石段上から見た人の波、この日の参詣者は十数万人?                     

蕎麦処「山路」 
若宮大路と平行して駅に向かう「小町通り」から一歩路地を奥に入ると、何時も立ち寄る蕎麦処「山路」です、以前は福島県・会津の蕎麦を挽いていたそうですが、今は北海道十勝鹿追の蕎麦を使っているそうです、どちらも国内有数の蕎麦の産地です。
食べたのは「てんざる」と「たけふ」+鰊の甘露煮+ビールでした。


          
       小町通りにある店の幟                   店が通路の奥にあり、格調高い店に見える為か、一見客が少ない


                           
            店内から蕎麦打ちが見ることができます            北海道鹿追町農協契約栽培の店の看板    小町通りに出る長い通路


                            
                    天ざる、細切りの蕎麦が美味でした               大根おろしとかつお節の「たけふ」も素朴な味です

 
             
           小町通りは観光客相手の店が増えており、原宿化が加速中で通りたくない路です             由比ヶ浜に続く若宮大路

 いつもは藤沢から江ノ電に乗り、江の島、腰越、鎌倉高校前辺りで降りて、海と江ノ電等を撮ってから鎌倉に向かいますが、今回は時間的制約でJR鎌倉との往復でした、ちなみに今回は一日乗り降り自由の「休日おでかけパス」¥2,600.-を利用しました。

 

 

コメント (1)
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