本土寺の紫陽花
東京近郊の紫陽花の名所と言えば2,500株の「ヒメアジサイ」が境内を埋める北鎌倉の明月院や鎌倉の長谷寺が有名です、特に淡い青色の紫陽花の花「明月院ブルー」が見事な明月院は、この季節になると入園を待つ人が行列するほどの人気で、起伏のある境内と紫陽花が絵になりますが、鑑賞客が多いと通路の両側に咲く紫陽花をゆっくりと写真に撮るのも困難な状況です。
一方、近年メディアで「東葛の紫陽花の名所」として取り上げられる頻度が増えて知名度が上がって来た松戸・北小金の本土寺は境内も広く、紫陽花の株数が10,000株と多く、我が家からも近く絶好の撮影スポットでもあります。
本土寺は「花菖蒲」。「紫陽花」に加えて紅葉の時期になると紅葉が絵になる寺でもあります。
寺伝によると源氏の名門平賀家の屋敷跡と言われ、建治3年(1277)に日蓮上人の弟子日朗が開山としたと言われる古刹です、なお同寺は徳川家康の側室となり五男万千代(後の武田信吉)を生んだ甲斐の武田一族・秋山氏の出自であるお都摩の方(秋山夫人)の墓所でもあります。
6月22日にカメラを持って出かけてきました。
自宅からママチャリで20分で到着です、平日午前の為か、見頃を過ぎたせいか訪れる人もまばらでした
見頃のピーク時には参拝料が500円必要、この日は無料開放日
紫陽花と水連
弁天堂
花菖蒲苑は時期が過ぎていました
わずかに咲き残った花菖蒲が所々に見られました
五重塔脇には盛りを過ぎて色あせた紫陽花が目立ちました