今週,1限目開講の1年次必修科目の講義において,出席率が40%程度でした。過去5年間出席率が最も落ちた時でも,60%程度はありました。昨年度は,今の時期80%の出席率。やはり今年の1年生は,学力,意欲ともに低いという印象。
他の1年次科目担当の先生にこの話をしたところ,「自分も今年の1年生はレベルが低いと思う」という返答がありました。出席率が昨年度よりも悪くなっている上に,受講態度も悪く,授業中,能面のような顔でぼうっとしているだけの学生が少なくない数でいるといいます。実は私の授業でも同様です。昨年度と比べ,授業が非常にやりづらく,進度が落ちています。
入試の難易度低下の影響が如実に表れていると考えています。出席率が高く,受講態度の良かった昨年度は,受講生は難易度が上がった入試を経ていました。今の1年生は,その反動で難易度が落ちた入試を経てきました。過去の入試改革論議においては,ペーパーテスト罪悪論が幅を利かせてきました。しかし,現場教員の立場では,ペーパーテストは重要だと思います。一流大学では,ペーパーテスト対策で身につく能力以上の創造性のようなものを求めているので,ペーパーテストの不十分さが指摘されるのでしょう。しかし,中堅以下の私立大学(ほとんどの私立大学)では,ペーパーテストの重要性は増していると思います。これから本格的な入試シーズン到来です。商学部はどうなることでしょうか。
他の1年次科目担当の先生にこの話をしたところ,「自分も今年の1年生はレベルが低いと思う」という返答がありました。出席率が昨年度よりも悪くなっている上に,受講態度も悪く,授業中,能面のような顔でぼうっとしているだけの学生が少なくない数でいるといいます。実は私の授業でも同様です。昨年度と比べ,授業が非常にやりづらく,進度が落ちています。
入試の難易度低下の影響が如実に表れていると考えています。出席率が高く,受講態度の良かった昨年度は,受講生は難易度が上がった入試を経ていました。今の1年生は,その反動で難易度が落ちた入試を経てきました。過去の入試改革論議においては,ペーパーテスト罪悪論が幅を利かせてきました。しかし,現場教員の立場では,ペーパーテストは重要だと思います。一流大学では,ペーパーテスト対策で身につく能力以上の創造性のようなものを求めているので,ペーパーテストの不十分さが指摘されるのでしょう。しかし,中堅以下の私立大学(ほとんどの私立大学)では,ペーパーテストの重要性は増していると思います。これから本格的な入試シーズン到来です。商学部はどうなることでしょうか。