会社仲間のハイク同好会「RKH」は現役の社員・OBの12名で毎月、隔週でハイクを実施してます(先月は西穂・独標までハイク)が、今年は新たに時間的に余裕がある(有り余る?)OB5名で「RKH平日ハイク部」を組織して都内近郊を歩き、今回は山梨県の笛吹川上流にある西沢渓谷を歩いて来ました。
参加者はM氏、I氏、H氏と私の4名、それぞれが集まりやすいJR武蔵野線府中本町駅に午前7時に集合、I氏の愛車で中央道を走り、勝沼ICで降り、両側にブドウ畑を見ながら「西沢渓谷」駐車場を目指しました。
I氏の愛車 順調なドライブで府中本町から2時間弱で西沢渓谷駐車場に到着、天気は曇り空
渓谷入口ゲート
植林された若い木はカバーで保護されていた 駐車場からゲートを通り渓谷までの平坦な道を30分歩く
甲武信岳登山道との分岐
英文学者で登山家でもあった田部重治の文学碑があった「日本アルプスと秩父巡礼」を発刊、随筆「笛吹川を遡る」は国語の教科書に採択され笛吹川の渓谷美が全国に知れることになった
吊り橋で笛吹川を渡る
最初に見えた大久保の滝
三重の滝
三段目の滝壺のブルーが鮮やか
水の流れをシャッタースピードをかえて撮ってみた
滝見台から見ると滝が三段になっているのが判る
竜神の滝
恋糸の滝 渓谷沿いに歩くが滑りやすく、鎖につかまって歩く箇所も多い、私も河原に降りる際に滑って転んだ
文杖橋で対岸に渡る
西沢渓谷で最大の見どころ「七ツ釜五段の滝」
渓流から離れて「西沢渓谷終点」に向かう100m続く階段、アップダウンが無いと聞いていたので、この階段昇りはキツイ
階段を昇りきった所にある休憩所、時間は正午過ぎ、さっそく持って来た弁当で昼食、M氏が持参したビールを貰う、旨し!
標高1300m、涼風に汗をかいたウェアーがヒヤッ 木材運搬用トロッコの線路跡が残されていた
昭和3年から43年まで使われていたと言う旧三富村と塩山間36kmを繋いだ「三塩軌道」のトロッコのレールの跡 下る途中にあった「大展望台」、「大」はオーバー
左奥が鶏のとさかに似た「鶏冠山」
渓谷には鉄製の橋がかけられていた
三塩軌道の木材運搬用トロッコが残されていた、トロッコは上りは馬が引き、下りは人力でブレーキをかけながら下ったそうですが、軌道をはずれて谷に落ちた事故もあった様です
途中に社があった
時期になると群生したシャクナゲの花が見事?
終点 渓流に入る際に渡った吊り橋が見えた
駐車場に到着 「よもぎ餅」が名物だそうです
Mさんが持ってきてくれたフルーツ缶、旨かった 途中にあった広瀬ダム、紅葉の名所だそうです
下界は蒸し暑かったが、標高1300mの「西沢渓谷」は涼感100%の別世界、「秋の渓谷」も絵になる、紅葉が見ごろの時期に、また来たい。