都電荒川線(東京さくらトラム)散歩
毎週、ボールを追っているテニス仲間三人と初散歩で都電荒川線「東京さくらトラム」で三ノ輪橋から雑司ヶ谷まで出かけてきました、今後、谷根千、浅草、深川、浅草ー浜離宮の海上ツアー、日本橋・室町・人形町等と他の仲間を加えて都内散歩を拡大して行く予定です。
三ノ輪橋停留所が始発駅 停留所脇の懐かしい看板
三ノ輪橋ー早稲田の30停留所を約1時間で結んでいます
停留所は無人のため車内で一日乗車券(¥400.-)を購入して乗車 最初の下車は王子駅前、徒歩で飛鳥山へ
旧型都電やD51型蒸気機関車が静態保存されています
飛鳥山
今から300年前の享保期、八代将軍徳川吉宗が上野、墨田川の堤(墨堤)に加えて飛鳥山に桜(ソメイヨシノ)を植樹して庶民の憩いの花見の場所として開放しました、現在も桜の名所として多くの人の目を楽しませています。
渋沢栄一
近代日本経済の基盤を造った渋沢栄一は創業に携った王子製紙を眼下に見ることできる飛鳥山に居を構えて終生住んだ地であり、明治 12年(1879)からは別荘として、そして明治34年(1901)から亡くなる昭和6年(1931)までは本邸として生活をしてた邸宅は「曖依 村荘」と呼ばれ、単なる私邸にとどまらず、国内外からの賓客を迎えるなど栄一の活動拠点としての「公の場」という性格も持っていまし た。広大な敷地内には、日本館・西洋館をつなぎ合わせた本邸を中心に、茶室など附属建物が庭内に点在していました、現在も栄一を記念した建築物である晩香廬と青淵文庫が残されています。
渋沢庭園
青淵文庫(重文) 渋沢栄一像
飛鳥山下で交差する都電
ワンマンの都電、停車場が無人の為、発券、発車から停車まですべて運転手が行います
庚申塚の蕎麦屋でランチ
おばあちゃんの原宿・庚申塚にある高岩寺(とげぬき地蔵尊)をお参りしてから蕎麦の名店と言われる「菊谷」でランチ
都電庚申塚近くにある蕎麦屋「菊谷」、ミシュランのビブグルマン東京6選に選ばれた名店、行列のできる店だそうで入店まで30分待ち
30分入店待ち 2種、3種の利き蕎麦がお奨めです
30分待って入店、各自お猪口を選んでてんぷら盛り合わせ、ふき味噌で熱燗で一服、2種の蕎麦を堪能、蕎麦屋と言うよりゆっくり飲んだ後で蕎麦で仕上げの店、待ち時間が長いのも納得、料金もリーズナブルで質量共に満足でした。
鬼子母神堂への参道、けやきの大木が時代を感じさせる
樹齢600年の公孫樹(イチョウ) 鬼子母神、鬼の角がありません
明治40年、米国宣教師マッケーレブの旧宅が雑司ヶ谷旧宣教師館として保存されています
皆さんお疲れさまでした
目白台の肥後細川庭園まで行く予定でしたが時間が無く断念して次回に持ち越し、早稲田発の始発で町屋経由帰途につきました