広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

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夏休み<前編> 三日目(最終日)は被災地へ [震災]

2011年08月29日 | 地震対策部
月曜。休み。
角館プラザホテルにて起床。

本日AMはオボる予定だったが、急遽予定変更でノーカヤックとし盛岡へ向かう。
実はオイラの所属する会社が岩手県の震災復興計画策定のお手伝いをしており、
その支援のために岩手へ出向している同僚の激励&陣中見舞い差し入れを兼ねて
事務局のある弊社盛岡支店を訪問(ホントは午後訪問の予定だったが先方の都合により変更)。

そこでは支店長や出向メンバーはじめ、居合わせた県の職員さんも交えていろいろとタメになる話を拝聴。
今後とも被災地の住民のみなさんが希望を持てるよう、頑張ってくれることを祈る!


午後はせっかくなので、震災・津波被害の大きかった太平洋沿岸部を走るR45を南下してみることに。
宮古・大槌・釜石・陸前高田・大船渡・気仙沼・南三陸・石巻・・・と南下。

瓦礫の整理などは進んでいるとはいえ、まだまだまだまだ「傷跡」はすさまじい。
犠牲になられた方々への心から哀悼の意を持ちながらクルマを走らせる。

途中あちこちで降り立ってもみたが、瓦礫整理に伴って発生している砂埃がすさまじい。


大槌などでは町長選挙も実施されたというが、あの状況でよくぞ選挙が実施出来たなあと正直思う。
復興にかける現地のみなさんの思いにアタマガ下がる。


そして被災地を走りながら・・・シロートながらに感じたのはもう二つ。

一つは「津波浸水地域のインフラが全然復旧してない」ように見受けられたこと。
余震対策上はもちろん復興計画や防災計画との絡みもあるのだろうが、
特に商店などは露天やプレハブの物が各町に一つ二つある程度で、あとはコンビニが街道沿いにわずか。
これでは生活が不便で仕方ないだろう。
途中買い物や食事をして間接支援も・・・と思ったが、沿岸部ではまだまだその余裕もなさそうだ。
(ちょっと内陸に入れば開いているお店は沢山あるが、それがまたなんとも複雑な気持ちになる・・・)





もう一つは「満潮時の海・川の水位上昇が尋常ではない」こと。
走ってきたR45も川・海からの浸水で水たまり状態になっていた場所もある。
特に南三陸町付近はちょっとした雨などでも浸水は免れないのではないか。正直恐怖も感じた。


*あくまで一見してきたモノのつたない感想です、誤解・誤認などあればお詫びします。




実は明日(翌日)はこちら方面での被災地ボランティア参加を考えていたが、
生憎スケジュールやニーズが合わず残念ながら断念。

そういや盛岡で同僚にも聞いたが、
今後のボラは「避難された方の心理ケアなどに長期的に携われる種類のボラが中心になる」予想とのこと。
もちろん ニーズは日々変化すると思うので詳しくは各ボラセン他に問い合わせてほしいが、
僕たちが出来ることもいろいろ考えていかなかればならない時期なんだろうなあ。


夜中までかかって福島・南相馬まで南下する。
ここでのボラも考えてここまで来たけど、やはりこちらもニーズ・スケジュールが合わずで断念。

そこから小山へ深夜帰宅。



最後は、非常に考えさせられた夏休み前半戦〆でした。






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2 コメント

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お疲れ様でした! (ミスター)
2011-09-01 11:55:56
確かに今後はますます長期的、継続的支援の必要性が高まるでしょうね。

地盤沈下も広範囲に及んでいるようなので
高潮による二次被害が心配。
とりあえず台風にはしっかり逸れてもらわないと
お返事 (いばさく)
2011-09-01 18:29:57
みすた師匠>
今来ている台風での被害が出ないことを祈るばかりです。

(カヤッカー的には西のムササビへの影響も気になりますが)


とにかく、すべての場所でもうこれ以上の被害は出ませんように!

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