写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

おじさん二人旅(4) 室堂ー大観峰ー黒部ダムー扇沢

2013-04-22 20:53:45 | 四季の彩り

室堂(2450m)から大観峰(2316m)までの3.7kmをトロリーバスで走りました、乗車時間は約10分。


       
                                      ロープウェイ大観峰駅に到着            大観峰展望台から見える赤沢岳2678m


            
             眼前には2000m級の山々が広がっていた                         背後は五竜、牛首、鹿島槍、布引山

           
      
      ロープウェイを待つ間、しばし景色を楽しみました               今期から新型のロープウェイが導入されたそうです 


          
         標高差488m(距離1.7km)を7分で下るロープウェイ、雪崩が多い為、支柱が立てられず無支柱で下ります
 

          
                     大観峰駅             

    

          
                雪崩の跡がありました                      
 

              
                7分の空中散歩、一昨年来た際は雨で外の景色を見ることが出来ませんでした、秋の景色も最高でしょう


          
          黒部平から見た黒部湖                                        15:40発のケーブル―カーに乗車
    

      
                  
                黒部平(標高1828m)から黒部湖(1455m)までの800mを5分で下る地下ケーブルカー


            
               黒部湖駅に到着                                          ダムサイトに集合


          
                 まだダム湖は氷結しています、ダムの観光期間は4月16日~11月30日の間だけ


           
          ダムからの放水は6月26日~10月15日の間行われます


            
                   ダムの全景を見渡せる展望台に通じる階段は積雪の為に通行止めでした



             
           ダムの上を歩いて反対側のトロリーバス駅に向かいます                                
  

           
               雪が残るダムサイト、黒四ダムは今年で完成後50周年を迎えます                                    


    

                
         最後の乗り物はトロリーバス、富山県、長野県をまたぐ赤沢岳(2678m)下を貫くトンネル(6.1km)を16分で通り抜けた                      


         
         この「トロリーバスは関西電力子会社が経営


          
        電気で走るトロリーバスは電車に分類される乗り物、この日は観光客が多かった為か6台のバスが間隔をおいて出発しました



        
      午後5時、立山黒部アルペンルートの長野側起点である扇沢に到着、立山で我々を降ろしたバスが待機していました。

扇沢を出発したバスは途中、土産物屋、中央道談合坂SAの2か所に立ち寄り、午後9時前に新宿駅に到着しました。
行程の2日間は好天気が続き、コスパ的には大満足のツアーでした。
 ツアー客の殆どは女性同士のグループか夫婦・家族で「おじさん」のグループは我々だけでしたが、二人とも山と写真を愛する人間であり、気楽な旅をすることが出来ました、次回も仲間を増やして男同志の旅を企画したいと思います。
      

     

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おじさん二人旅(3) 雪の立山黒部アルペンルート

2013-04-21 18:07:37 | 歴史散歩

 栂池高原ー立山

     
    栂池高原スキー場のゲレンデには残雪がありました    周囲には鹿島槍、五竜、唐松、白馬など2000m級の山々が連ならっている


         
           栂池は後立山連峰の登山口でもあります                            午前6時、ホテル周辺を散策 


             
             白馬山                                       6時40分に朝食         


            
         7時40分ホテル発、立山を目指す                                          大糸線を走る気動車 

                                            
         
        
                 
           立山あるぺん村で小休止          立山駅着、駅前は多くのツアー客で混雑していました


       
         立山ー扇沢間の通常運賃は¥8,060.-也                         「雪の大谷ウォーク」がこの時期の目玉


               
                  ケーブルカー待合室にはライブカメラの映像を映すモニターがありました、室堂の温度は6.6℃
               

             
       標高差500mを7分で登るケーブルカー       美女平、ここから室堂までの標高差1423mをバスで登ります、所要時間は50分

                 
         
                                         美女平(977m)の展望台からの眺め   


            
            11時40分発のバスに乗車です                                       除雪された高原道路                       


              
                3日前に全線開通したアルペンルート、高度を上げるに従って雪の壁が高くなってきました


      
     室堂平に到着、建物はバスターミナル兼立山ホテル      ターミナルの周囲はきれいに除雪されています   


      
      バスターミナル                            除雪中                      役割を終えた高原道路を除雪した車両


       
     スノーボーダーが見えました              開通3日目の今日が最高の天気とか、前日までは天気が悪かった様です   


         
          冬の眠りから覚めて3日目の室堂平                             立山の最高峰「雄山」頂上にある神社が見える


         
        多くの観光客が「雪の大谷」を歩いています、片側はバス専用道路              相棒のHさんも満足?  
          

      
                                     雪の壁の高さは18m


         
        夏場はハイキングコースとなる室堂平も今は雪の中                           積雪のカレンダーだそうです


           
        
              何故かこの日は中国人のツアー客が非常に多く見受けられた、来日する中国人が減ったと言うのは本当? 

          
             
  

                 
            室堂平にあった「雪の大谷」ロードの案内                      除雪費用は3億円だそうです       
 
   

       


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おじさん二人旅(2) 光前寺の「しだれ桜」

2013-04-21 12:24:31 | 四季の彩り

光前寺 http://www.kozenji.or.jp/
貞観二年(西暦860年)開基の天台宗寺別格本山の寺院、天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)のひとつに数えられる長野県屈指の大寺です。
昭和42年(1967)に庭園が国の名勝に指定されており、しだれ桜とヒカリゴケが有名だそうです。


             
                              満開となったしだれ桜が圧巻でした


      
        市街地を抜けた畑地の奥に寺はあります、門前町はありません


         
                         仁王門前に咲く満開になったしだれ桜  

         
                        おじさんのツーショット                            水仙の花も満開でした


         
                                      仁王門を入ると回遊式庭園がありました
                          


         
        庭園内には小さな池もありました                                  仁王門から杉並木を進むと三門・本堂です


         
                            しだれ桜が満開                              本堂に続く参道
 

         
          参道脇に植えられた光苔                                      参道を進むと三門が見えてきました


         
                         寛永4年(1851年)再建された古色前とした本堂


         
       開基千百年記念として昭和35年にに再建された鐘楼                      文化五年(1808年)に再建された三重塔


          
         嘉永元年(1848年)に再建された三門前のHさん      

  
         
                                南アルプスを背景にしたしだれ桜


         


光前寺のしだれ桜を見た後、この日の宿泊地である栂池高原に向かいました、途中にある大町公園に立ち寄りましたが桜の開花は3~5分咲きでした。


        
   大町公園上空を飛ぶ飛行機                   高台にある公園から北アルプスの山並みが望めます


         
      眼下に大町の街並みが見える公園には桜まつりの提灯が飾られていました


         

栂池高原のホテル

             
          ホテル着                            地元の食材を使った夕食はまずまずの内容でした

           
                    アルコールが強くないHさん、殆ど私が飲んでしまいました

      
                
          こじんまりとしたホテル                           暖炉に火が入っていました


               




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おじさん二人旅(1) 2013高遠城址の桜と絵島屋敷

2013-04-20 20:38:04 | 四季の彩り

4月17日午前7時に東京駅、7時30分に新宿西口に集合した41名が中央道を経由して日本桜百選に選ばれた高遠城址公園の「タカトオコヒガンザクラ」鑑賞ツアーに出発しました。

高遠藩 http://www.ta-ka-to-o.com/sub6.html
戦国時代、諏訪氏ー武田氏の支配下にあったが、関ヶ原の合戦の後に下総多古にあった保科正光が2万5千石で入封しました、正光は二代将軍秀忠の異母兄弟である保科正之を自分の子供として養育しておりました、正之はその後、高遠藩3万石を継いで譜代の一大名となりましたが
、三代将軍家光の代になって正之が家光の実弟であることが内外に周知された結果、出羽山形20万石に加増転封され、その後、会津藩初代藩主となっています。

高遠藩は、保科家以降、鳥居家ー内藤家が治領して廃藩置県を迎えることになりましたが、江戸時代中期に大奥御年寄の絵島と歌舞伎小屋「山村座」の役者生島のスキャンダル事件「絵島生島事件」が起こり、絵島が流刑されて一生を過ごしたのが高遠です、なお現在、都民の憩いの場となっている新宿御苑は内藤藩中屋敷の跡地です。

 

               
                    大型バスも中高年のツアー客で満席            

   
       
             バス専用駐車場は各地から来たバスで満車状態でした

  
      
       今年の満開は三日前との事で残念ながらこの日は散り始めていました                     城址から南アルプスを望みます

        

          
                         おじさん二人                              桜と南アルプスが写る観光用パンフレット

               
                                               城址公園(二の丸)で桜の花を愛でながらの昼食    

          
             城址公園には約1,500本の「タカトオコヒガンザクラ」が植えられており「日本さくら名所百選」に選ばれているそうです  


          
                 本丸に通じる桜雲橋


          
                                                                近くに美術館、歴史博物館があり、その案内板              


          
         観光施設になっている登録有形文化財「高遠閣」                             本丸に通じる問屋門
              

          
             旧藩校「進徳館」と桜  

          

絵島囲み屋敷
大奥御年寄絵島が幽閉されていた屋敷(復元された建物)が高遠城址下にありました、絵島はこの屋敷から一歩も出る事を許されず一生を終えていますが、相手であった歌舞伎役者生島は三宅島に遠島、歌舞伎小屋「山村座」は事件後に取り潰されています。
    

          

   
             


            
      

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雨のハイク

2013-04-03 15:08:20 | 登山

今回の参加者は6名、午前8時50分に東武東上線小川町駅に集合してバスで終点の白石車庫まで向かいました。
残念ながら小雨模様の天気が続き、ぬかるみの中を歩くハイクとなりました。


              
       終点の白石車庫に到着、我々以外にも何組かのハイカーが降りました                  周囲には里山の風景が広がっています


       
         これから雨中行軍開始                                       カラフルなザックカバー

  
               
               私は此の山は初めてでしたが、他のメンバーは以前も来ており、下山した所にある花畑が素晴らしいとの話  
           

        
      ぬかるみで足元を気にしながら登ります                堂平山頂  旧東京天文台堂平観測所天体観測ドームが霞んで見える
       

                  
            頂上の周囲は何も見えません                                堂平山から笠山に向かいます          


            
      天気が良ければ両神山や八ヶ岳まで見える笠山山頂         雨は止む気配がありません、結局この場所で昼食を摂る事に


                                    

 
               
                       お湯を沸かして食べた麺類が体を温めました、予定時間を過ぎていた為、昼食を早々に終えて下山


                               
                                                                               カタクリの花が開花間近

                                   
笠山から約2時間かけて下山、里山に近づくと梅や桜の花が満開、標高的には低い山でしたが、雨でぬかるんだ山道のアップダウンはきつかったが、雨に煙る山を背景にした花に癒されました。


              



              
                                   雨に濡れた桜の花も絵になりました  
                  


               
             平地に比べて2週間は遅い梅の開花                          梅の花をバックに一枚                                              


              
                    余り見ることが出来ない雨に煙る里山の風景が疲れを忘れさせました


         

  1時間に1便のバスを待って小川町駅に戻りました。

        

  本格的な登山経験を持つワイフ殿に言わせると、平坦な場所で傘をさすのは許されるが、山道で傘はタブー、その為に雨具があると言われました。
    

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2013墨堤の桜

2013-04-02 20:55:49 | 四季の彩り

墨堤の桜
3月28日午後4時頃から隅田川右岸を吾妻橋ー言問橋―桜橋と歩き、桜橋を渡って牛嶋神社から墨田公園、その後、吾妻橋を渡り右岸でスカイツリーのライトアップを待ちました。

隅田川の右岸、左岸の約700本の桜は八代将軍徳川吉宗が、江戸町民の憩いの場所として植えられたもので江戸時代から飛鳥山、御殿山と並んで花見の名所なり、当時からの賑わいが今日に至っています。


         
                                            満開となった左岸の桜



牛嶋神社  http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/13_sumida/13001.html

境内には「撫で牛」があり、体の悪い部分を撫で、牛の同じ部分を撫でると、病気がなおると言い伝えられています。

       


         
             牛嶋神社のしだれ桜                                  860年創建の牛嶋神社と2012年竣工のスカイツリー


         



              
                       墨田公園と桜、公園は江戸時代に水戸徳川家下屋敷があった場所です


         



         
         墨田区役所前の勝海舟の像と桜                                       公園内の池に映るスカイツリー


              
                アサヒビール本社ビルに隣接するスーパードライホールの上にあるモニュメント「炎のオブジェ」


         
     スカイツリーのライトアップまで時間があり、小腹が空いたのでアサヒビールのレストランで小休止、ジョッキーにもスカイツリーが


              
                   ライトアップ前


              
                     6時15分にスカイツリーに灯が入りました


              


                
                                                    スカイツリーの色は雅と粋の2色あります、この色は粋?


          
                         この時期にはスカイツリーのライトアップに桜色が加わります


              
                      左岸の桜、桜の下では花見客が花を愛でながら(?)酒盛り中でした


          
                                                                 東武電車
   

   
             
                 隅田川にはこの日も遊覧船が行き来しておりました



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