1月27日、東京スカイツリーの高さが559mとなりました。
左からツリー、墨田区役所、アサヒビール本社、隅田川に浮かんでいるのは観光遊覧船
アンテナ部分が伸びて最終的に634m(武蔵)になります
宇宙船と見まごう遊覧船とツリー、隅田川クルーズが人気です
八丁堀から歩いて20分、隅田川テラスに出て佃大橋を渡ると佃島です、10分も歩くと右手に「もんじゃ焼き」の店が集まる月島西仲町通り商店街のアーケードが見えてきます。
佃大橋 中央大橋越しに東京スカイツリーが見えます
佃公園 商店街入り口にある月島もんじゃ振興会(案内所)
両側にもんじゃの店が並んでいます、昼間の為か人影がありません 商店街の路地を入ると植木を並べた下町の風景です
勝鬨橋
1905年(明治38年)日露戦争で旅順を陥落させた祝勝記念として築地ー月島を結ぶ渡し船「勝鬨の」渡し」が設けられていましたが、1940年に橋が完成「勝鬨橋」と命名されました。
建設当時は隅田川を航行する船舶が多かった為、可動橋として設計され電動により中央が両側に開き大型船舶の通航が可能となりましたが1980年にその役割を終えています。
商店街を抜けると晴海通り、勝鬨橋が見えます 隅田川河畔はテラス(遊歩道)が続いています
勝鬨橋
中央部分が左右に開く仕組みです
橋を渡ると築地、中央卸売市場が目の前です 橋が出来るまであった渡し船の乗り場跡
築地から晴海を望みます、高層マンションが立ち並び晴海の風景も大きく変わりました
中央部分が跳ねて船を通していました(錢高組HPより抜粋)
新鮮なネタが人気の築地場外市場
歌舞伎座の建物が取り壊され新築工事が始まっていました 解体される前の歌舞伎座
身延山久遠寺
(久遠寺のHP)
身延山山麓に日蓮宗本山久遠寺、山頂に奥之院思親閣があり、山麓、山中に宿坊が点在しています。
この寺は「しだれ桜」の名所でもありますが、この季節は殺風景な眺めしかありません。
久遠寺裏手に山頂を結ぶロープウェイ乗り場がありました、参拝客のほとんどが利用していましたが我々は歩いて頂上を目指しました。
山の中腹までは変化の無い車道が続き、中間地点の大光坊(三光堂)からやっと山道となります、久遠寺から頂上の奥ノ院まで50丁、ハイクコースには一定の距離で丁目を表す道標が立っていました。
頂上までの5kmを2時間30分で歩きました、頂上到着後は奥ノ院裏手の展望台でしばしの休憩、寒いこともあって観光客はまばら、その後展望台にあったテーブルで各自お湯を沸かして昼食の準備を始めましたが人気があったのはやはりインスタントラーメンでした。
下山は帰りの時間を勘案してロープウェイ(¥680.-)を利用しましたが、乗っていた時間はたった7分でした。
総門から奥が久遠寺です 合掌
「空」「無相」「無願」の三解脱をあらわす三門、79世 1985年に再建された本堂
日慈上人の筆による「身延山」の扁額が掛っています
本堂前で全員集合、今年の安全登山を祈願 日蓮聖人の神霊を祀る「棲神閣」
駐車場と久遠寺を結ぶエレベーター(無料) 三門から本堂へと続く287段の石段
ハイクコースは本堂の裏手にありました 頂上までの道程の半分は車道でした
中間地点の大光坊 ハイクコースからは富士山も見えました 頂上着、奥ノ院に続く階段
思親閣、、仁王尊像を祀る仁王門が境内を守護しています 頂上には雪が残っていて風も冷たい
展望台からの富士山 展望台にあったテーブルで昼食、温かいラーメンが体
を温めました
ロープウェイから見た久遠寺全景 ロープウェイで下山
王子稲荷神社
今から一千年の昔「岸稲荷」と称して、この地にまつられたお社で、社記に、『康平年中、源頼義、奥州追討の砌り、深く当社を信仰し、関東稲荷総司と崇む』と、伝えており、西暦1060の平安朝中頃には相当の社格を有していたものと考えられます。
元亨二年(1322)に近隣の地に領主豊島氏が、紀州の熊野神社を勧請し王子神社を祀った処から、地名も王子と改まり、当社も王子稲荷神社と改称されました
代々の将軍家の崇敬は、極めて篤く、社参は勿論、三代将軍家光公は、寛永十一年に、社殿を造営し正遷宮料として金五拾両、その他諸道具一式を寄進せられ、次いで五代将軍綱吉公は元禄十六年に、十代将軍家治公は天明二年に、それぞれ、修繕を寄進されましたが更に、十一代将軍家斉公は文政五年(一八二二年)に、社殿を新規再建されました。
八棟造り極彩色の華麗な社殿は、江戸文化の最高潮、文化文政時代の粋を伝え、当時の稲荷信仰の隆昌が偲ばれます。
(王子稲荷神社のHPより抜粋)
色鮮やかな拝殿、江戸時代の粋を伝えています
王子稲荷神社の正門 階段を上がると拝殿です 家族連れがお参りに訪れていました
拝殿の装飾 拝殿横にある本宮社 拝殿裏のお石様
神社脇にも入口がありました にこやかな表情をした狐① 寛永十年に建てられた常夜灯
にこやかな表情をした狐② 拝殿の裏にある境内社
階段を上がると石祠と狐穴がありました 石祠
狐穴 鍵をくわえた狐
精悍な顔の狐 本宮社から境内社に向かうと赤い鳥居がありました
正門から入ると1対の狐が出迎えてくれます、いずれも表情豊かな顔をしています
歌川広重の江戸名所百景にある「王子装束ゑの木・大晦日の狐火」
常磐線(地下鉄千代田線)で西日暮里経由東京駅へ、東海道線に乗り換え戸塚下車、横須賀線に乗り換えて2駅の北鎌倉で下車、所要時間は2時間弱でした。
北鎌倉駅から巨福呂坂洞門(切通し)を抜ければ八幡宮です、途中には古刹の円覚寺、建長寺、駅周辺には
「アジサイ」で有名な明月院、駆け込み寺の東慶寺、浄智寺などの名刹があります。
ローカル駅の雰囲気が残る北鎌倉駅舎 円覚寺は北鎌倉駅の前です
北鎌倉からはしばらく横須賀線脇を歩きます 鎌倉五山第一位の建長寺
巨福呂坂洞門、八幡宮までは10分程の距離 鎌倉駅から小町通りを抜けると三の鳥居です
三の鳥居に着いたのが午後1時30分、本殿参拝まではロープ規制が数度ありましたが40分程で到着しました、昨年は時間が遅かった為か1時間以上待たされました、今日も多分これか人が増えてくるのでしょう。
今回は初詣の他に、昨年台風で倒れた推定樹齢1000年と言われた八幡宮の「ご神木」である大イチョウに新しい芽が出たと聞いていた為、現在どの様な状態になっているかも関心がありました。
三の鳥居をくぐると太鼓橋があり、その先が八幡宮です
本殿に続く参道は人で埋まっていました 倒れた大イチョウの木が隣に移植されています
倒れた大イチョウの木に若葉が出ていました 大イチョウの根から枝(?)が出ていました、春が楽しみです
最後のロープ規制です、本殿に行くには急な階段があるため、危険防止の為に規制は止むをえないのでしょう
舞殿 本殿を降りるとボタン園、池があります
池の周りには参拝客相手の屋台が並んでいます 二の鳥居」から八幡宮に向かう若宮小路、中央は段葛
鎌倉駅から八幡宮に抜ける小町通りは人でいっぱい JR鎌倉駅東口
JR鎌倉駅西口に回ると江ノ電の鎌倉駅です 観光客を待つ人力車の車夫