広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

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今月の映画鑑賞  [映画]

2013年03月29日 | 映画部

アルゴ

イラン革命時に発生した米国イラン大使館占拠・人質事件。
孤立した大使館員を救出すべく米国が立てた作戦は、
なんと「大使館員を「映画の撮影クルー」に仕立てて民間機に乗せ正面突破」。
しかもこれ、事実である。

アメリカとイランは明確な「敵同士」なんだと改めて実感させられる。
なぜそうなったのかもよく理解できる一本。


しかしベン・アフレックはいい映画作るねー。



遺体 明日への十日間

3.11直後、釜石にて廃校となった中学校が「遺体安置所」となり、
そこで「遺体」となった犠牲者の尊厳を守りながら家族との再会に全力を尽くされた、
自らも被災者の方々の壮絶な記録。

安置所へ供養にやってきた地元の僧侶(国村隼)が
収容される遺体の余りにもの多さ・悲惨さに読経中絶句するシーンに、胸が詰まる。

「風化させたくない」当事者や製作者たちの思いが痛いほど伝わってくる一作。


主演・西やんのキャスティングは「この映画にはこの人しかいない」なベストマッチング。
「心」を演じられる役者さんだなー。




約束 名張ぶどう酒事件

昭和34年、村の懇親会で出された葡萄酒を飲んだ集落の女性5人が死亡したこの事件。
自らの妻もこの事件で失っていながら「犯人」として逮捕された奥西勝氏は一審で無罪になるも
その後死刑の逆転判決を受け、獄中よりの7度の再審請求も却下されつづけている。
その50年に及ぶ氏と支援者たちの戦いの軌跡。

壮絶な戦いの中で母、支援者、そして息子までが次々と亡くなっていく様は
「50年」の重みを感じずにはいられない。


主演の仲代達也が「50年」の重みを見事に演じ切っている。
この人は演技の幅が本当に広い、さすがである。

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2 コメント

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ツッコむなと言われても・・・ (ミスター)
2013-03-29 12:06:42
ARTにしろMOVIEにしろ
いったいいつ見ているんだってくらい
精力的に鑑賞されてますなあ

まあ、人のことは言えませんけど・・・
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お返事 (いばさく)
2013-03-29 18:32:47
みすた師匠>
ホント、人のコト全然言えないでしょ!(笑)

まだまだやりたいこと&観たいモノが沢山あるんで困ってます(^_^;)

しばらく(ちょっとダケ)落ち着く予定なので、来月も励みます!


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