Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

黒い天使が舞い降りた、ふたり

2004年06月30日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、黒い天使が舞い降りた、ふたりでした。

なんだかんだで今月は、こないだの休日出勤分も含めて、
余裕で100時間以上も時間外労働さんをしてたそうです。
間で年休2日したのに関わらず。

普段通りの私なら頑張れますけどね、
活動限界50%減の私には、わりとキツかったです。

確かにキツかったですけど、
そんな時こそ、希望の光が差すわけです。

今日、上司からの突然の用件で少し遠くの棚にある、
私の管理してるモノを取らなくてはなりませんでした。

すると、その棚の前に座っていたのは…
わかりますね、なっちゃんと大接近なわけですよ。

キャー。ヤダー。ウフフフ♪

急ぎの用件かつ、どうにも恥ずかしかったので、
なっちゃんを見ないよう、そそくさとモノを取り、
立ち去ってしまいました。

いや~、あんな恥ずかしさは久しぶりですね、
どうしちゃったんでしょう、私は。でへへ。

でいて、モノを棚に返しに行くのが、
行くとき以上に、とてもとても恥ずかしかったので、
モノを自分のデスクに押し込んでしまったわけです。

いや~、純情ですね。
なんですか、この現役中学生さんは。

えらい恥ずかしがり屋さんな私は、
客観視すると、とてもとてもカワイイですね。

25歳なの?ホントに。

でですよ、今日のなっちゃん服装がまた、
黒のパンツスーツに、緑のTシャツ組み合わせて、
カジュアルさも取り入れつつ、ビシッとカッコイイんですよ。

そういう、一点も気を抜かない風の、
強気っぽい、男っぽい女性に惹かれるんですよね、
ごっついのは大の苦手ですけど。。。

強気な女性が弱さや脆さを見せた瞬間たるや、
無言で抱きしめたいくらい、愛しくなるじゃないですか。

ギャップがあったり、なんとも言い難い陰があったり、
そういう引っ掛かりのある女性は、やはり面白くて大好きです。

どうせ私は変態ですよーだ。えろえろ。

さて、そこに加えてもうひとり、
麗しの友達が、なぜだか急に休憩に誘ってくださり、
私の過酷な勤務状況をねぎらってくれました。

本当は、友達自身も辛くて、
私がねぎらわなくてはいけなかったのに、
上手く気付けない私で、ごめんね。。。

でも、ありがとう。
いてくれてありがとう。

いつも助けられてばかりだね。
ありがとう。

なのに、本当にごめんね。。。

こんな私でごめん。。。

そんな麗しの友達もまた、
偶然に黒いカーディガンをまとっていました。

そんなわけで黒い衣をまとった天使がふたり、
今日、私の傍に舞い降りたわけです。

いやはや、なんて幸せな人間なのでしょうか。
これ以上、なにを望むことが出来るでしょうか。

いや、ない。

しかし冷静に考えると黒い天使は、
別の意味合いを含みそうですよね。。。

けれど、どうせ一度命を落とした身です。

願い叶えてくれるなら、
天使だって、悪魔だっていいじゃないか。

白い白いよそ行きの服で、
君は天へ消えた。

君は天へ消えた。。。

翠のアレ(ガチャピンチャレンジシリーズ2ndステージDVD )

2004年06月30日 13時03分09秒 | 映画
会社のお昼休み、買物上手こと貧乏性な私なので、
関内からはるばる横浜ヨドバシさんに走り行き、
『ガチャピンチャレンジシリーズ2ndシーズン』を、
そそくさと購入したわけです。

前作は大変素晴らしい出来映えで、
もし火事があったらこれを持って逃げるくらいの、
相当量なお気に入りだったわけです。

今作も楽しみです。むふふ。

2004年上半期映画生感想(23作品)

2004年06月30日 00時55分00秒 | 映画
2004年上半期に観た映画を、
とりあえず一通り総ざらいです。

6ヶ月で23作品、週平均では1本も満たしませんけど、
果たしてこの数、多いのでしょうか、少ないのでしょうか。

上半期で一旦区切っても、下半期は1年分と一緒にされて、
わりとカワイそうなことになりがちです。

ということで、年末に下半期映画生感想、
そして1年分としての2004年映画ランキングを、
この場でチョット発表する予定です。

ちなみにDVD鑑賞は入れません。
そもそもblogにおいて書くことも少ないです。

映画は劇場で観るために撮られてますからね、
DVDで観るのはチョット制作者の意図するとこと違うかな、
と、あえて感想は書きたくないんです。

理屈っぽいです。理詰めで責めます。私リカです。嘘です。

さて、今回はまとめて短文で紹介するということで、
趣向を凝らして♪印による相性もつけてみたいと思います。

基本が♪3つで、
あとは♪5つまで相性具合で上下します。+は半分。

ただ、この♪の数については、わりと直感です。

というか、あくまで評価ではなく相性なので、
映画として楽しめてても私の好きな展開や内容という枠組と戦った結果、
♪の数が少ないことがあったりも平気でします。

評価するのなんておこがましいですからね、
どれだけ自分と合ったかだけです。

ちなみに明日には♪の数が変わっているかも、くらいな、
テキトーな気持ちで相性診断してるので、ご注意を♪

---以下、blog開設前---

『バレット・モンク』
相性:♪♪♪
25歳の誕生日に自分への誕生祝としてひとり鑑賞。
思ったよりも爽快感は少ないものの、普通に楽しました。
私がよく言う、私は楽しかった、系の作品。

『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
相性:♪♪♪♪♪
LOTRさんは大好きで、この完結作も大いに楽しみました。
ドキドキわくわくする冒険の旅をどうもありがとう。
早くDVDのSEEで勇者サムの活躍が見たいものです。

『ミスティック・リバー』
相性:♪
主人公3人の演技は確かに良かったです。
聞かれなくても、上手い、と言わざるを得ない迫力があります。
でもそれだけです。物語の浅さと言ったら。。。

『ラブ・アクチュアリー』
相性:♪♪♪♪
リチャード・カーチスの絡む英国ラブコメは大好きなのですが、
この作品も期待以上に面白いです。
笑って泣いて優しい気持ちになれます。恋愛っていいものです。

『ゼブラーマン』
相性:♪♪♪+
前半はもしもヒーローになれたらコント、
後半は普通に熱い特撮ヒーローモノです。
ニコニコ面白いものの、敵が強そうじゃないのが玉に傷。

『ドッグヴィル』
相性:♪♪♪♪+
セットの床に線を描いて街とする。
その中で繰り広げられる、ムラ意識の醜さ。
生の舞台を見ているかのように引き込まれました。

『スクール・オブ・ロック』
相性:♪♪♪♪+
生まれて初めて試写会に当選し、鑑賞しました。
従順な優等生を受け持つという設定にしたことで、
悪い人や反抗する人が誰もおらず、気持ち良く素直に笑えます。

『イノセンス』
相性:♪♪♪
美しい映像で描いた、B級刑事映画という印象。
映像で感動し、物語としてそれなりに楽しめるものの、
歴史に残る名言から引用した難しい台詞の応酬がオタっぽい。

---以下blog掲載分(各感想にリンクしてます。)---

APPLE SEED
相性:♪♪♪+
リアル志向のCG背景に、アニメ志向の登場人物が、
モーションキャプチャで人の動きをする、まさしく仮想現実。
いかにもハリウッド映画的な物語の展開が素直に面白い。

KILL BILL vol.2
相性:♪♪♪+
タランティーノらしさ全開の台詞回しと、
テレビ東京色全開な映画のコラージュが冴え渡り、楽しませる。
しかしvol.1と合わせて名作。どちらか片方ではいけない。

コールドマウンテン
相性:♪
確かに長い物語を飽きずに観ることは出来ましたが、
その主題となる大人の恋愛が理解できず、お話に入ることは出来ず。
まだまだラブロマンスを観るには若いお年頃な、25歳独身男性。

CASSHERN
相性:♪♪♪
映像はとても頑張ってる。制作費の割に素晴らしい。
それ以上に自分のメッセージ伝えることに真面目過ぎ。熱血過ぎ。
メッセージの分、もう少し物語を語ってくれれば。。。

ロスト・イン・トランスレーション
相性:♪♪♪♪♪
外国人から観た、日本という名の異世界旅行ドキュメント。
ひとりでいる不安、ふたりでいる安心が、自然と伝わってくる。
少し俗世的だけど、キューブリック的な神の視点を感じた素晴らしい作品。

トロイ
相性:♪♪♪♪
まさしく少年マンガな熱い展開に、手に汗握る。
一騎打ちの決闘が、ハラハラドキドキ面白い。
美形スターを擁しつつも、少年の心を持った男子のための映画。

ビッグフィッシュ
相性:♪♪♪♪♪
ホラ話好きの主人公と、同じくホラ話好きな私の父親様の姿が重なり、
中盤から1時間近く大号泣。一生心に残り続けるだろう作品。
ホラ話をする理由は、大きな愛なのです。うぅ。。。

ゴッド・ディーバ
相性:♪
CG空間の中、3人の登場人物以外、妙な造形のCG人間だらけ。
娯楽映画に必要な緊迫感やスピード感が驚くほどない。
抑揚のない淡々としたサイバーパンクなSF作品を今頃されても辛い。

キューティーハニー
相性:♪♪
ギャグが私の感性と延々気持ち悪いくらい微妙にずれてた。惜しい。
半笑い感を取り去って真剣に演出すれば楽しめたと思う。
でもサトエリはより好きになれた。市川実日子もこっそり。。。

デイ・アフター・トゥモロー
相性:♪♪♪+
いつ誰が死ぬかわからない展開に最後までハラハラドキドキ。
天変地異の映像は劇場の大きなスクリーンで観てこそ。
劇場で観ないと価値が津波の後ごとくガサッと下がるかも?

下妻物語
相性:♪♪♪♪
みな真剣にバカを演じ切っている、まさにキャラクター映画のお手本。
さらに映像もアイデア豊富で飽きさせない。
インテリが真剣につくる、バカな笑いは小気味良い。

4人の食卓
相性:+
人生初ホラー映画。コワイというかキモチワルイというか、
観終わった後、ひたすらに嫌な気持ちになる。コワイのキライ。
私の好きだったチョン・ジヒョンを返して。。。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
相性:♪♪♪+
特に悪い人も出てこない良心的な誰にでも楽しめる作品。
絵本の世界に入ったかのような世界観、そして物語展開。
深く考えず子供の感性で観ればいいんだと思う。

真珠の首飾りの少女
相性:♪♪♪
絵画の世界に引き込まれる。
美術館で絵画を鑑賞するかのような高尚な雰囲気が漂う。
物語云々よりも、登場人物の繊細な心理描写を楽しむ作品。

花咲ける騎士道
相性:♪♪♪♪
頭空っぽにして楽しめる。非常に爽快で心躍る娯楽作品。
出てくる人物、みんなバカなところもまた良い。
なんにしてもペネロペさんはやっぱりカワイイ。

---以下、観たかったのに観られなかった作品---

『ラブ・ストーリー』
『猟奇的な彼女』のクァク監督のラブコメ観たかった。。。

『レジェンド・オブ・メキシコ』
ジョニデさんのバカCIA観たかった。。。

『グッバイ・レーニン』
笑えて心温まる親子愛観たかった。。。

『オーシャン・オブ・ファイヤー』
ジョー・ジョンストン監督とアルゴルン観たかった。。。

永遠のモータウン』(2004年7月22日に無事観賞)
歴史的ヒット曲の名演奏に酔いしれて観たかった。。。

もっとあるかもしれない。。。
下半期はこういうのをなくしていきましょうね。

---

チョット客観的に見てみると私は、
真剣なバカ映画を誉めて、
真剣な深刻映画に厳しい傾向が見られますね。

私は大袈裟に負の感情に訴えかける作品を認めたがらないので、
そんな結果になるのでしょう。はい。

の割に『ドッグヴィル』みたいのは好きですけどね。

今回の結果、あくまで私と相性が合うか合わないかのお話であるので、
面白いか否かは、ご自分で鑑賞して確かめてみてください。

以上、上半期映画生感想でした。

さてさて果たして下半期は、
どんな映画の生感想が出てくるのでしょうか。

今から楽しみです。わくわく。

私はこれからもまた、
小さな映画館で、大きな旅に出る。

眼鏡の向こう側に見えるもの

2004年06月29日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、眼鏡の向こう側に見えるものでした。

やっぱり今日もこの話題なのですが、
今日はなっちゃんがしばしば眼鏡ナシでした。

眼鏡っ子が眼鏡外すのは、
最後の一手か、倒れて偶然ハラッといくものですからね、
もうちょっと引っ張ろうよ、劇的にいこうよ、って感じですけど、
けど、いいですね、王道です。

眼鏡外したらキリッとした顔立ちでした。たぶん。
やっぱり近くで見たことないので。。。

いや、たとえそうでなくても、そうあって欲しいわけです。
少なくとも私たちが読んでたマンガではそうです。

眼鏡っ子はみんな美少女なのです。
そうに違いない。間違い…ある。。。

さて、メガネ、メガネと言えば、
おでこのメガネでデコデコデコリンでお馴染みの、
やっさんこと私も普段メガネなわけです。

けれど実は、3年ちょっと前に就職と共に横浜に来るまで、
目は悪いものの、そこそこ見える程度の視力なので、
ずっとメガネなしなお子さんだったのです。

今だから言えますけど、
メガネをかけて違う自分になってみようなんて、
恥ずかしいくらい青いことを考えてましたね、当時は。

では、この3年ちょっとで違う自分になれたかと言えば、
なりかけては捨てて、を繰り返していた気がします。

なろうと思えばなれるものに興味が沸かないというか、
主義を持たず自由にカメレオンしてることが好きなんですね。

さらに恥ずかしいお話を続ければ、
そうしてメガネをかけ始めた当時、
25歳ともなれば結婚して子供もいると思っていました。

当然、私自身が寿退社もしているだろうと。

けれど私は、残念ながらひとりの女性を愛せる、
魅力ある人物でも、包容力ある人物でもなかったらしいです。

たとえメガネをかけても、
声をかけられず、声をかけられることもない、
ちっぽけな弱虫のままです。

変わったのは、
少し悪くなった視力と、
少し良くなった蔑称くらい。

結局、メガネをかけたところで、
その先に見えるもの、その中にある自分は、
なにも変わらなかったわけです。

でも女子は美少女に変わるはず。

自分が変われなかった分、
今はもう、そこに期待するのみです。

意地川累

今日のなっちゃんを作りたい気分

2004年06月28日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、今日のなっちゃんを作りたい気分でした。

昨日お伝えした、
秋夏子警部ことなっちゃんに似た女性。

本日も遠くから、ちょこちょこ眺めていたのですが、
いいですね、いや、いいです。

私が昔に受けてた、そういうのがいいんだ、的なものを持ってます。

誰も賛同しなそうですが、私はどんどん楽しくなってます。
今日のなっちゃんいうコーナーをここに作りたいくらいに。

ホントに作ったら本気っぽく思われるどころか、
全く持って冗談にならないので、謹んで辞めときますが。。。

それどころか今、外を歩いてても幸せいっぱいで、
思春期の男子中学生と、スキー場の男子がかかりやすい、
目に映る女性のほとんどがカワイく見える病、
が発症してますからね、職場のなっちゃんだけでなく、
もう1日の全てが楽しくて仕方ありません。

私はこれ以上持病持つのは嫌ですけど、
この、目に映る女性のほとんどがカワイく見える病、と、
あと、箸が転んでも笑える病、については、
もう進んで発症したいです。試験体になります。

どこを見回してもカワイイ女子ばかりで、
なにが起きても笑えるんですもん。

こんなにも素敵なことはないです。
最良の人生です。この世の春です。

人は夢を生きることの出来る生物なのですから、
明るく楽しく生きなければ嘘なのです。

ルアラ~ルアラ~♪

自分の担当するモノを作り終えて、
重い責任のなくなった私という人間は、
こんなにも軽くなれるものなのかと、
自分では驚きの割に、他人には読まれてそうな、
今日の1分間スピーチなのでした。

バイバイキ~ン♪

染伝文句『PEPSI BLUE』

2004年06月28日 16時24分56秒 | 染伝文句
「世界には3つの青が必要だ。
 青い空、青い海、そして青いペプシブルー」

自己採点:
☆☆☆☆

次点:
・青い春に、青いペプシブルー
・新しい刺激に背筋ぶるぶる、ペプシブルー
・黒い常識を覆せ、青いコーラのペプシブルー
・ペプシブルー、それは忘れていた青春を思い出す色
・青いヤツって言われたいんだ、ペプシブルー

ゆっくりと、滲むように、
この言葉が広がれば、それがいい。

努力・友情・勝利の強化合宿

2004年06月27日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、努力、友情、勝利の強化合宿でした。

そんなわけで昨日から引き続き、
今日も連日の休日出勤でした。

けれど7年前から私の1分間スピーチを読んでいる方は、
とてもとてもよくわかると思いますが、
私が好みの女性を見つけた話を書くときは、
基本的に調子が良いか、機嫌が良いときです。

万年夢見心地な私にとって、
女子好きな面が出るのはいいことです。

だって、みんなカワイイんだもん。
だから、ひとりに選べないんだもん。

そんなわけで今も井山さんは、
ひとりを見つけるまで、
ひとりも手を出さず自由恋愛中だそうです。

らぶりぃ♪

話が意味不明になりましたが、
実際のところ、熱心に女子話を書くくらい、
機嫌がいいことでわかるように、
この強化合宿自身、充実していました。

そもそも、この強化合宿、
先週の木曜、突然に私の担当するモノの締切を、
30日から27日の日曜日に設定されたことで、
せざるを得なくなったものでした。

それならばと、ある種意地になって、
担当するモノを、この2日間でつくりました。

しかし今日の帰りに伝えられたのですが、
今回、私が作成担当しているモノが広大なので、
実は上司的に30日締切に間に合わないと思っていて、
一応、少しでも早まるよう呼んでみただけ、
だったんだそうです。

元々私は30日に間に合うよう、
逆算して仕事するタイプだっていうのに。。。

けれどこの2日間、自分の力が一点に集中し、
他に娯楽もなく、お仕事中に空想ばかりをして、
このblog用のいい企画がたくさん思いついたのは、
とてもいいことだったと思います?

…と、まぁ、それも本当ですが、
お仕事的にはモノが予定より3日早く、
ほぼ完成出来てよかったと思います。

自分自身の能力っていうのも、
目に見えて向上した気がしますしね。

ここで終わりかっていうと終わりではないんですけど、
とりあえずの、いい区切りにはなりました。

万年頑張らない文科系な私なので、
努力・友情・勝利のお話は嘲笑の対象でしかなかったですけど、
少なくとも今回に関しては、実際のものになった気がします。

やればできる子として育てられた井山坊ちゃんは、
本当にやればなんとかなるんだなと、
また調子付かせてしまいました。

さて先にお伝えしていますが、
内容以外についても、本日は19時に帰れたこともあり、
映画で始まり、映画で終わる、
まるでC&Aさんのライブかと思わせるような、
そんな素敵な合宿になりました。

両作品ともいい映画で、
特にファンファンさんはいい爽快感があって、
一連のエンディング向きでしたしね。

もう二度と合宿なんてしたくないですけど、
これもまた、いい思い出です。

ラッコラッコ。

映画生感想『花咲ける騎士道』

2004年06月27日 23時14分23秒 | 映画
昨日訪れた劇場の雰囲気が隠れ家的でとても心地良く、
予告で観て、さらにチラシでも渡された、
ペネロペさんの勇敢な騎士姿が印象的で、どうしても観たくて、
お仕事の帰り道、自然と劇場に足を運んでいました。

感想を一言で言うと、
本当に観てよかったと心の底からから思える、
爽快感溢れ、心躍る、とてもとても楽しい作品でした。

帰り道は、もう笑顔、笑顔です。

実際のところペネロペさんは、
騎士として活躍するわけではありませんでしたが、
観てるだけで主人公と一緒に冒険をしているような気持ちになり、
頭を空っぽにして楽しめる、最高の娯楽作品でした。

主人公の動き回りっぷりも含めて、
ジャッキー・チェンさん映画を観てるような、
ハラハラドキドキ感と、爽快感が味わえます。

いやいや、ルパン三世の方が正しいかもしれません。
そういう荒唐無稽さが全編に繰り広げられます。

そこにリュック・ベッソンが脚本を書き、
さらに『TAXi』シリーズの監督が撮ったらしい、
小さな冗談が延々と細々とちりばめられています。

その冗談の面白さは別として、
その作品世界にいるキャラクタが生き生きと楽しそうなのです。

誰ひとり暗い心を持っていません。
みんなバカっぽいです。

でもバカを真剣に演じているので、
観ているこちらも楽しくなるのです。

物語については、深く考えても仕方ないです。

自由を愛し、純粋で、常に前向きな、
ファンファンという女好きな主人公が憧れのお姫様を得るため、
孤軍奮闘する、中世を舞台にした大活劇です。

1952年の作品のリメイクらしいですが、
元の映画は観たことはありません。

伏線がバカバカしいくらいに簡単過ぎだとか、
登場人物が理由付けもなく突然に恋をしあって、
わけがわからな過ぎとか言われそうですが、
小難しい理由を考えちゃいけません。

バカバカしい伏線を笑うものであり、
わけわからないのは観てないとこでなんかあったんです。
そんな解釈でいいのです。

理屈で観る映画じゃないです。
頭を空にすればするほど楽しい映画です。

それにしても、なんでこんな大衆向けの娯楽作品が、
単館公開なのでしょうか。

理屈っぽい印象のある単館映画好きな人に、
こんな娯楽まっしぐらのバカ作品見せても、
ウケがいいと思えません。

これは大衆が観てこそな作品です。

こんな作品があまり人に観られず、
埋もれちゃうなんて勿体ないです。

こういう爽快感があり心躍る良心的な物語は、
もっと多くの人に観てほしいです。

小さな子供を連れて行ったら、
きっとハリポタさんより大喜びです。

しかし、本当に観客が少なく、
私の観た回は、わずかふたりしかいなかったのですが、
もうひとりもスタッフロールが流れ出した途端帰ってしまい、
ひとりになってしまいました。

私だけのための映画館のようで、
とても気分は良かったですけど、
公開2日目にして、これは一体。。。

私はもう1回観たいくらい楽しめたので、
広く宣伝したい気分ですけどね。

どうなんでしょう、あまりにバカ娯楽過ぎて、
口コミで広がる部類の作品でもないですし。。。

なので、この書き込みで、
もちょっと多くの人に興味を持っていただけたら、
とか思います。

あまりにバカ娯楽過ぎて、
ついてけなかったらごめんなさい。。。

ちなみに、なぜペネロペさんの騎士姿に惹かれたかというと、
ペネロペさんが中高と片想いしてた相手に、
なんとなく雰囲気が似ているから、なのです。

つまりは私もファンファンのように、
恋に生きる男だったのです。いえい。

ちなみに岡田真澄さんのファンファンという愛称は、
リメイク元の作品からきているそうです。

ガッテンガッテン。

ハリウッド的恋愛感情

2004年06月27日 22時29分22秒 | 雑談
昨日に引き続き、今日は朝から休日出勤だったわけですが、
それはそれでお楽しみもあるわけです。

私の業務とは関係ないのですが、
お隣さんの業務がどえらい大変なことになっていて、
先週の初めからでしょうか、お助け追加人員として、
ちょっと離れたの席に、セルフレームのメガネをかけて、
ちょっと素敵な服装をした、
ちょっと好みな女性の派遣社員さんがきています。

全体を通したイメージ的には、
キューティーハニーの秋夏子警部です。


(OCNスペシャルさんにリンクしてます。)


はい、私は女性を良く言う癖がありますので、
大いにご用心ください。

お隣さんの業務では、
昨日も今日も、1学級分くらいの人が出社しており、
当然、好みの女性も綺麗に出社していました。

そんな好みの女性に対して私は、
勝手に、ひとつの感情を抱いています。

ハリウッドのアクション映画によくありがちな、
『スピード2』でサンドラさんがネタバレした、
命の危険にさらされた男女が互いに惹かれ合うものの、
非常事態の中で芽生えた恋は長続きしない」っていう、
あの、例のヤツです。

今回は命を懸けたアクションもなく、
体調不良の私ばっかりが非常事態に陥ってるわけで、
私ばっかりが勝手に好意を持っているわけです。

しかもこの女性、話したことはもちろん、
近くで見たことさえもありません。

さっきの秋夏子話が、より一層胡散臭いです。えへへ。

さて、あえてこう大袈裟に話題にしたものの、
私にとって、あくまで通り過ぎて行く存在なので、
今後、特になにをしようってわけでもありません。

きっと一度も話すことなく、近付くことなく、
いつの間にか、いなくなってしまうことでしょう。

そうして女性がいなくなってしまうまでか、
はたまた私がこの危機的状況を通り抜けるまでか、
どちらになるかはわかりません。

それまでの期間限定、社内限定な感じで、
声をかけることすら出来ない、ドキドキのみの、
中学生程度の恋心を装って遊んでいたいわけです。

だって私、恋に恋する乙女なんだもん。うふふ♪

キモチワルイ。。。

映画生感想『真珠の耳飾りの少女』

2004年06月27日 02時20分50秒 | 映画
土曜日なのにお仕事という気分を紛らわそう、
美しい作品を鑑賞して心安らかにしようと、
お仕事前、朝一の公開時間で観て来ました。

さて、まず感想を一言で言うと、
ふと立ち止まって見惚れてしまう魅力的な絵画のように、
無意識に心奪われる作品です。

観終わって映画館を出た瞬間、
外の街並みになんとも言えない違和感を覚え、
映画を観ている中で『真珠の耳飾の少女』という絵画作品の世界に、
すっかり浸っていたことに気付きました。

正直に言うと、抑揚の少ない作品で、
派手な展開はありません。

でも、不思議と飽きることはないので、
娯楽映画がお好みの方でも鑑賞出来るとは思いますが、
そうして楽しむ映画ではない気がします。

小さな家族という枠の中だけで、
家族の揺れる感情をそのままに描いています。

それ故に感情の微妙な変化を読み取りやすく、
それぞれの登場人物の想いが、言葉による表現なく伝わってきます。

美術館で絵を丁寧に一筆一筆の線を見つめているような、
そんな細やかさが作品の中に潜んでいます。

その一筆一筆を見落とさないよう、
丁寧に見つめてあげてください。

この作品は、そうした理性と素直な感情とで、
ゆったりと楽しむ作品だと思います。

さて元々、私は絵画的に美しい構図のある映画が好きで、
中でもキューブリックの『バリー・リンドン』は、
物語はともかく、その美しさの面で大好きな映画だったりします。

なので、この作品も、実は物語というより、
むしろ、そんな絵画的なものを求めて鑑賞を決めました。

『バリー・リンドン』の描いた世界が風景画や群像画だとしたら、
この作品は人物画そのものでしょう。

ほぼ全編主人公に近い位置にカメラがあり、
被写体と、被写体にかかる光にのみ焦点を置いています。

また、この作品は『バリーリンドン』のように、
ひとつひとつの構図が美しいか、美しくないかではなく、
作品全体を通して、独特の絵画的な雰囲気を醸し出しており、
絵画作品の世界に、すっかり引き込まれた感じになります。

絵画の中で、嬉しいのか悲しいのか愛しいのか、
複雑な表情を続ける少女の感情の変化を、
ただただ見守っているような気分になりました。

ふと心を洗おうと美術館に絵を観に行くような感覚で、
高尚な気持ちになって、心穏やかに過ごしたい方には、
おススメできる映画です。

それにしてもスカーレット・ヨハンソンの唇、
なぜにあんなにも魅力的なのでしょうか。

それで僕も、風をあつめて~♪

映画違うし。。。

心まで描けるの?

転ばないから、ただで起きる必要もない

2004年06月26日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、転ばないから、ただで起きる必要もないでした。

お伝えした通り休日出勤で、さらに終電帰りだったわけですが、
実は午前中に勤務地最寄駅の映画館で朝一に映画を観たりして、
ただお仕事に行くだけでなく、ホンの少し遊びの要素も加えて、
それなりに楽しんでもいたわけです。

万年日曜日でいたい私なんてのが、
そう簡単に、仕事側に転ぶわけないです。いえい。

その無茶な楽しみのせいで、
終電帰りの電車内でシンゾウ イタイ イタイなるくらい、
疲労困憊になってしまいましたが。。。

ただ、よくよく考えると土曜日休日なんてのは、
ここ日本だと、この10年くらいに普及した制度で、
私の父親様は、いまだに隔週休な気がします。

なわけで、土曜にもお仕事してたのが普通であって、
それで経済大国なんていって伸し上がったのではないでしょうか。

よく頑張りました。

私は、そんな先輩方を見習いたかないですけど、
人は、頑張る気になれば頑張れちゃうんでしょうね。

そんな頑張る気になっちゃった人が上司にいると、
どんなにも避けようと策を練っても、直接言っても、
部下の私も頑張らないとイケナイよう囲い込むわけで、
明日も出社なわけで。。。

短期的に見れば、
無理をした私の戦力で切り抜けられる気がします。

長期的に見れば、
無理がたたった私がいなくなって大打撃を食らう気もします。

物事に必要なのは、
辺りを見回す余裕なのですね。はい。

もう、シンゾウ イタイ イタイ。

染伝文句『スタンド・バイ・ミー』

2004年06月26日 23時59分58秒 | 染伝文句
「あの日の笑顔があるから、今もこうして頑張れる」


(amazonさんにリンクしてます。)


自己採点:
☆☆

次点:
・あの日見つけた抜け道が、今は心の抜け道になった
・ほんの一日の冒険が、こんなにも心残るものになるなんて
・あの夏、一番大切なものは、傍にいてくれる友達だった
・探しても見つからないもの、見つかったもの、あの夏の日
・一緒に笑い合える友達、今も近くにいますか
・思い出はいつも、あの日の笑顔で迎えてくれる

ゆっくりと、滲むように、
この言葉が広がれば、それがいい。

「犬(dog)」第12回

2004年06月26日 15時00分00秒 | 物語
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 3学期

「よろしくね」

「あ、よろしく」

 廊下側から三列目の前から三番目の席の男女。

「なんか、この席、やじゃない」

 女が自分の机を指差して、男に話しかけてきた。

「そうだよね、真ん中だもんね。前の、あの席のがよかったよ」

 男は窓側の後ろから二番目を指差しながらそう言った。

「そう、でも、私は前あそこだったから、今のがましかな」

 女は廊下側から二列目の一番前の席を指差しながらそう返した。

「あ、そういや、よく当てられてたよね」

「そうそう。特に数学の柚木先生。なんか毎回ノート見て来て、すっごい困ったんだよね」

「あれ、たしか、それで、一回怒らなかったっけ」

「え、あれは違うよ。ただ、ほんのちょっと文句言っただけ」

「でも、それ、同じことじゃん」

「うん、確かにね」

 女は半笑いで答えた。

「いや~、それにしてもあれはウケたね」

「だって、ほんと、やだったんだもん」

「突然“おか~さん、おかわりもういらないよ~”って叫ぶんだもんな」

「そんなこと言ってないよ~」

「あ、“およめさ~ん、このしまにやってきてくださ~い”だったっけ?」

「全然違うよ~」

「そうだ、“おかめなっとう、にほんいち~”だ」

「も~」

「ワンギャグ、ワンギャグ」

「・・・でも、なんか楽しくなりそうだね」

 二人ともしばらく笑った後、女がそう切り出した。

「ん、そうだね」

「成績は下がるかもしれないけど」

「ふふふっ、それはあるかもね。・・・じゃ、その辺注意してきましょう」

「うん」

 女が右手を差し出す。

 男はそっとそれを握った。

〈お、なんかいいね、こういうの〉

 5回振り合うと、手は自然に離れた。

「由佳里、なんか随分仲良くしてるね」

 廊下側から三列目の前から二番目の席の女が、背もたれを抱いて話し掛けてきた。

「そうでもないよ~。舞子の方こそどうなの?お隣さんは」

「え、い、いや、別に普通だよ」

「ふ~ん、普通ね~」

「も~」

 舞子は、そう言い終えると、ドラマの中の少女のように口を尖らせた。

「おい、ハンナマ」

 廊下側から三列目の前から二番目の席の男の肩を、三番目の男が軽く叩いた。

「なに?」

 ハンナマは、体ごと振り向いて、背もたれを右肘の肘掛けにした。

「俺達がこうやって並ぶのって初めてだよな」

「ああ、そうだな」

「小1からずっと同じクラスなのに、なんかうちらのコンビ、絶対離されてたよな」

「おお。でも、なんでずっと一緒になってんのかな?」

「だよ~、なんでだろうな?」

「う~ん・・・」

「で、3年上がる時はクラス変えしないらしいから、9年間一緒だろ」

「ほんと、なげ~よな~」

「だな~」

「ねえ」

 由佳里が、前から三番目の男の左肩を叩いた。

「はい?」

 男は妙に高い声で振り向きながら答えた。

「半川君と仲良いの?」

 由佳里は、ハンナマを指差しながら尋ねた。

「え、ハンナマと?いや、全然仲わりいよ、な」

「うん、こんな奴全然しらねえもん」

「本当に~?」

 今度は少し傾けた笑い顔で尋ねた。

「いや、ほんとほんと、今も喧嘩してたところだよ」

「そう、このバカ、むかつくからさ~」

 ハンナマは男を指差して答えた。

「だって、部活同じじゃなかったっけ?」

 由佳里は、右の人差し指で男とハンナマを交互に差しながら尋ねた。

「違えよ、俺、バ部だもん。毎朝聞こえるでしょ?“は~い~、ば~ぶ~、ちゃん”っていう発声練習」

「聞こえない、聞こえない」

 由佳里は、笑い顔で軽く首を左右に振ってみせた。

「あれ、おかし~な~。こないだ、演劇部が“アメンボ赤いなあいうえお”に変わって使いたいって、土下座してきたぐらい有名だぜ、これ」

「はい、はい」

 由佳里は、そう答えながら、全てを見透かした笑顔で軽く首を上下してみせた。

「いや、ほんとだって。な、ハンナマ」

「ううん、全然」

 ハンナマはすまし顔で首を左右に振った。

「おまえ、ちょっとはノってくれよ」

「ないものはしょうがないだろ。あ、ちなみに俺、コン部です」

「え?」

「そうそう、こいつ、都昆布は1枚ずつちゃんとはがして食おうとかやってんだよ」

「違うよ。金ていう部長がいた写真部の略だよ」

「バカ、んなのだれも知らねえだろ」

「も~、しょうがないな~」

  由佳里は、顔を窓の方に向けた。

「ん、なにが?」

「仲良かったら、頼みごとしようと思って」

 由佳里は、男の方に振り向きながらそう言った。

「え、なになに?」

「由佳里、いいよ~」

 舞子が由佳里の左腕を掴んで揺さぶった。

「でもさ・・・」

「ほんといいって、お願い、ね」

 舞子は手を離すと、祈りのように指を絡ませ、そう言った。

「・・・うん、わかった」

 由佳里は何遍も軽くうなずきながら、そう言った。

「で、なんなの?」

 男は、頬杖のまま横を向いて尋ねた。

「あ、別に何でもない。・・・ともかく、これからよろしくね」

「お、よろしく。・・・でも、ほんと気になるな~」

「ま~、堅いこと言うなよってことで」

「ふふふっ、そうですね。そういきましょうか」

「ですよ~」



 ガタガタガタ

 隣の教室では、椅子を逆さに乗せた机達が移動している。

「やあ」

「あ、どうも」

(か~、本当に来たよ)

 佐藤とかおりんは、廊下側の後ろから二列目の男女として並びあうことになった。

「ついに隣同士になったね」

「そうだね」

(“ついに”ってなんだよ)

「授業中、なんかわからないこと会ったら教えてね」

「うん」

(あんまりやだけどね)

「ねえ、かおりん」

 後ろの席の女が肩を叩いて呼んだ。

「なに?」

(は~、よかった)

 かおりんは左回りに振り向いて、そう言った。

「ちょっとさ、席変わってくれない」

 女が蟋蟀の囁きで話しかけてきた。

「え、なんで?」

(・・・・・・あ、そうか)

「佐藤とさ、ね」

「わかった、わかった」

(そういや、そうだった)

「ん?どうしたの」

 佐藤が振り向いて話しかけてきた。

「山元が席変わって欲しいんだって」

(僕も後ろのがいいしね)

「え~、なんで~」

「なんでってなによ、なんでって。目が悪くて黒板見えないの」

「じゃ、もっと前いけばいいじゃん」

 佐藤は、黒板を指差しながらそう言った。

「あんたね~」

「ま、いいじゃん。移動しちゃおうよ」

(もう、めんどくさいからさ)

「そうだね」

 ガタガタガタ

 かおりんと山元は、立ち上がって椅子を机の中に入れ、床を引きずるようにして机を移動し始めた。

「え~、本当に隣、山元かよ~」

「いいでしょ」

「おい、お前ら何やってんだ」

 男子教諭の声が教室内に響く。

「いや、席変えようと思って」

(なんだろう?)

「駄目だ。席は、もう決まっただろ」

「でも、山元さんが見えないって」

(なんだよ~、そんくらいいいじゃん)

「目の悪いやつのことも考えて、この席順になったんだろ」

「いや、でも、ほんとに・・・」

(確かにそうだけどさ)

「それに、本当に目が悪いなら一番前こいよ。そんな一つ前行ったからって、変わるわけないだろ」

「ねえ、かおりん、もういいよ」

 山元が蟻の呟きでそう言った。

「え、・・・そうだね」

(これ以上怒られるのもしゃくだしね)

 ガタガタガタ

 二人は元の席に戻し、椅子を出して、座った。

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『出会い』


別 れ よ り も

忘 れ や す い け ど

 

別 れ よ り も

大 切 な も の

 

僕 ら は き っ と

 

出 会 い の 中 に

生 き て い る

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第13回

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第12回あとがき

[当時]
ついに新しい星が近づいてきました。
このキャラはずっと書きたかったものなので、
なんだか無駄に長文になってしまいましたが、
これは成功だと思っています。
ただ、描写が某作品の影響を受けて変になっているので、
ちょと読みづらくなってしまいました。

[現在]
確認のために言いますが、7年前の作品です。
やはり日常会話中の冗談というのは賞味期限がありますね。。。
ここでいう某作品は、きっと自分の作品のお話でしょう。
当時の私は、他人の作品を読んだり影響受けてるわけないです。はい。

休日出勤中

2004年06月26日 12時19分57秒 | 雑談
ふと起こる、変なことが好きな私は、
ふと起こった、こんな1日さえも楽しもうとする。

父兄参観日で日曜日も学校に来たような、
なんだか、そんな妙な感覚がする。

るんるん♪

たまには休日出勤もいいのかもしれない。

あくまで、たまには。


…ガッデム。

pre:染伝文句

2004年06月26日 01時05分40秒 | 染伝文句
6月1日にお伝えしつつも、
ずっと姿を見せなかった、お手軽新企画。

その名も「染伝文句」でございます。

昔からモノに宣伝文句、キャッチコピーをつけるのが好きで、
私の創作した作品には必ずこっそり付随して考えてありますし、
会社でもお絵描きすると、勝手にキャッチコピーをつけて、
実際それが通ってしまったりもしています。

ということで、ふと目についた作品や商品に、
真面目にキャッチコピーをつけようと思います。

注意していただきたいのは、
ネタ披露でないので、別に笑えるものはつけません。

普通に宣伝文句です。面白くもありません。

25歳の丸くなったオッサンらしく、
もはや面白いでなく上手いと言われるところを狙っていきます。

取り上げた対象物に対して、
みなさんも良い宣伝文句が思いついたら、
こっそり披露していただければ、
と思います。

ちなみに「染伝」と「閃電」、どちらにしようか悩みましたが、
元の宣伝文句に、色を塗ってやろうかと思います。

目標は、1日1染伝文句。

ゆっくりと、滲むように、
この言葉が広がれば、それがいい。