アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

三岐北勢線の釣り掛け音に萌え~💛

2019-11-22 20:00:00 | 鉄道写真(私鉄)

今回初めて訪れた三岐鉄道。実際行ってみることで大いに魅力的に感じてしまったが、せっかくだからということで、ナローケージで走っている北勢線にも立ち寄ってみた。

一応下調べをしたうえで、興味の沸いた電車を待ったが、あいにく出会うことは出来ず無念となった。それでもここ北勢線の電車は、昔懐かしい釣り掛けモーターの音を高らかに坂を上がってくる。何だか、初めて見るのにとても懐かしく微笑ましく感じてしまい、いっぺんに虜になりそう。新しい発見がここにもあった。

季節外れの秋桜も感じながら、沿線では有名と言われる「めがね橋」を渡るシーンを撮影。メルヘンチックな電車にとても癒されてしまった。

2019-11-15    三岐鉄道/北勢線:麻生口付近にて


八高線の貨物輸送

2019-11-21 20:00:00 | 鉄道写真(DL)

今では縁遠くなってしまった八高線。都内近郊にも関わらず、ロケーションも申し分なく、仕事の行きがけ、帰りがけに立ち寄るのに最適だったことを思い出している。当時から凸型のDLは好まず、敢えて撮影には出向かなかったが、ここ八高のデーデーは、そんな気持ちを払拭してしまうほど魅力的に映ってしまった。重連運転が多く、勾配区間も多い事から、中々迫力あるシーンに出会えたのである。よくタブレットの受け渡しシーンを動画で撮影したり、四季折々の風情を楽しんだのも八高線だった。

掲載写真は、午後の上り貨物列車で、アントンKが最も数多く狙った列車だった。今の季節を意識して秋色の八高を行くDD51重連。小川町を出るとちょっとした上りが続き、重連のデーデーを以ってしても重厚な音を立てて迫ってくる。同じような撮影者などいるはずもなく、のんびりとカメラを構え、その時を待ったものだ。最近ちょっと忘れかけていた気持ち。またどこかへ出かけたくなってきた。

1994-11-25  5264ㇾ DD51811+809   JR東日本/八高線:小川町-明覚


変わりゆく都心のターミナル

2019-11-20 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

先日中途半端に時間が空いてしまったので、渋谷駅周辺を巡ってきた。アントンKにとって昔から最も大きく馴染みのある駅は、間違いなく渋谷駅だったが、近年大きく姿を変え、その印象は自分の知らない近代的な大ターミナルへと変貌を遂げていた。

目の前にてっぺんまで見上げられないくらい高いビルが立ち並び、せっかくの秋の青空も隠れてしまう。おまけにビル風が強く中々ヘビーな環境だった。こんなにまで変わったことを印象づける最大の出来事は、数年前の東横線の地下化からだろう。長年乗り換えで渋谷を通り、あの4本並んだホームの光景は今でも忘れられない。かろうじて、当時の屋根を模した天井と、特徴的な扇型のフェンスは残されていたが、今後またどのように街が変わっていくのだろうか。聞くとこによれば、まだまだ発展途上とのこと。まさに令和の時代に相応しいターミナルに変貌を遂げることだろうが、心の隅っこでは、どこか寂しさが残ってしまうのだ。

隣の原宿駅の話題もニュースとなっていた。都内最古の駅舎が五輪を境に取り壊され、新しくなるという。地震国でもある日本であるから、防災的見地からすれば致し方ないことなのだろうが、反面どの町も変わらない風景と成りはしないのかといらない心配をしてしまう。近くに見える宮廷ホームにしても、そのまま残され放置されていて気概を感じられないのは寂しい事だ。

その原宿駅で撮影した国鉄時代の画像を掲載しておく。山貨を行くEF15のレサ編成。全てがレサで組成されていないと思うが、お昼間の山貨では異彩を放っていた列車。良く撮影に行っていた。ホームにいる乗客等は、外国人のように見えるが、当時から原宿は外国人が多かったのだろうか。全く記憶にはない。

1979-03-10  575ㇾ EF1595        山手貨物線:原宿にて


初めての三岐鉄道の印象

2019-11-19 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

出張の合間に訪れた三岐鉄道。度々雑誌等で目にする機会はあったものの、アントンKにとっては今回初めての訪問となった。

全国的にみても年々減少をたどっている貨物列車。それも私鉄の貨物列車となると数えられるほどになっている。関東圏では、秩父鉄道に代表されるように、中京圏では今回の三岐鉄道となるのだろう。今までさほど興味が沸かず、積極的に狙おうとはしなかった理由は、やはり現存する電気機関車が今一つ好みではなかったからだ。特にライト周りのデザインが不格好に見えてしまい写欲が何ともわかなかった。しかし、実際に現地に出向き撮影してみると、角度によっては思いのほか良く見えて、今ではちょっとやる気になっている。またモーター音が何とも良い音で、懐かしさを覚えるではないか!全て重連運転というのも良い。欲を言えばパンタグラフを両方とも高く上げて頂きたいが、叶わないのだろうか。

いずれにせよ、数々の新たな発見があり、北勢線をも含めて今後も狙ってみたい鉄道になった。掲載は、早朝の貨物列車。意図的に逆光側に回り、雰囲気を重んじてみた。

2019-11   ED456+ED457   三岐鉄道:丹生川付近


品川ー田町間の変貌に思う・・

2019-11-18 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

この週末、大規模な山手線の運休を経て品川-田町間の線路移設が終了した模様。アントンKは、まだ乗車出来ていないので、何とも言い難いが、いよいよ来年春に向け新駅の準備も急ピッチで進んでいると報道されていた。

「高輪ゲートウェイ」駅。令和の時代に相応しいネーミングなのかもしれない。アントンKには、やはりピンとこないのが正直なところだが、時間とともに当たり前になり、過去の想いなんて風化してしまうのだろう。屋根の高い近代的な今風の駅舎を見ると、それはそれで素敵に感じるが、どっかで見た駅舎と直感してしまうことも事実なのである。

国電のドアの窓にへばり付いて、田町電車区の色とりどりの電車を見、そしてその奥に連なる東京機関区に停泊している機関車群を背伸びしながら凝視した思い出。全てが変わり果てても、あのワクワクした気持ちは忘れたくないものだ。

今回は、これも大変思い出深い、横須賀線ホームから撮影したEF58の荷物列車。重連で有名になった35列車だが、すでに改正を迎え単機けん引に変更され、人影も減ってしまっていた。現在は、この奥には新幹線のホームが出来ているのだから、同じ駅だとは思えなくなってしまった。

1979-02-05  荷35ㇾ  EF581    東海道本線:品川駅にて