Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

感謝の言葉が止まらない

2004年06月08日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、感謝の言葉が止まらないでした。

先日の定期検査の結果が悪かったことを、
ひとりの友達に、打ち明けました。

普段は強い口調で私を圧倒する、あなた。
人にも自分にも感情的で勘違いされやすい、あなた。

そんな、あなた、なのに。

私が、人が困ったときには、
いつも誰よりも親身になって心配してくれますね。

今日も私を叱りつけるくらいに、
私以上に私のことを考えてくれましたね。

あなたからの言葉、
ひとつひとつが心に染み渡りましたよ。

ありがとう、ありがとう、
本当に、ありがとう。

何度書いても、書いても、
想いが尽きることはありませんよ。

こんなことがあるんですね、
あなたへの感謝の言葉が止まりませんね。

それなのに、あなたの言葉通りにならない、
強情な私で、ごめんなさい。

どうしても私は、私なりの歩き方で、
日々を生きたいのです。

どうしようもない、自分勝手ですね。

でも、あなたの心は、
大切に貰っておきたいと思いますよ。

大切に、大切に、ずっと大切に。

あなたのために生きられる人は、
とても幸せでしょうね。

私はあなたのホンの一部しか知りませんけど、
あなたの味方でいたいと思いますよ。

ずっと友達でいさせてくださいね。

いつも、これからも、どうもありがとう。

やっぱり、、、
感謝の言葉が止まりませんよ。

柊あおい『星の瞳のシルエット』告白編

2004年06月08日 23時23分34秒 | 雑談
日曜に購入した『星の瞳のシルエット』さん、
のんびりゆっくりと読むつもりでしたが、
あまりに面白くて一気に読んでしまいました。

読み終えた感想を一言で表現するならば、
なぜだか詩的になりますが。。。

心が空になりました。
太陽の光が眩しい快晴です。

25歳の煤けたオジサンが、この作品を読んで、
そんな清々しい気分になったのです。

猟奇的な彼女』を観た後、混じりっけない王道っぷりに、
どうしてこれが日本でつくれないんだ、と嘆いたのですが、
いやいやどうして、日本にはこんなにいい素材があるじゃないですか。

なんだかこの作品を通して、
こういう王道な少女マンガ自身さえも好きになりそうな勢いです。

1話の最初に、遅刻気味でパンを咥えて登校する女子が出てきて、
さらに、その咥えたパンを欲しがる幼馴染の男まで出てきて、
これはすごいな、と、まさしく少女マンガだな、と、
満面の笑みで両腕を上げてガッツポーズをしました。

お得意の茶化しです。

しかしその後、すっかり作品世界に入り込んでしまい、
そういう少女マンガ描写は多々あったわけですが、
もはや、ひねくれ視点で茶化すことなどなくなっていました。

私は付き合ってるもの同士が不倫だどうこうするような、
いわゆる大人のラブロマンスというのは、
勝手にやってろという感じで嫌いだったりしますが、
付き合う前の、言いたいけど言えない、見るだけで幸せ、みたいな、
淡い片想いを感じさせる作品は、わりと大好きだったりします。

男ってわりとロマンティックな感性を持ち合わせてると思うので、
こういう片想いのこそばゆさに弱い人は多いような気がします。

それでいてこの作品は単に片想い感があるだけでなく、
友達の好きな人を好きになって悩みまくったり、
友達を好きな人を好きになってるのに付き合わせようと応援したり、
主要登場人物、男2人女3人がみんな素直になれず、
恋愛と友情どちらを取るか、みたいな板ばさみの連鎖が起きていて、
こそばゆさも極限状態になるお話なのです。

もう思い出しただけでも、あ゛~~って気分になります。
あ゛~~って。

私も好きな人がいる人を好きになったりして、
悶々とした日々を過ごしてきた方なので、
余計に気持ちがわかって、あ゛~~ってなります。

この、あ゛~~の気持ちが、
隣にいるだけで幸せ、声をかけてくれるだけで嬉しかった、
とかいう片想い独特の感情をつついてくるわけです。

もうズルイです。ズル過ぎです。

それに女子の片想いというのがまたいいんですね。
男の想像する乙女ティックな心が、
片想いへの感情移入をさらに大きくさせるのです。

そういう意味で、少女マンガなんてのはいいかな、と思ったわけです。

…って、私の一連の発言、
すっかりオタクっぽいですけど大丈夫でしょうか。

それにしても、この作品、
実は86~89年にかけて連載されてたんですね。

あまりにお話が古典的な王道ラブコメ過ぎるので、
もっと昔のお話かと思いました。

もし、この作品にリアルタイムで出会っていたら、
いやいや、もう少し後の大学までの私で出会っていたら、
茶化しまくるどころか、題材からして読めなかったことでしょう。

恋だ友情だのお話なんて嘘っぽいや、な時期でしたから。

色々切り抜けてきた25歳の今だからこそ、
こういう甘酸っぱい、懐かしい、もどかしい恋のお話を、
心が求めてしまうのかもしれませんね。

同時におススメされた『ONE -愛になりたい-』も、
やっぱりこうして面白いのでしょうかね。楽しみです。

ちなみに今日感謝の言葉のお返しに言われて驚いたのですが、
この作品を私におススメしてくれた友達は、
実は、恋愛重視過ぎてこの作品が好きじゃないそうです。

好きじゃないにも関わらず、
私に合うだろうな、好きになるだろうな、
と紹介してくれたそうなのです。

なんともはや素晴らしい、ちょっぴり泣けるお話です。
なんでか私の好みを知り尽くしております。

そんなわけで他人の趣味趣向そして気持ちのわかる、
友達の奥深さに、より一層尊敬の念を深めました。

本当に、どうもありがとう。

さてと私は、すすき野原の男の子には成り得ないので、
日野君のように、太陽みたいな笑顔と、深い優しさとで、
好きな女性を温かく見守って愛を伝えてみましょうかね。

だらしないぞ。井山貴弘、強い子、よい子、元気な子。