マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

小泉を襲名する

2008-05-18 23:55:49 | 大泉洋・CUE
今夜は大泉さんのラジオとテレビ出演の時間がかぶるという珍事が。テレビのほうは録画してラジオを聴こうと思ったのですが、やっぱテレビのほうも見ちゃいましたね。
おしゃれイズム良かったです。ウザい洋ちゃん。ダサい洋ちゃん。自分大好きの妄想好きのお調子者の洋ちゃん。実家に住んでて何が悪いと開き直り、失恋の話に動揺する洋ちゃんなどファンにはおなじみの大泉洋満載の番組だったと思う。上田さん藤木さん泉ちゃんのツッコミも要所要所マッチしていて良かったと思います。30分の番組でこれだけやってくれれば上出来ではないかと。
オクラホマの情報紹介したとき若干客席が沸いたような。写真まで全国ネットで出て。良かったね。
大学時代のニュース映像は「ヒミツの大泉洋」でも見ましたがいつ見ても笑えるね。一人暮らしとかテキトーなこと言ってて(笑)
以前旭山動物園の特番のナレーションやってたよね?そうか行ったことなかったのか。本当に喜んでいたね。クールな藤木さんとのコンビが笑えました。ペンギン、あざらし、北極グマと美味しいとこばかり行って。
サンサンは水谷豊のモノマネがちょっと似てましたよね。佐々木蔵之介さんのエピソードが良かったです。本当にサンサン聴いてたんかなあ。
それと大泉さんが表紙になった雑誌がたくさん店頭に並んでおりますが、どれもよく売れているとのこと。よかったわ~。
1×8じゃ洞爺湖サミットにちなんで1×8サミットみたいなイベントを7月にやるようですよ。場所はまだ未定みたいですけど。

デザート

2008-05-18 15:53:39 | Weblog
もりもとと言うと太陽いっぱいのトマトゼリーが有名ですが、今日はハスカップとグレープフルーツを買ってみました。グレープフルーツのほうはバニラビーンズ入りということでコショウみたいな黒い粒々がありまして、見た目一瞬ギョッとします。これって美味しいのかな・・。

最近見た映画

2008-05-18 01:52:24 | 映画
GW前後に見た映画についてまとめて感想を。

「TOKKO-特攻-」
日系アメリカ人監督リサ・モリモトによるドキュメンタリー。
アメリカ育ちの監督は日本の特攻隊員について悪魔のような鬼のような、何か超越した人間のイメージを持っていたようなのですが、亡くなった関西在住の伯父さんが元特攻隊員だったとあとで知り、あの優しい伯父さんが何故?という疑問から興味を持ち、奇跡的に生還した元隊員らに当時のことをインタビューするという形で映画を製作したそうです。
靖国同様日本人が語るには難しいテーマですよね。軍機ごと敵艦に体当たりさせるという無謀で壮絶な作戦。犠牲になった若者たちのいたましさ。なんとなく邦画で描くと妙に感傷的になりがち・・のような気がします。
そこを怖いもの知らずの女性監督が米国人ならではの視点とストレートさで、今はお年を召した元特攻員たちに話を聞いてまわる。生き残って今も申し訳ないという気持ちを引き摺った人、当時からとにかく死にたくなかった生きて帰りたかったとあっかけらんと語る人など様々で、その数々の証言は実に新鮮。言われてみれば、こうして当時の特攻隊員の話をじっくり聞くということはあまりなかったように思う。口をつぐんできたのか、それとも話すような場もこれまではなかったのか。戦後60年以上たちますのでこういう貴重な話を当事者から聞く機会はもうそうはないと思われ、そういう意味でも非常に貴重な作品。元米軍兵が当時を振り返り「驚いた。我々は生きるために戦っているのに、彼らは死ぬために戦っていた」と言っていたのが印象的。

「ひめゆり」
これもドキュメンタリー。ひめゆり学徒隊の招集から終戦までをわずかな生存者の証言をもとにたどる。
「TOKKO」はインタビューする監督の話、ナレーションなどが入るがこちらはナレーションはなく、ひたすら証言のみ。
悲惨、のひと言に尽きる。
沖縄には2回行き、北海道以外で最も大好きな土地だけれども、行くたび感じるのは異国情緒あふれる美しい南国リゾートであると同時に、やはり戦争の陰がいまだ色濃く残る特別な場所だと思う。そのたびひめゆり平和祈念館を訪れるのですが、あそこに行って戦争のむごさと軍の愚行について考えさせられない人はいないであろうと思う。
この映画には十数人の元学徒の方々が実に貴重なお話をしてくださるが、(中には祈念館に行ったときボランティアで説明してくれた方もいました)中には未だに当時の悪夢から抜け出せず、お話もできず当時の洞窟などを訪れることもできない人もたくさんいるそうである。
彼女らの証言を私たち日本人はみなきちんと聞く義務があるように思う。彼女たち、また「「TOKKO」の生存者の方々が口々に言うには彼ら彼女らはみな神国日本が負けるわけがない。必ず神風が吹くと教え込まれ信じていたこと。生きて敵の捕虜となり辱めを受けるくらいなら死を選べと言われ続けてきたという。当時の軍国教育の凄まじさ徹底ぶりを感じさせます。こういう映画こそ平和教育の一環として学校などで上映したらどうでしょうか。

「ヒトラーの贋札」
第二次大戦中強制収容所にて、ナチスが美術方面のスペシャリストのユダヤ人たちに敵国の経済混乱を狙って、ドルやポンドの贋札を作らせていたというウソのようなホントの話。
贋札作りをさせられるなど本人たちには屈辱極まりなく、本音を言えばナチスに加担などしたくないわけだが命を担保にとられているので仕方ない。しかし中には正義感に燃え、協力を拒む者もいる。原作者のブルガーという人がまさにそうなのだが、贋札を作らなければ本人や仲間の命が危ないことになり、ストーリーがすすむにつれこのブルガーって奴、なんて空気を読めないやつなんだ、とそのあまりに融通のきかない潔癖さにイライラさせられますが、贋札づくりが順調にすすんでいれば戦局に大いに影響を与えたかもしれなく、やはり自分の信念を貫いたほうがいいのかな、と思ったり、でも虐殺される一歩手前だったなと思ったり・・。自分だったらどうするだろう?とちょっと思案してしまいました。面白い作品でした。

なんだか戦争に関する映画ばかりでしたが、よく行く名画座がたまたまこういうラインナップだったので・・偶然なんですが、ちょっと食傷気味です。