愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

3次募集

2010年07月06日 | 募集
ゼミ生募集活動が佳境に入っています。不人気が定着しているうちのゼミは先週2次募集を行い、その選考を行いました。例年以上に「うちのゼミは大変だよ」ということを学生に伝えているせいか、昨年度よりも応募者は少なくなっています。

2次の選考では、現役のゼミ生(3,4年生)に選考教室まで来てもらい、ゼミ活動の様子を応募者に伝えてもらいました。そこでは、「きついこと」「ハードなこと」も説明してもらいました。それでも納得して応募する人を求めているからです。説明後、応募者には応募用書類に小論文を書いて提出するよう指示しました。書類作成のため応募者だけ教室に残し、時間を与えました。そして、提出先はそこからは階が違って離れている研究室にしました。なぜそんなことをしたかというと、「大変だから辞めておこう」と考える学生に逃げるチャンスを与えたのです。

結局、選考教室にやってきた応募者は(すでに欠席者はいる)全員書類を提出しました。提出時、簡単に面接を行いました。基本的には書類の表現を確認して合否を決めます。日本語表現がめちゃくちゃな学生(うちの学部には残念ながら中学生レベルの者が全学生の2~3割存在する)を落とします。そこで学力をチェックするのです。

現状では、2次選考の書類提出者全員を合格させたとしても、学部取り決めの定員には達しないので、3次募集を実施しなければなりません。少数精鋭で行きたいのですが、やむをえないことです。

1次募集段階では、友人同士誘い合わせて応募する学生と不確かな伝聞に影響を受ける学生の存在によって、特定ゼミに応募者が偏る傾向があります。大きなミスマッチが存在します。したがって、2次募集ではミスマッチ解消が行われます。1次選考は大きなミスマッチが存在する中で行われますので、そこで選に漏れた学生は必ずしも学力・意欲が低いとは言えません。運の悪かった学生が多数含まれます。それゆえに、2次募集では意外に「できる」学生が応募してきます。

3次募集に応募する学生は、2次募集段階で選に漏れた学生たちです。私の立場でこういうことをいうと問題なのかもしれませんが、ミスマッチ解消段階で学力・意欲を評価されて落とされてきたので、ゼミの活動に耐えられると判断できる者は少数です。なお、3次募集を行う羽目になるうちのゼミは、学生の目から見れば、つまらない、ニーズに合わないゼミなのでしょう。偉そうなことはいえないかもしれません。

2次募集では、応募者は学部事務所の前に置かれているボックス(ゼミごとに分かれている)に用紙を投入して応募申し込みを行わなければなりません。申し込み締切間近、ボックスの前に陣取り、各ボックスを覗き込んで応募者数を数えて、「○○ゼミはめちゃ多いよ、やべー」「青木んとこ少ねーよ」「どうする?~~もまだ行けそうだよ」「少ねーとこ探すしかないっしょ」と携帯電話で連絡を取り合う学生が多数いました。私は事務所の中から間近で大声で話している学生たちをじっと見ていました。事務所の前で、該当教員を含んだ教職員が見ている面前で、レベルの知れる会話をしている学生たち・・・。彼らが2次募集でうちのゼミに応募したかどうかは不明です。

そんな学生のうち、2次募集で落ちてしまった者がいるかもしれませんが、3次募集ではうちのゼミには絶対に応募しないでくださいそんな学生はこんなブログなんか見てないでしょうが・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする