本土寺の紫陽花と花菖蒲
松戸市にある本土寺は創建700年を誇る名刹です、この時期になると1万株の紫陽花、5千株の花菖蒲が見頃となり、にわか参拝客が押し寄せます。
私もその一人として6月中旬にカメラをかついで出かけてきました。
紫陽花は鎌倉の明月院が昔から有名ですが、最近では本土寺も各メディアに取り上げられてから「北の明月院」と脚光を浴びるようになりました、またこの寺の秋の紅葉も見逃せません。
ただ難点は参拝料が500円と安くないことですが。。。。
五重塔を背景にした紫陽花
一輪の紫陽花をアップで撮りました、背景は五重塔
境内には紫陽花の回廊が続いています
仁王門をくぐると花菖蒲園があります。
紫陽花と花菖蒲の共演
花菖蒲園後方の緑色の中で朱色の葉がひときわ目立ちました
合歓の木
自宅近くにある合歓の木の花が満開でした。
流鉄沿線の紫陽花
松戸市馬橋と流山市を結ぶ2両編成の流山鉄道、この沿線にも紫陽花がひっそりと咲いていました。
尾瀬ヶ原(沼田/鳩待峠)
日帰りバスツアーで尾瀬の水芭蕉を見に行って来ました。
午前8時に雨模様の中を出発しましたが群馬県に入ると曇りで所々青空も見えてきました、関越道を沼田で降りて尾瀬戸倉へ、この時期は自然保護を目的とした交通規制があって尾瀬戸倉から鳩待峠までは専用のシャトルバスに乗り換えとなりました。
尾瀬ヶ原は標高1400mに位置しており、東西6km、南北2km、群馬,栃木、福島、新潟にまたがる本州最大の湿原地帯です、両翼に燧ケ岳(2356m)、至仏山(2228M)をひかえ、どこから見ても雄大な両山をのぞむことが出来ます。
6月は水芭蕉、ワタスゲ、7月にはニッコウキスゲが満開となります、秋は草紅葉が原一面に広がる自然の宝庫です。
尾瀬に入るには沼田口(鳩待峠、富士見峠、三平峠)、会津口、越後口、奥鬼怒口と多くのルートがありますが、日帰りも可能な一般的ルートとしては鳩待峠ルートが広く知られています。
鳩待峠は標高1591mにあり尾瀬ヶ原の入口となる山ノ鼻まで3.3kmを下ります、しばらく続いた急勾配が終わると平坦な木道が続きます、所要時間はゆっくり歩いて往路1時間、復路は1時間30分程でした。
私自身、尾瀬に来るまではもっぱら奥日光(戦場ヶ原、小田代ガ原)を年数回歩いてきましたが、尾瀬の風景は奥日光とはまた一味違った景色を見せており、今秋にもゆっくりと訪れたいと考えています、出来れば燧ケ岳、至仏山にチャレンジ出来れば最高です。(我が家の奥さんは数年前に踏破済みだそうで山頂からみた景色は圧巻だと言っていました)
旅行会社から配られたマップ 尾瀬戸倉でシャトルバスに乗り換えです
鳩待峠到着、いよいよ尾瀬ヶ原に入ります 至仏山にはまだ雪が残っていました 木道を1時間歩きます
山ノ鼻に到着、ここには国民宿舎尾瀬ロッジ、至仏山荘等の山小屋が集まっています。
小休止後、尾瀬ヶ原入口の標識に沿って出発です、尾瀬ヶ原には2本の木道が通じており右側歩きがルールです。
山ノ鼻に立つ案内表示、今は尾瀬国立公園となりましたが、3年前までは日光国立公園の一部でした
今が水芭蕉の季節の為、多くの観光客が訪れていましたが、ほとんどが日帰りの様です
尾瀬ヶ原に向かって出発 山小屋の裏にはまだ雪が残っていました 至仏山への登山道標識
原の入口には山小屋が集まっています 燧ケ岳を正面に見ながら中田代三叉路を目指しました
燧ケ岳が雄大な姿を見せています
途中には小川、地塘が点在、水芭蕉が群生していますが今年は霜の影響がでており葉が茶色に変色しているものが見受けられました
タケカンバ越しに燧ケ岳を望みます 地塘の間に立つ1本のタケカンバの樹
中田代三叉路までが今回のルート、小休止の後に今度は至仏山を正面に見て山ノ鼻に戻りました
往路とは違った風景が広がっています、ときどき燧ケ岳から下山した登山者にも出合いました
可憐な水芭蕉の群生、今しか見る事が出来ない景色です
地塘に映る至仏山 至仏山登山道に通じる木道、現在は残雪があって入山禁止でした
両国の江戸東京博物館で開催中の「龍馬伝」特別展を見に行って来ました、この日は天気が良かった為、業平橋に建設中の東京スカイツリーの伸び具合を見てから隅田川沿いに両国まで歩きました。
東京スカイツリー
前回来た時は、まだ第一展望台は形になっていませんでしたが、今回は展望スペースが出来ていました。
本所吾妻橋から見たツリー 高さが398メートルになっていました
北十間川から見たツリー、さらに高くなると川面に収まらなくなります この日は風があって川に映るツリーの影が乱れています
第一展望台の外観が見えます 下町風景の中に建設中のツリー、周囲の雰囲気と言い東京タワーとは雰囲気が全く異なります
「龍馬伝」特別展
終了2日前と言う事で混雑を予想したのですが、待ち時間も無く会場に入ることが出来ました、しかしながら会場内は人であふれていました。
また会場内は写真撮影禁止の為、持って行ったカメラはキャップをしたままでした。
展示品は以前、京都の霊山歴史館に行った際に見た龍馬を襲ったと言われる刀や新撰組に関わる所蔵品の他、高知の龍馬記念館、京都国立博物館など関係する所蔵先から集めた194点が陳列され中身の濃い展示会となっていました。
あまり達筆とは言えない龍馬が乙女姉さんに書いた直筆の書状、久坂玄端から武市半平太、西郷隆盛から勝海舟宛ての書簡など貴重な書簡を興味深く見る事が出来ました。