鞍馬寺
鞍馬山の奥、僧正ヶ谷に住むと伝えられる天狗(鞍馬山僧正坊)が源義経(牛若丸)に剣術を教えたという伝説を幕末を背景にした大佛次郎の時代小説「鞍馬天狗」で有名になりました。
縁起によると宝亀元年(770)に時の朝廷により唐から招請した高僧鑑真和上が連れてきた高弟鑑禎がこの地に毘沙門天を本尊として創建したと伝えられます。
鞍馬山は標高584mと低山ながら京都洛北を代表する霊峰で、密教による山岳修験の地としても知られています。
鞍馬山は紅葉の名所としても有名
山門(仁王門)
山門から多宝塔までの急坂ををケーブルカーが結ぶ
多宝塔
九十九折参道を歩き本殿金堂を目指す
本堂前の金剛床、眼前には比叡山が見える
本殿金堂
金堂から奥の院参道は僧正ヶ谷、義経堂、貴船神社を結ぶ山道
鞍馬駅ー貴船口ー出町柳を結ぶ叡電、紅葉の時期には沿線のモミジのトンネルがライトアップされます