会社の写真仲間が集まってつくった写真集団「四季彩倶楽部」の6度目の忘年会を銀座の飲み屋で行いました。
今年の活動としては近郊に加えて「福島の三春桜」、「紅葉の京都」など遠方にも足を伸ばし10回の撮影会を行いました。
忘年会
午後7時開始のところ、I君はまだ、この時間に成田空港で仕事中、先輩たちに早く来るように脅かされて、急ぎ高速バスで銀座へ、結局1時間50分遅れで合流となった。
ビールに始まって、キープが可能と言う事で芋焼酎「黒霧島」一升瓶を注文したが、空になってキープに至らず、結局、入店から約2時間20分、いつもの「おやじの飲み会」の延長となった。
K君、飲み過ぎ!
まさか一升を空にするとは
遅れて来たI君
東海道新幹線、店の窓から撮りました
東京ミチテラス2014
一昨年、駅舎に映像を投影するプロジェクションマッピングが見物客の多さに対応できずに大混乱して中止した経験からか、今年は駅舎を「大正浪漫」カラーでライトアップ、見物客も周囲の道路を規制して一方通行にした為、整然とした人の流れでした。
ただ、写真撮影は三脚、一脚禁止の為、手ぶれ防止に苦労しました。
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東京駅から皇居までの「行幸通り」は通行止め
藤色が大正カラー、青が新橋カラーだそうです
KITTE側から見た駅舎
KITTE6階のオープンテラスから見た駅舎
KITTEテラスから見た発車待ちの新幹線
おまけ
行幸通りの木々も彩られていた
丸の内から有楽町に続く仲通りも大量のLED照明で木々が彩られていました
竜ヶ岳(1485m)
午前6時前に民宿を出発して登山口のある本栖湖キャンプ場駐車場に向かいました、暗闇の中、ヘッドライトを灯して登山準備、路面は凍結しているが、平地ではアイゼン着用までには至らず。
なお民宿前の湖畔は、日の出の富士山が撮れる絶好の撮影スポットである為か、我々が出発する時には多くのカメラマンが三脚を構えて底冷えの中、日の出を待っていました。
(我々も当初の予定では昨日に登山、そして忘年会を行い、この日は湖畔で日の出を待つはずでしたが、前日が雨の為、今日の登山となりました)
午前5時45分、民宿を出発 まだ夜明け前、薄暗い中を登山開始
登山道を進むにつれて夜が明けてきた
登山を開始して1時間、眼下に本栖湖がみえる
ダイヤモンド富士
http://www.yamanashi-kankou.jp/fujisan/tanosimo/daiamond_fuji/ryugatake.html
山頂で富士山に昇る日の出を見る予定だったが、時間的に間に合わないと他の登山者に言われて、中腹で日の出を待つことにしました、寒空の中で待つこと30分、徐々に富士山の裏側が明るくなり、陽は頂上付近に昇り、期待していなかった「ダイアモンド富士」となりました。
午前7時45分
日の出は午前7時55分
日が昇ると頂上に光が、なんとダイヤモンド富士でした
ダイヤモンド富士に満足してから高度を上げて山頂を目指します
雲海の上の富士山と陽光
早い時間しか見ることができない幻想的な眺め
富士山頂上は吹雪いている
竜ヶ岳の熊笹、雲海と富士山
中腹にあるあずまやに到着、ここで休憩、民宿で作って貰ったおにぎり等で朝食
ここから先は雪道、日陰は凍結している為に全員軽アイゼンを着用 山頂は間近だが、登山道はジグザグの連続でなかなか高度が上がらない
あずまやから約1時間強歩いて山頂を目指します 熊笹の原に狭い登山道が続く
高度を上げるにつれて雲が上がってきて視界をさえぎる 間もなく山頂
笹を刈りとって広場となった頂上 雲が流れて南アルプスが見え隠れする
富士山に次いで高い北岳を遠望
眼下に本栖湖が見えた ひときわ目立つ八ヶ岳連峰
昼近くなると雲が湧き出してきた
視界ゼロ 全員集合、かすかに富士山が見える
山頂に20分ほどいて下山を開始、朝方は雪や凍っていた登山道も陽が当たると溶け出して、登山道はぬかるんだ状態となって6名中3名が転倒、足に力を入れて下った為か足が攣った者が2名(うち一人は私)
池で汚れた登山靴を洗おうとするが、凍っていて無理 これから帰路につきます
山行+忘年会
いつもはメンバーの車で走るのだが、今回は凍結した道を走る可能性があり、参加者も多いことから冬用タイヤを履いたレンタカーを借りましたが、荷物室が以外に小さく6名分の登山用ザックを収納するのに苦心。
午前6時30分にJR中央線荻窪駅に集合して中央道を走り、河口湖IC向かいました。
当初は登山口に直行して、そのまま竜ヶ岳に登る予定であったが、この日の天気は昼頃から雨の予報の為、竜ヶ岳登頂は明日にずらし、この日は観光と民宿で忘年会を行う事にしました。
6人乗りレンタカー、荷物室は満杯 富士ビジターセンター
高速を降りた後、河口湖町にある富士ビジターセンターで天気を確認するも、この日は雨、翌日晴れの予報は変わらず
ビジターセンターのフロント 小休止中
北口本宮富士浅間神社
http://sengenjinja.jp/yuisho/index.html
全国にある富士山を神格化して祀った浅間神社の一つ、貞観7年(865)に建立されたと言われる。
参道には苔むした石灯籠が並んでいた
慶長12年(1607)に建てられた本殿 樹齢300年とい言われる富士太郎杉
神社が富士山吉田口登山道入口 神社に参拝後、全員で記念写真
諏訪神社、拝殿の左右に神輿がありました 富士山の形をした神輿
北原ミュージアム
http://www.kitahara-museum.jp/
「なんでも鑑定団」の鑑定士北原照久氏が平成20年に建てた玩具博物館、国内、米国で集めた玩具や古いポスター等が展示されていました。
イラストレーター高橋信雅が1年半かけて白い壁にマジックで描いた壁画
ランチは甲州「ほうとう」の店「小作」河口湖店で、広い店内は多くの人でいっぱい
いろいろな「ほうとう」があるが、私は「キノコほうとう」を注文
与勇輝常設展
http://www.musekan.net/hall.php
午後3時過ぎ、民宿に入るにはまだ早い為、私が好きな人形作家与勇輝氏の常設展が開かれている河口湖ミュージアムに立ち寄り
サイン入りの来年のカレンダーを購入
2015カレンダーより
売店
民宿に行く途中にあった富士山博物館
午後6時、民宿「浩庵」で忘年会
二次会があるのでアルコールは程ほどに
現在の千円札に描かれた富士山は写真家岡田紅陽が、民宿の裏を登ったところから本栖湖越しに撮った一枚だそうです
置いてあったギターで戯れるS氏
持参したビール、ワイン等で二次会開始、忘年会を楽しみしていたT氏は仕事でマレーシア出張中、ほかの仲間3名は不参加でした
H隊長 K氏 I氏 S氏
H氏 T 甘党のS氏は和菓子とポンジュース持参
明朝5時45分に民宿を出て「竜ヶ岳」に登るため午後10時消灯です
「竜ヶ岳登山」の写真は近々にアップします、ダイアモンド富士が撮れました。
プロジェクションラッピング
「ドリームクリスマス2014」と名づけられたスカイツリータウンとスカイツリーでプロジェクションラッピングが行われていました。
午後7時、寒空の中で見に来る人はほとんど見当たりません。
一頃ほど話題性はなくなったが、依然として観光客に人気の東京スカイツリー、私はまだ昇っていない
タワーに投影されたプロジェクションラッピング
光の三原色
クリスマス特別ライティング「キャンドルツリー&光の三原色(赤・緑・青)」が20時15分から点灯されるため、スカイツリーから浅草に移動して、駒形橋下のテラスにカメラをセットっして隅田川越しのスカイツリーを狙いました。
待つこと40分、川面からの風も徐々に強くなり、寒さが厳しくなってきた、カメラバッテリーの消耗も早そう。
点灯を待つ間、隣にいたカメラの大先輩である栃木小山から来ていた塩田さんから夜間撮影の指導を頂きました。
20時15分、スカイツリーの照明が消されて特別ライティングの始まり
吾妻橋に移動
ハチガサキクラブ
松戸市八ヶ崎にあるインドアテニスコートと年間契約をして毎週土曜日午後12時から4時までプレーしています、雨風に関係なくプレーが出来るのが魅力です、現在はA会長以下会員は6名+不定期参加者数名で毎週プレーしています。
3面あるインドアコートは天井が半透明の合成樹脂製、暑い日は側面の引き戸を収納して風を入れることが出来ます、3番コートが指定コート
24回目の忘年会
結成以来24年間、何度かメンバーの入れ替えがあったがA会長の仁徳(?)か、連綿と続いております、忘年会場は昨年に続き亀戸の割烹「須田」で行われました。
24年目の忘年会、それなりに歳をとったが、みんな良い顔をしています
飲み物はビール+焼酎
焼き鳥がこの店の名物だそうです 塩で食べる自家製の豆腐が美味
牛肉のほうば味噌焼き
2時間があっと言う間に過ぎました
二次会
会発足当時からのテニス仲間であるMさんと松戸にあるジャズライブハウス「コルコバド」でライブを聴きました。
オーナー、本人もフルートを吹きます
20人も入ると満席となる小さな小屋ですが、その分だけ臨場感があります
銀閣寺
http://www.shokoku-ji.jp/g_about.html
延徳2年(1490)、室町幕府8代将軍であった足利義政の菩提を弔うために創建されました、正式名は東山慈照寺。
「哲学の道」から続く参道にはお土産を売る店が並んでいます
庭園は国の特別史蹟に指定されています
国の特別史蹟に指定された庭園、江戸時代に造られたと言われる白砂を段状に盛り上げた銀沙灘(中国の西湖の形)や月の光を反射して銀閣を照らすと言う円柱形の向月台
銀閣を背景にした銀沙灘、毎日この形を維持するのは大変な事
銀沙灘に紅葉が映える
池泉回遊庭園
古色然とした銀閣、金閣寺とは対照的
慈照寺全体が望む、左が銀閣
真如堂
http://shin-nyo-do.jp/
永観2年(984)創建の天台宗の古刹、正式には真正極楽寺、「応仁の乱」などにより堂塔が消失したが、元禄6年(1693)に現在の地に再建されて現在に至っています。
山門前に立つ石灯籠
元禄年間に造られた朱色の総門 落ち葉が境内を埋めていた
緩やかな階段が総門から本堂に続く
文化14年(1817)に竣工された三重塔
宝暦9年(1759)に建てられたと言う鐘楼ともみじが絵になった、欲を言えば青空が欲しかった
朝食は持参した稲荷寿司5個を3人で分けて食べただけ、真如堂で約1時間、境内の景色を切り取ってから「哲学の道」-「銀閣寺」に向かう予定、その前に途中にあった寿司屋「石松鮓」でお弁当+ビールでランチ
弁当には「うどん」が付いていました、5時間動いたのでビールも旨い。
永観堂禅林寺
http://www.eikando.or.jp/
創建が貞観5年(863)、宗祖は法然上人で浄土宗禅林寺派総本山の古刹、古今集に「紅葉の永観堂」と詠まれる紅葉の名所、寺院内の諸堂が回廊で結ばれていて、色づいた紅葉が様々な角度から見ることができます。
南禅寺から徒歩で10分程で到着、開門時間の午前9時まで時間があったが、すでに多くの人が並んでいた
参拝料は¥1000.-と安くないが、コスパ的には満足
勅使門の格子越しに見た紅葉
雨に濡れたもみじも、それなりの趣がある
紅葉が見頃となったこの時期、京都市内は全国(各国?)からの観光客で大混雑します、我々は人出が少ない早朝から写真を撮ろうと、28日(金)午後10時10分東京駅発のJR夜行ハイウェイバスに乗車、29日(土)午前5時過ぎに京都駅に到着しました。
(新幹線利用の場合だと東京駅発の始発はAM06:00、京都着が08:11で早朝からの撮影が無理)
午前6時前、京都駅はまだ眠りから覚めておらず売店も開いていない為、当初の予定通りタクシーで南禅寺に向かいました。
東京駅バス乗り場 夜行バスは二階建てのプレミアムドリーム号
東京ー京都間を7時間(休憩含む)で走る、乗り心地は快適とは言えず 午前5時20分京都駅着
南禅寺
http://www.nanzen.net/
亀山法皇の離宮から正応4年(1291)に禅林禅寺として開山した臨済宗南禅寺派大本山、創建当時の伽藍は応仁の乱で焼失してしまい、現在の伽藍は桃山時代の再建がほとんど。
日本三大門の一つと言われる南禅寺三門
寛永5年(1628)に大阪夏の陣に倒れた戦死者を弔う為に、東軍の武将であった藤堂高虎が再建しています。
今までに数度来ているが、三門を通る人が多くて絵にならなかったが、この日は雨模様に加えて早朝の為、人影が無く写真的には最高の条件
三門を通して見える紅葉は素晴らしいが、残念ながら雨の為に色が映えず
三門越しに見える紅葉を独り占め
午前7時を過ぎると観光客やアマ・カメラマンが増えてきた
五鳳楼といわれる楼上に登ることができます
一面、朱に彩られた境内、まだ人影が無い
明治42年(1909)に再建された法堂
庭園が素晴らしいと言われる天授庵、時間が早く見ることが出来ず 玄関から座敷越しに見える庭園の紅葉
水路閣
南禅寺の境内にあるレンガ造りの疎水橋、琵琶湖から疎水を引く為に明治21年(1888年)に建設されました、アーチを描く全長93mの橋は古代ローマの水道橋が手本となっている
仲間のO氏、K氏
南禅寺から永観堂に向かう途中で出会った僧侶