Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想:2016年06月まとめ(14本)

2016年07月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『ヒメアノ〜ル』を観賞。

素晴らしい。笑ったり悶えたり震えたり。感情の起伏が激しい、99分とは思えない密度の濃い展開に目が離せず、体と心に疲れと重さが残った。コミカルなラブコメも、狂気を超越した空虚な連続殺人も、人物をカッコ良く描くことはせず、全てに生々しさを持たせているのがいい。

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『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』を舞台挨拶付観賞。

面白い。かわいらしい配役とお話のファンタジーさ加減が、観客層にピッタリな絶妙さで、とってもステキ。美味しそうな料理で心を温めながら描かれていく、観ているだけで照れてしまうくらい淡く甘いラブコメで、自らの恋心もくすぐってくれる。

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『サウスポー』を観賞。

面白い。戦うしかない、どん底の状況から這い上がっていく姿、熱い想いがじんわり心に染み渡る。登場人物の心情をわかりやすく描かないことで人間らしさが生まれ。語るべき事件の顛末を見せないところも、想像させる余韻となっている。不器用なボクサーとして生きる演技も見事。

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『デッドプール』を4DX字幕観賞。

素晴らしい。作品の枠を超え、全てを皮肉って、笑いに昇華して、観客寄りのヒーロー像を描き切っているのがいい。構えたり考えたりする必要がない品のなさで、気楽にノリで楽しめる。ふざけながらも魅せるべきアクションはしっかりとキメているのがとってもステキ。

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『エクス・マキナ』を観賞。

素晴らしい。近未来に起こるかもしれない、すこしふしぎな物語でありながら、映像も展開も、全てに納得感が持てるのがいい。人間とは…を超え、目に映る全て、自然や自分にまでも疑いを持ってしまう。脳を掻き乱される恐怖に、知的好奇心が満たれていく面白さがたまらない。

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『マネーモンスター』を観賞。

面白い。作品世界に一気に惹き込んで緊張感を増幅させていく、テンポの良さがなによりも素晴らしい。点が繋がって伏線がしっかりと回収されていく娯楽作品として、心地良く楽しませながら、金融業界とテレビ業界、それらに関わる視聴者をも痛烈に皮肉っているのがステキ。

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『クリーピー 偽りの隣人』を観賞。

面白い。観賞中はもちろん、観賞後にもじっとりと残る、心にこびりつくコワさを体感できるのがステキ。時間の制限からかマトモな存在の変化の理由をわかりやすく描きながら、監督らしい無機質な演出で、理解できない存在をひたすら不気味に描き切っているのがいい。

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『エンド・オブ・キングダム』を観賞。

素晴らしい。ユーモアを散りばめながら、やり過ぎなくらいの破壊や躊躇のない殺陣、そしてFPS的な潜入など、思わず吹き出してしまうくらいド派手なアクションの連続がステキ過ぎ!主人公と大統領の関係も微笑ましくて。劇場で観てよかった、としみじみ思えた。

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『帰ってきたヒトラー』を観賞。

面白い。シニカルなコメディを、ドラマ一辺倒ではなく、街中でドキュメンタリ的な要素も加えて描いていくことで、ドイツの国民性はもちろん、カリスマに煽動される人間の普遍的な感情まで笑いに昇華して、観客の笑顔を引きつらせてしまう、ブラックさ加減がたまらない。

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『アウトバーン』を観賞。

面白い。激しさで興奮させてくれたり、美しさで魅せてくれたりな、乗換続けるカーチェイスを中心に、わかりやすく楽しませてくれるのがステキ。強さではなく機転で数々のトラブルを乗り切っていく主人公に、大御所が重みを持って演じる小物と大物、ふたりのワルのノリもいい。

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『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』を観賞。

面白い。汗や血の匂いをも感じさせる映像に、大人の色気漂う音楽が入り交じった戦場の姿。戦わなければならない理由と戦いに魅了される様が執拗に突き付けられるも、どちらにも勝ってほしくない戦争の不条理さが心に刺さった。

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『WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ』を観賞。

面白い。友情と恋愛、夢と仕事。普遍的な青春モノの流れを汲みながら、冷静に音楽の構造を分析してみたり、PV的な魅せ方をしてみたり、EDMだからこその表現を昇華しているのがとってもステキ。体をアゲてくる。

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『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』を舞台挨拶付観賞。

面白い。大きな物語の流れの中、予想できない小さな笑いの連なりを、何度も何度も楽しむことができるのがステキ。舞台っぽさがありながら、映画でなくては表現できない要素もたっぷりとあり。楽曲もノリやすく口ずさみたくなる。

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『裸足の季節』を観賞。

面白い。思春期ゆえの輝きが眩しく、そしてその危うさもヒリヒリするくらい感じられて、たまらない気持ちになった。トルコの田舎街に残る人権を問うような古い文化を、現代少女たちの青春を帯びた物語に昇華し、息苦しい窮屈さの中にも芽生える軽やかさを描いているのがステキ。

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※映画館で観賞したもののみ。


映画生感想:2016年05月まとめ(13本)

2016年06月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』を観賞。

面白い。どのキャラクターもしっかりとした個性を持っており、すこしふしぎな要素を含んだミステリーとして、誰にもわかりやすく楽しめた。映画公開で客層を絞り込んでしまうよりも、むしろテレビドラマのシリーズで広く見てもらいたい、と思えたくらい。

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『追憶の森』を観賞。

面白い。すこしふしぎさのあるファンタジーとして、観賞後は哀しさを抱きつつ、穏やかな気持ちになり、心が癒された。ほぼ2つの2人芝居で構成された抑え気味な作品ながら、演者さんたちの巧さもあって引き込まれ続けた。科学者も信じるレベルの神秘性を魅せてくれるのもステキ。

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『ボーダーライン』を観賞。

素晴らしい。なにをしているのかわからない不安感と、なにが起こるかわからない緊張感、そしてなにもすることのできない絶望感を、主人公と共に、時に主人公の視点で、体感することができる。物語的にも描写的にも、ジメッとした爽快感のなさが現実的で、心にこびりついた。

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『アイヒマン・ショー / 歴史を映した男たち』をトークショー付観賞。

面白い。国際的な裁判をテレビ放映した時点で驚きがあるも、そこに生まれた報道する責任と意義。番組として、盛り上がりを優先するか、被告の人間性を追求するかの葛藤。ナチスが行った想像を超える残忍な映像に言葉を失くした。

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『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』を舞台挨拶付観賞。

面白い。自らの学生時代、片想い中のもどかしい感情をくすぐりまくってくる。そんな、とっても身近な半径1mの物語を、アニメらしいコミカルさをたっぷり入れながら、しっかり描いているのがステキ。物語を彩る楽曲がどれも効果的。

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『レヴェナント 蘇えりし者』を観賞。

面白い。執念だけで生き延びようと必死にもがき続けている不屈の男の姿が、詩的で美しい風景と生々しく荒々しい人物描写との対比で、鮮烈に色濃く描かれているのがステキ。本物であるかのように感じられるくらい圧倒される、サバイバル体験を味わうことができる。

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『ROAD TO HiGH&LOW』を観賞。

面白い。ドラマを観ていなくてもすぐにわかる、国盗り合戦的な展開の中で起こる抗争の数々。肉弾戦ながらダンスのように軽やかに舞って倒す、PV的な魅せるアクションを楽しめた。登場人物達が熱くまっすぐで、チームごとに動きの色が異なるのがステキ。

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『HK / 変態仮面 アブノーマル・クライシス』を舞台挨拶付観賞。

面白い。ゲラゲラやクスクスなど、たくさんの種類の笑いを巻き起こしてくれる、本気の悪ふざけっぷりがステキ。くだらない定番ネタや演者さん同士の絶妙な間、更に続編繋がりのパロディまで詰め込んで、しっかり楽しませてくれた。

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『世界から猫が消えたなら』を観賞。

面白い。とっても真摯な、ひとりっこ男子な作品に仕上がっているのがいい。すこしふしぎな世界で好きなものと向き合って描かれる、元彼女、親友、そして両親、各々の関係が、ひとり分の感情、想像の枠の中に落とし込まれているので、自分の物語として変換しやすい。

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『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』を観賞。

素晴らしい。シャア・アズナブルとして起つまでを、自らの目的のために突き進む信念、周囲を扇動するカリスマ性や人たらしな部分を色濃く感じさせるように描いているのがステキ。はじまりもつながりも感心できるくらい楽しめた。

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『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』を観賞。

面白い。欧州中心に各国の良い制度を当事者目線で紹介していく中に、なるほどがたくさん詰まっていて、知的好奇心がくすぐられ続けた。序盤は軽い気持ちで笑顔を浮かべながら観ていたけれど、終盤には胸に刺さる想いも。人間の幸せを少し考えたくなる。

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『ディストラクション・ベイビーズ』を観賞。

素晴らしい。誰の心の奥底にも眠っているであろう、暴力や破壊に対する初期衝動だけを淡々と本当のことのように純粋に描き切っているのがステキ。決して表に出してはならない拳への渇望が、主人公から登場人物たち、そして観ている自分にまで伝播してきた。

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『神様メール』を観賞。

面白い。余命宣告を受けた人類たちが抱く極限状態下での感情や心の奥底にあった想いの数々が、美しい音楽とユーモアを含んだ映像とで、自由に表現されていく様がとっても楽しい。既存の常識を軽やかに飛び越えて、新しい価値観が生まれていく中に、晴れやかさもあるのがステキ。

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※映画館で観賞したもののみ。

 


映画生感想:2016年04月まとめ(13本)

2016年05月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『暗殺教室~卒業編~』を観賞。

面白い。詰め込みながらも、テンポを早くし過ぎず、ひとつひとつのエピソードをなるべく丁寧に描いて、なるべくわかりやすくしようとしているのがステキ。前作でクラスを掘り下げたのに対し、今作では殺せんせーを掘り下げて、2作続けて観ることでしっかりと楽しめる。

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『あやしい彼女』を観賞。

面白い。元の韓国版をしっかり踏襲しつつ、健気さを少し濃くして上手く日本版として独り立ちさせており、笑えて泣けて元気になれる。最後の歌の求心力がやや弱めも、歌手の上手さとは違った、女優らしい表情で伝える想いのこもった歌声もステキ。登場人物たちが誰も愛らしい。

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『ルーム』を観賞。

素晴らしい。なにが正しくて、母子はこの先どうなっていくのか。明確な答えがどこにもなくて。作中には描かれていない、こらから人生を歩む上でのたくさんの問題までもが思い浮かび、モヤモヤとした想いが心を覆って、余韻に浸り続けてしまう。観賞後、目に映る世界が違って見えた。

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『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を4DX吹替「スーパーマン」スペシャル・バージョン観賞。

素晴らしい!跳ねるように動くシートとの相性も抜群で、アクションが存分に楽しめて、大満足!本編的にも2回目の方がより楽しめる、カッコイイ見せ場の応酬がステキ過ぎっ!大好き!

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『ミラクル・ニール!』を観賞。

面白い。モンティ・パイソンっぽさがにじみ出ているのが、とってもステキ。英国らしい、くだらな過ぎる笑いや言葉遊び的な笑い、皮肉に満ちた笑いなどがたっぷりとあって、ニヤニヤしながら楽しめる。スケッチのような気軽さと、一時も安心できない安心感がたまらない。

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『スポットライト 世紀のスクープ』を観賞。

素晴らしい。必死に食らいついて続けてきた取材が、やがて絶句してしまうほど大きな闇に繋がっていく。4人の記者たちの熱量に惹き込まれ、展開を食い入るように見守っていた。不正を暴く自らの正義感が絶対的な正義を覆してしまう、複雑な心情も胸に残る。

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『更年奇的な彼女』を吹替観賞。

面白い。お話の展開と編集が妙に荒く、吹替のみな配給もふしぎなものの。おかしさもあるヒロインがかわいらしく、カッコ良くはないものの健気でいい人な主人公が愛らしく。ふたりと友人のやりとりを、笑顔で安心して楽しめるのがステキ。やさしいおとぎ話的なラブコメ。

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『モヒカン故郷に帰る』を観賞。

面白い。いくつになってもどんな状況であっても、親は親で子は子なんだな、としみじみ思えて、笑いながら心に染み入ってくる。心の機微を丁寧に描きつつ、理屈を超える激しい感情も表現して、誰もが不自然でおかしな存在である人間をしっかりと表現しているのがステキ。

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『フィフス・ウェイブ』を観賞。

面白い。長いドラマとして語れそうなくらい、様々な要素を詰め込みまくっており。じっくりと観たくなる話を一気に駆け抜けていく潔さがもったいなく感じるほど。わかりやすく驚かせたり、大きな謎を絡めたりしながら、恋愛も魅せてくれる、若者向け作品らしさたっぷり。

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『アイアムアヒーロー』を観賞。

面白い!観終わってぐったりと疲れ果てるくらいの、パニック続きな展開がたまらないっ!想像以上に容赦のない描写で、本気のゾンビ映画を魅せてくれる。抑制からの覚醒具合も素晴らしく、主人公たちと共に、本当に恐がりながら娯楽としてもしっかり楽しめるのがステキ。

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『テラフォーマーズ』を観賞。

面白い。演者さん達が揃ってケレン味重視の上っ面な演技をしているのがなんとも独特。原作未読なので本当はもっと話に起伏がありそうな気もしつつ、世界観のチラ見せとキャラクター紹介、アクションに割り切っている潔さを楽しめた。もっと派手にやってもよかったくらい。

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『ズートピア』を吹替観賞。

素晴らしい。まずなにより、誰もが楽しめる娯楽作品として面白い!更にキャラクターも愛らしく、かわいかったり、カッコ良かったり、主人公ふたりのやりとりがステキ!その中で、真の意味でお互いをわかり合うこと、そしてどんな立場でも諦めないことの大切さも感じられた。

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『ちはやふる -下の句-』を観賞。

面白い。上の句を観ている前提で語られていく潔さが、観客を信じてくれているようでいい。上の句でチームをしっかり描いていたからこそ、今作で個人に焦点を当てたときに確かな深みが出ている。原作を映画らしい感情を揺さぶる描写で彩っているのもとってもステキ。

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『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』をレーザーIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい。ヒーローの正義を問う中で、戦うざるを得ない人間ドラマを描きつつ、各キャラの特長を引き出したアクションも魅せてくれて、十二分に楽しめた!これまでをまとめ、これからへの布石にもなっているのもいい。

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※映画館で観賞したもののみ。


映画生感想:2016年03月まとめ(13本)

2016年04月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『珍遊記』を観賞。

面白い。原作のムチャクチャぶりを実写にするのはそもそも無理なことなので、らしい要素をたっぷり入れつつ、演者さんたちのギャップも活かしてくだらない方向に、照れることなく全力で取り組んで、ふざけきってくれたのがとってもよかった。なにも考えずに楽しめる気楽さがステキ。

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『マネー・ショート 華麗なる大逆転』を観賞。

面白い。トレーダー視点でドキュメンタリー的に、ユーモア溢れる解説と共に語られていく、リーマン・ショックに至るまでの真相。許されざる欺瞞に躍らされた当時の米国が垣間見れて、知的好奇心も満たされるも、真の勝利者のいない惨状に笑いも引きつる。

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『ザ・ブリザード』をMX4D字幕観賞。

面白い。アトラクション的な作品を期待してしまったけれどそれは要素のひとつで、ドラマ部分がしっかりと描かれており、実話ならではの重みを持った感動作に仕上がっている。救助しに行く側はもちろん、救助される側なタンカーの乗組員たちの行動もカッコイイ。

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『セーラー服と機関銃 -卒業-』を観賞。

面白い。これはもう戦うしかない、と心から思わせてくれるヒロインの輝かせ方。淡い甘さと、予想以上な苦さの調和がステキ。現代的な狂気に昭和的な任侠が挑む、そんな時代を映す対峙や、演者たちの個性を活かす構図が、いくつも散りばめられているのもいい。

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『マジカル・ガール』を観賞。

面白い。多くを語り過ぎず、想像させる余白がたっぷりあるからこそ、気持ちが沈んでしまうほどの苦い後味がもたらされる。少しの歪みで大きな狂いが生まれる、小さな望みを叶える喜びの大きさ、逃れられない使命感、そんな魔法の正体をほんのり共感できてしまうコワさも。

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『アーロと少年』を2D吹替観賞。

面白い。実写のような質感のある映像がとっても美しくて、デフォルメされたキャラクターたちが浮いて感じられてしまうくらい。家族で楽しめる成長物語の中で、喜怒哀楽と少しのやんちゃに、恐怖や喪失感の苦味までしっかりと描いており、温かさと切なさが胸に残った。

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『ちはやふる -上の句-』を観賞。

面白い。様々な要素のある原作の中で、注目するキャラをかるた部内で上手く割り振って、お話を丁寧に魅せてくれたので、心にグッとくる各々の青春、淡い恋心や仲間と戦う喜びを、しっかりと楽しむことができた。より純粋なかるたの試合が描かれそうな次作も楽しみ。

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『僕だけがいない街』を観賞。

面白い。原作未読なこともあり、素直に1本の映画として楽しめた。小学生時代が本編のような構成の中、たくさんの制約がある子供の体で事件を防ごうと奮闘する姿、子役たちの上手さもあり、作品世界に惹き込まれ続けた。どの女性キャラも守りたくなる魅力があるのもいい。

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『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』を観賞。

面白い。誰もが避けられない体と頭の老い、その中にも宿っている知性と洞察力の鋭さがしっかりと光っているのがステキ。事件の先にある感情と向き合った、人間的なホームズが見られた。当時想像されていたであろう世界観のまま、日本が描かれるのもいい。

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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を4DX字幕観賞。

素晴らしい!テンションが高止まりしたまま突っ走っていく予想できない展開に、語らずに一瞬で魅せる心の動き、映画3本分くらいの密度の濃さに大満足! 4DX版は初観賞となったけれど、暴れ続ける椅子に止まない風や雨、興奮度が段違い!

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『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい!原案となったアニメ版は観ていたけれど、その要素を入れつつ、クライマックスが積み重なっていくド派手なアクションで盛り上げて、壮大な予告要素も盛り込んで、魅せて楽しませる!終わらないワクワク感!

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『仮面ライダー1号』を舞台挨拶付観賞。

面白い。戦い続けてきた本郷猛を真摯に描いており、45年の重みを確かに感じられるのがいい。ゴースト組が1号を敬う後輩として前に出過ぎずに引き立てているのもステキ。小さなお友達向けのお遊びと拙さが散らばっているらしさもありつつ、ライダーに浸れる。

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『リリーのすべて』を観賞。

面白い。自らを女性と認識していく過程を、所作はもちろん内面まで含めて美しく、でも聖人ではない身勝手さも持った人間として、丁寧に描かれているのがステキ。世間に精神病として扱われる中、心身共に変わっても、その存在を失いたくない妻の気持ちも切なく伝わってくる。

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『砂上の法廷』を観賞。

面白い。誰もが嘘をついている、その様を過去の描写で示唆しながら、細やかな演技で心の機微、わずかな動揺まで魅せてくれるのがステキ。審議で事件の全容が明かされながら、偽証が積み重なっていくことで、新たな疑問が生じ、真実が見極められなくなっていく感覚がたまらない。

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※映画館で観賞したもののみ。

映画生感想:2016年02月まとめ(11本)

2016年03月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『ブラック・スキャンダル』を観賞。

面白い。絆と忠誠心に従って悪事をしつつも人間味は持っていた主人公たちが、じわじわと犯罪一色に染まっていき、当たり前の感覚が狂っていく恐ろしさと緊張感がゆっくりと心をえぐってくる。淡々とありのままを見せつける描き方が、題材に合っていてとってもいい。

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『オデッセイ』を3D字幕観賞。

素晴らしい。どんな困難に直面しても常に前向きに進んでいくので、観賞後の心地良さが格別!自分の人生をも肯定したくなる。宇宙のロマンを描きながら、生きるための創意工夫を誰でも理解できるわかりやすさで身近に感じさせてくれて、選曲もとってもステキで、楽しい!

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『ザ・ガンマン』を観賞。

社会派の重厚さと娯楽アクションの軽快さを両立させようと試みる中で、主人公がどちらの面も併せ持つようにもがき苦しみ、傷付いていく肉体を魅せながら撮られており、一味違う作品に仕上がっているのがステキ。この画を撮りたかったんだろうな、と思える場面があるのもいい。

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『俳優 亀岡拓次』を観賞。

面白い。作品内における現実と虚構の境目があやふやに描かれていることで主人公の人となりが浮かび上がり、脇役として重宝される理由、傍にいてほしい魅力が伝わってきた。日常における不器用さと役に対する入り込み具合、時にそれさえもできないダメさがとっても愛らしい。

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『キャロル』を観賞。

面白い。品のある映像と音楽で、ふたりだけの間に流れる空気、心の機微まで感じられるくらい、丁寧に描かれているのがとってもステキ。同性愛という大きな壁があるも、純粋な愛の物語をじっくりと味わえた。互いにないものを持っている、惹かれ合う理由のわかる配役と演技も見事。

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『スティーブ・ジョブズ』を観賞。

面白い。世界が注目する発表直前の極限状態だからこそ浮き彫りになる、人の業のぶつかり合い。忌憚のない言葉が銃撃戦のように飛び交う中でも信念を貫く姿に、ジョブズの人となりが集約されている。実際の映像や経緯をネットで補完できる、現代ならではの構成もいい。

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『ドラゴン・ブレイド』を吹替観賞。

面白い。ひたすらに熱さだけが連なっていく展開がステキ。敵も味方も演者たちに存在感があるからこそ、真っ直ぐ響く感動が生まれる。ジャッキーらしいコミカルなアクションに、剣闘士らしい体をぶつけ合う闘い、更に様々な部族がらしさを魅せる合戦と見所たっぷり。

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『SHERLOCK / シャーロック 忌まわしき花嫁』を観賞。

面白い。ドラマのシーズンを繋ぐスペシャルという位置付けで、19世紀を舞台に装いを変えながらも、らしさをしっかりと出して楽しませてくれるのがステキ。本編前後にメイキングがある上映構成も含めて、ドラマ好き的にはたまらない。

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『99分,世界美味めぐり』を観賞。

面白い。世界各国の高級料理そのものよりも、美食ブロガーの生き方と美学を中心に描いており、食に対する意識の高さを楽しめる。自分が美味しいものを食べることの意味まで考えることができるのがステキ。日本がいかに料理に恵まれているのかも感じられるのもいい。

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『X-ミッション』を2D観賞。

面白い。エクストリームなアクションの数々が、いずれもわけがわからないくらいにとんでもなく、ただただ驚くばかり。その勢いに引っ張られるように、物語も登場人物もトびまくっているのもスゴイ。『ハートブルー』でお馴染みの場面がありつつも、別物として楽しめた。

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『ヘイトフル・エイト』を観賞。

面白い。物語としての流れに、キャラごとの性格、生き様もしっかりと反映された、会話劇による一筋縄ではいかない展開がたまらない。誰がその場を支配して、誰が生き残るのか。先が読めそうで読めない、唐突な出来事まで納得させてくれる見せ方に、終始惹きつけられた。

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※映画館で観賞したもののみ


映画生感想:2016年01月まとめ(12本)

2016年02月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『クリード チャンプを継ぐ男』を観賞。

素晴らしい。2回目でもやはり心が熱くなり、生で試合を観ているかのように懸命に応援していた。展開の盛り上げ方はもちろん、過去作との繋がり、そして登場人物同士の関わり方も秀逸なので、ロッキーやクリード父子と人生を共に歩んできた気持ちで入り込める。

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『完全なるチェックメイト』を観賞。

面白い。チェスを極める代償かのように、偏執的になっていく主人公の様を、偏執的に描いていく巧さに、過ぎる時間の長短の感覚が狂うほど引き込まれた。冷戦時代だからこその良い面もありながら、悪い面、重圧をひとりで背負いながら駒を進める哀しさが染み渡った。

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『ブリッジ・オブ・スパイ』を観賞。

面白い。冷戦時代の緊張感が漂う中、暗い影に覆われた街で、現実的な言葉による交渉が抑揚をつけ過ぎずに描かれていく。だからこそ、各国の思惑が交差する中でも自らの正義を貫く主人公の不屈の精神が際立ち、そしてカッコ良く感じられる。市井の人の中にいる英雄。

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『知らない、ふたり』を舞台挨拶付観賞。

素晴らしい。国籍や障害の壁を自然に取り込み、人によって想い方の違う、たくさんの好きの形を楽しませてくれる。同じ円を回っていても偶然の出会いや再会が生まれ、新たな円が描かれていく心地良さもあり。恋をしたときの空気を感じられる表情や会話もステキ。

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『ラバランチュラ 全員出動!』を観賞。

アクション映画の定番演出と、ポリスアカデミー出演者たちの定番ネタの応酬が、とってもステキ。ジャンルのいい部分と映画業界の熱量を取り込んで。コメディ成分たっぷりと、特殊効果のあからさまな安さも味に、作品に求めるもの以上をしっかりと見せてくれた。

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『ピンクとグレー』を観賞。

面白い。想像していた展開とは異なったところに、屈折しながら進んでいく驚きもありつつ、辿り着いてみると青春モノなんだな、としみじみ感じられるのがいい。2作品分以上の演技を、いずれも生きているように魅せてくれる主人公たちもとってもステキ。行間が心に染み渡る。

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『モンスターズ / 新種襲来』を観賞。

面白い。前作に続き、怪獣の出現した世界で起こり得るであろう、非常に現実的な物語が描かれている。怪獣という共通の敵がいる中でも生まれる人と人の軋轢。誰を守るために誰と戦っていくのか。戦争映画の持つ重さを容赦なく突きつけられ、心に残って離れない。

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『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』を4DX吹替観賞。

素晴らしい。3回目にして初の吹替。お馴染みの声で、台詞の情報量が増え、真意やユーモアがハッキリとわかるのがよかった。ドラマとアクションのバランス、緩急のつけ方が良いからこそ、4DXならではの体験を存分に楽しむことができた。

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『の・ようなもの のようなもの』を舞台挨拶付観賞。

面白い。普通の人の中にあるおかしさを上手く描いているのがとってもステキ。ほのぼのと人情話を味わえる。随所に感じられる森田芳光監督作らしさに、嬉しくなる遊びもたっぷり。前作未見でも楽しめるものの、前作を観たくなる優しさに溢れている。

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『パディントン』を字幕観賞。

素晴らしい。最初から最後まで、楽しさに満ち溢れている。トボけていておっちょこちょいで、いつでもトラブルを起こしまくる。だけど憎めないパディントンの愛らしさに、とってもほっこりとした気持ちになれる。英国らしい笑いと味のある登場人物たちも、とってもステキ。

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『ザ・ウォーク』をIMAX3D観賞。

面白い。史実を詳しく知らなかったからこその驚きがたっぷりありつつも、些細な出来事まで娯楽として昇華して、楽しく魅せてくれるこだわりがとってもステキ。自分も空を歩いているかのような体験。もういいから、と思えてしまうくらいのドキドキ感がたまらない。

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『エージェント・ウルトラ』を観賞。

面白い。ゆるいPOPさで、届けたい観客層を狙って作り込んでいるのが、とってもステキ。田舎街のカップルらしいダラダラとしたラブコメぶりと、スタイリッシュにし過ぎないベタベタ感もあるアクション、そして小悪党な敵役と、生々しさを味わせてくれるのもいい。

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『さらば あぶない刑事』を観賞。

面白い。らしい要素をたっぷりと詰め込んで、景色が変わっても変わらないものはあるんだな、としみじみとしながらも、カラッと楽しめるのがステキ。今に寄せ過ぎず、あぶデカを貫き通してくれるので、アラまでも愛らしく感じられて、お祭り気分で一緒に盛り上がれた。

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『ビューティー・インサイド』を観賞。

素晴らしい。起きる度に性別や年齢、国籍までもが変わってしまう、すこしふしぎな主人公を、全て別人が演じながらもひとりの人物に感じさせ、不安にも思わせる、映画の魔法がかかっているのがステキ。現実の中にあるファンタジーとして昇華した、美しいラブコメ。

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※映画館で観賞したもののみ


映画生感想:2015年好みな映画10本(177本中)

2016年01月01日 00時00分02秒 | 映画つぶやき
2015年177本劇場で見た中で、好みな映画を10本に絞るとこちら。
 
『はじまりのうた』
『幕が上がる』
『ワイルド・スピード SKY MISSION』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『ジュラシック・ワールド』
『アントマン』
『マイ・インターン』
『ベテラン』
『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』
『クリード チャンプを継ぐ男』
 
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『はじまりのうた』を観賞。
 
素晴らしい。音楽の魔法にかかり、心が自然と安らいでいく。サントラが欲しくなること間違いなし。傷を負った者同士が音楽制作の中で補い合い、日常にある輝きを見つめ直していく。ふたりの間に生まれる感情、恋愛と信頼、その間で揺れる微妙なやりとりのもどかしさもいい。
 
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『幕が上がる』を観賞。
 
面白い。経験者以外には馴染みの薄い高校演劇の中にある青春はもちろん、ももクロさんだからこその要素も含め、全てを娯楽作品として昇華しているのが素晴らしい。女優として成熟していく5人の姿も物語を彩り、アイドル映画であることを忘れて入り込める、これぞアイドル映画。
 
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『ワイルド・スピード SKY MISSION』をIMAX3D字幕観賞。
 
素晴らしい!期待を遥かに超えた面白さ!有り得ないことも大真面目に、観たいアメリカンノリを存分に魅せてくれて!最強の敵と対峙し、サイコーを飛び越えまくるド派手なアクションの数々!観て楽しく語るのも楽しい娯楽ぶり!
 
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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をIMAX3D字幕観賞。
 
素晴らしい!クライマックスに次ぐクライマックス!息つく暇がない、容赦ない展開に大興奮!考えることなく感じるままに楽しめる!劇場で体感すべき、ダイナミックな映像と音響もステキ!満足感を抱きながら、もう一度を求めてしまう!
 
2D字幕極上爆音観賞。素晴らしい。2回目ながら、ひたすら突っ走り続ける展開に心を掴まれっぱなし。少し生まれた余裕で散りばめられたたくさんの要素も楽しめた。体の芯に響くライブ感のある音響もとっても効果的で。劇場で体感すべき作品だなとしみじみ。
 
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『ジュラシック・ワールド』をIMAX3D字幕観賞。
 
素晴らしい。実際に現地に行っていたかのような、アトラクション感がたまらない!楽しさが一転して恐怖に変わる様を存分に味わえた!恐竜達の暴れ方が期待以上な上に、登場人物達の心の変化、前作との繋がりまでしっかりと見せてくれるのがステキ。
 
4DX吹替観賞。素晴らしい!4DXならではの、その場にいるような臨場感、一体感が作品にピッタリとハマっていて!恐竜に出会う楽しさが襲われて恐怖に変わる、アトラクション的な面白さが何倍にも感じられた!そこに愛情や思い出も入り交じって、体も心も揺れまくり!
 
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『アントマン』を2D字幕観賞。
 
素晴らしい。マーベル映画が深刻になってきている中、お気楽なヒーロー誕生モノを見せてくれたのが、とってもステキ。たくさんの笑いも交えながら、自然に必然を描いていく展開が心地良く、小さな世界で描かれるアクションも、3Dで体験し直したいくらいに楽しかった!
 
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『マイ・インターン』を観賞。
 
素晴らしい。とっても綺麗にラッピングされていて、観終わって晴れやかな気持ちになれた。笑いを交えつつ、仕事、そして家庭と向き合って。かわい過ぎる女性社長と、こんな人が近くにいたらステキだな思える愛らしい老紳士を、実際に生きている人かのように魅せてくれる。
 
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『ベテラン』を観賞。
 
素晴らしい。見ているだけで楽しくなるキャラが立ちまくった愛らしい刑事たちが、コミカル要素たっぷりなアクションを魅せながら暴れまくってくれる、たまらない面白さ!いい具合に現代的にスカした悪役を、昔ながらの誇りと信念を持って追い詰める。笑いと熱さのバランスもいい!
 
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『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』をIMAX3D字幕観賞。
 
面白い。ファンたちが自分なりの続編をそれぞれが考えているであろう中で、驚きも含みながら、ど真ん中な物語を、変わらぬ演出と世界観で届けてくれたのがステキ。旧作キャラに囲まれても魅力を感じられる、新たな主人公たちもいい。
 
素晴らしい。何度観ても楽しめる…どころか!新たな主人公達に愛着が生まれたからか、展開を知り台詞の一言一句まで聴きとる余裕ができたからか、1回目よりも楽しめた!冒険、愛情、アクションなど、全てのドキドキが詰まっている!
 
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『クリード チャンプを継ぐ男』を観賞。
 
素晴らしい!拳を握り締め、祈りを捧げてしまうほど入れ込んで応援してしまう、試合の高揚感たるや!時の重みを感じさせつつ、今に落とし込んだ描写も見事。補い合い、勝つしかない戦いを決意する主人公とロッキー、アポロが繋いだ目に見えない絆に感動しきり。
 
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※自分的に、好みの映画と面白い映画は、すこし別の話。形を変えた自己紹介とも?

映画生感想:2015年下半期好みな映画10本(87本中)

2016年01月01日 00時00分01秒 | 映画つぶやき
『ジュラシック・ワールド』をIMAX3D字幕観賞。
 
素晴らしい。実際に現地に行っていたかのような、アトラクション感がたまらない!楽しさが一転して恐怖に変わる様を存分に味わえた!恐竜達の暴れ方が期待以上な上に、登場人物達の心の変化、前作との繋がりまでしっかりと見せてくれるのがステキ。
 
4DX吹替観賞。素晴らしい!4DXならではの、その場にいるような臨場感、一体感が作品にピッタリとハマっていて!恐竜に出会う楽しさが襲われて恐怖に変わる、アトラクション的な面白さが何倍にも感じられた!そこに愛情や思い出も入り交じって、体も心も揺れまくり!
 
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『共犯』を観賞。
 
素晴らしい。全ての場面に気を張り巡らせたであろう、行間を物語り、心の機微を照らすほど美しい映像と意図のある音響がとっても効果的で、自然と惹き込まれた。女子高生の死を巡るミステリーと、男子高生の青春モノとの間を、程良く揺れ動き、光と影と、様々な感情を引き出していく。
 
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『ピエロがお前を嘲笑う』を観賞。
 
素晴らしい。謎があればあると思うほどに引っかかってしまいそうな、描写の上手さにすっかりと騙された。触れられない些細なところにまで、観客向けの仕掛けを散りばめているのがステキ。観賞後に残る、心地良い清々しさが大好き。電子空間の魅せ方にもセンスがある。
 
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『アントマン』を2D字幕観賞。
 
素晴らしい。マーベル映画が深刻になってきている中、お気楽なヒーロー誕生モノを見せてくれたのが、とってもステキ。たくさんの笑いも交えながら、自然に必然を描いていく展開が心地良く、小さな世界で描かれるアクションも、3Dで体験し直したいくらいに楽しかった!
 
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『マイ・インターン』を観賞。
 
素晴らしい。とっても綺麗にラッピングされていて、観終わって晴れやかな気持ちになれた。笑いを交えつつ、仕事、そして家庭と向き合って。かわい過ぎる女性社長と、こんな人が近くにいたらステキだな思える愛らしい老紳士を、実際に生きている人かのように魅せてくれる。
 
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『ピッチ・パーフェクト2』を観賞。
 
素晴らしい!アカペラによるヒット曲カバーとパフォーマンスを楽しみながら、 笑いに笑って、大いに感動できる!社会への一歩、創作の苦悩など、様々な葛藤を織り交ぜながら、終わりのある青春と終わりのない結束を、言葉よりも美しく描いていて、とってもステキ!
 
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『007 スペクター』を観賞。
 
素晴らしい。過去3作の集大成としての役割をきっちり担いながら、ボンドらしさをたっぷり魅せてくれるサービス満点ぶりがとってもステキ!やり過ぎなくらいド派手なアクションは、次の一手をチラ見せしつつ展開するワクワク感がたまらない、嬉しくなってしまう楽しさ!
 
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『ベテラン』を観賞。
 
素晴らしい。見ているだけで楽しくなるキャラが立ちまくった愛らしい刑事たちが、コミカル要素たっぷりなアクションを魅せながら暴れまくってくれる、たまらない面白さ!いい具合に現代的にスカした悪役を、昔ながらの誇りと信念を持って追い詰める。笑いと熱さのバランスもいい!
 
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『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』をIMAX3D字幕観賞。
 
面白い。ファンたちが自分なりの続編をそれぞれが考えているであろう中で、驚きも含みながら、ど真ん中な物語を、変わらぬ演出と世界観で届けてくれたのがステキ。旧作キャラに囲まれても魅力を感じられる、新たな主人公たちもいい。
 
素晴らしい。何度観ても楽しめる…どころか!新たな主人公達に愛着が生まれたからか、展開を知り台詞の一言一句まで聴きとる余裕ができたからか、1回目よりも楽しめた!冒険、愛情、アクションなど、全てのドキドキが詰まっている!
 
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『クリード チャンプを継ぐ男』を観賞。
 
素晴らしい!拳を握り締め、祈りを捧げてしまうほど入れ込んで応援してしまう、試合の高揚感たるや!時の重みを感じさせつつ、今に落とし込んだ描写も見事。補い合い、勝つしかない戦いを決意する主人公とロッキー、アポロが繋いだ目に見えない絆に感動しきり。
 
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※自分的に、好みの映画と面白い映画は、すこし別の話。形を変えた自己紹介とも?

映画生感想:2015年12月まとめ(11本)

2016年01月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『パシフィック・リム』を4DX吹替観賞。

素晴らしい。何度観てもやっぱり面白いっ!と素直に思える劇場体験を久しぶりに味わうことができて、楽しさと嬉しさ、そして充実感で胸がいっぱいに!観れば観るほど時間が短く感じられる、熱さばかりが詰まった展開がステキ過ぎ。またこの作品を体感したい!

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『アクトレス ~女たちの舞台~』を観賞。

面白い。見ている表情、聞いている言葉が、現実なのか芝居なのかどうか、わからなくなってくる感覚がたまらない。大事な場面ほど見せず、抽象的な場面ほど過剰に演出されることで、想像が膨らみ続ける。光を放つ存在と消す存在、各々の女優の凄味も味わえた。

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『黄金のアデーレ 名画の帰還』を観賞。

素晴らしい。ただ実話をなぞるだけではなく、様々な出来事とそこに込められた想いを積み上げて、主人公たちに共感した観客の感情にも響くように描いているのがステキ。現在と過去を行き交う展開に、ハラハラとさせられる脱出劇もあり、娯楽作としても楽しめる。

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『ベテラン』を観賞。

素晴らしい。見ているだけで楽しくなるキャラが立ちまくった愛らしい刑事たちが、コミカル要素たっぷりなアクションを魅せながら暴れまくってくれる、たまらない面白さ!いい具合に現代的にスカした悪役を、昔ながらの誇りと信念を持って追い詰める。笑いと熱さのバランスもいい!

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『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』を観賞。

面白い。大きなお友達、というかお父さんがグッとくる展開とネタが色濃く、小さなお友達向けなお祭り感が少し控えめ、という不思議なバランスも、ドライブからゴースト、その周囲にある連なる想いを楽しめた。

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『orange -オレンジ-』を観賞。

面白い。原作未読なこともあり、1本の映画として素直に楽しめた。後悔をしないための日々の小さな勇気と、互いを想い合う友情の積み重ね、やがて思い出に変わる青春の輝きこそが未来をつくっていく。優しい温もりを持ったすこしふしぎな展開がとってもステキ。

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『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』をIMAX3D字幕観賞。

面白い。ファンたちが自分なりの続編をそれぞれが考えているであろう中で、驚きも含みながら、ど真ん中な物語を、変わらぬ演出と世界観で届けてくれたのがステキ。旧作キャラに囲まれても魅力を感じられる、新たな主人公たちもいい。

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『クリード チャンプを継ぐ男』を観賞。

素晴らしい!拳を握り締め、祈りを捧げてしまうほど入れ込んで応援してしまう、試合の高揚感たるや!時の重みを感じさせつつ、今に落とし込んだ描写も見事。補い合い、勝つしかない戦いを決意する主人公とロッキー、アポロが繋いだ目に見えない絆に感動しきり。

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『マイ・ファニー・レディ』を観賞。

面白い。とっても粋にかわいらしく描かれた、おかしなロマンティックコメディに、終始ニヤけ笑いが止まらない。理由にならない言い訳と少しの誤解、そして多くの偶然とが絡みまくって起こる痴話喧嘩の応酬っぷりがステキ。慌てふためく登場人物たちが誰も愛らしい。

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『ディーン、君がいた瞬間』を観賞。

面白い。LIFE誌に寄稿するために行われた写真撮影時のお話に留まらず、ジェームズ・ディーンの人となり、人生の歩みに触れることができる。元々の写真が持つ味わい深さを感じ取れる画づくりがとってもステキ。人を魅了する純粋さの奥に隠された淋しさが切ない。

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『きみといた2日間』を観賞。

面白い。お互いに相手を信じず自分だけが普通だと思い込んでいるからこそ、時に失礼過ぎる言葉も発してしまう、ズレたりド直球だったりな、やりとりが楽しい。密室会話劇の定番要素もきっちりと入れつつ、どちらの魅力もちゃんと輝かせていて、笑顔で楽しめるのがステキ。

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『ストレイト・アウタ・コンプトン』を観賞。

素晴らしい。N.W.A.さんの軌跡を、音楽的な良い面に、暴力的な悪い面まで含めて、時系列でわかりやすく丁寧に描いており。だからこそ、たとえ何も知らずに観ても、その時代背景と楽曲が世間に与えた衝撃、そして仲間の絆を、心で感じることができる。

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『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい。何度観ても楽しめる…どころか!新たな主人公達に愛着が生まれたからか、展開を知り台詞の一言一句まで聴きとる余裕ができたからか、1回目よりも楽しめた!冒険、愛情、アクションなど、全てのドキドキが詰まっている!

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※映画館で観賞したもののみ。

映画生感想:2015年11月まとめ(14本)

2015年12月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』を観賞。

面白い。1年戦争前のはじまりの話を、今作でも感情表現豊かなキャラたちが魅せてくれる。前作以上に繋がり要素が多く、発見できる面白さもたっぷりあり。その後の人格形成への影響まで感じられる。早く続きが観たい。

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『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』を2D字幕観賞。

面白い。映像が凝っており、しっかりと子供の心で夢の世界、ネバーランドを楽しませてくれるのがステキ。心を現代に引き戻すカバー曲が使われた不思議さもありつつ。暗くし過ぎない純粋さに好感が持てて、家族で安心して観られる1本とも。

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『エベレスト 3D』をIMAX3D字幕観賞。

面白い。登山の楽しさ、そして怖さを、自分も体験しているかのように十二分に味わえるのがいい。実話らしく誰もが等身大の人間でしかないため、自然の雄大さをまざまざと見せつけられた。動悸が止まらなくなるほどの緊張感に、観賞後も呼吸が乱れていた。

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『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』をトークイベント付観賞。

素晴らしい。世界に魅せられる喜びと、世界の観られる喜び。どちらの想いも心に伝わってくる、愛の詰まった丁寧な構成がとってもステキ。3人とスタッフ、そしてファンで紡いでいく物語。

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『ミケランジェロ・プロジェクト』を観賞。

面白い。長編ドラマのダイジェストかと思えるくらい、どの登場人物もキャラが立っていて物語に奥行きがあるのがとってもステキ。実話らしからぬお話ながら、要所要所で戦時中ならではのほのぼのや悲しみを交えて、実際の出来事だと感じさせてくれるのがいい。

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『グラスホッパー』を観賞。

面白い。登場人物がそれぞれ特徴的な上に、演者さんから只者ではない迫力が感じられる。そんな魅力溢れるキャラたちの織り成す物語と、会話のやりとりにグイグイ引き込まれた。伏線回収の気持ち良さは控えめなものの、確かに痛そうに感じられた殺陣、アクションもよかった。

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『1001グラム ハカリしれない愛のこと』を観賞。

面白い。不幸続きな主人公がほぼ無表情で淡々と過ごしていくからこそ、笑顔を見せる瞬間にとっても大きな喜びが感じられたり、映画的な魔法がかかる瞬間が輝いて感じられたり。会話もシャレており、あらゆるこだわりが作品全体を彩っていてステキ。

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『ラスト・ナイツ』を舞台挨拶付観賞。

面白い。想像以上に忠臣蔵色が濃く、物語を邪魔しないアレンジになっているので、異世界の中で、演者さん達による目で語る演技と共に、じっくりと物語を楽しめるのがステキ。黒装束同士が戦うわかりにくさが少しもったいなかったものの、壮大さもしっかりとある。

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『コードネーム U.N.C.L.E.』を観賞。

面白い!ひたすらに、カッコ良さ、に倒し切っているのがとってもステキ。イケメンと美女が魅せ合い、イカした映像とソソる音楽で盛り上げ、そして派手なアクションで仕上げる。バディもラブコメも楽しめて。劇場ならではの醍醐味をたっぷりと味わえた。

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『流れ星が消えないうちに』を舞台挨拶付観賞。

小説を読み進めているかのように、とってもゆっくりと進んでいく時間。感情の起伏も選ぶ言葉も、そして街並みの風景も、劇的な輝きや理由に迫る展開を魅せずに、自然にただ流れていく。だからこそ星が綺麗にまたたき。等身大の姿で悩み、受け入れていく。

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『リトルプリンス 星の王子さまと私』を2D吹替観賞。

面白い。CGで規律めいた日常を描き、手触りのするストップモーションアニメで「星の王子さま」のお話を優しく語る、手法の使い分けが効果的でとってもステキ。日常と物語が入り交じって、本当に大切なものと向き合う、心に染み入る感動がある。

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『Re:LIFE ~リライフ~』を観賞。

面白い。明るく楽しくPOPに、 ダメな脚本家が大学生に教えることを通して、少し自分の生き方を見つめ直す。近年のヒュー・グラントならではな役回りで、観たいものを観たい通りに魅せてくれる楽しさが! 映画ネタを散りばめた台詞のやりとりにもニヤリ。

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『007 スペクター』を観賞。

素晴らしい。過去3作の集大成としての役割をきっちり担いながら、ボンドらしさをたっぷり魅せてくれるサービス満点ぶりがとってもステキ!やり過ぎなくらいド派手なアクションは、次の一手をチラ見せしつつ展開するワクワク感がたまらない、嬉しくなってしまう楽しさ!

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『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』を吹替観賞。

面白い。娯楽大作の完結編にして、戦争とは、戦争における本当の勝者とは、という問いに対し、戦争の哀しさを描きながら、ひとつの答えを提示するところまで辿り着いている。弱さもある等身大の人間だからこそな頑張りを体感できた。

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※映画館で観賞したもののみ。


映画生感想:2015年10月まとめ(16本)

2015年11月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『ヒロイン失格』を観賞。

面白い。2回目にして、待ってました、と楽しめるくらい、お約束たっぷりなオモシロおかしさで、綺麗にパッケージングされているのがいい。劇場内のあちらこちらから聴こえる笑い声がとっても嬉しく感じられる。主人公達が憧れを持てるくらい、かわいくカッコイイのもステキ。

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『ドローン・オブ・ウォー』を観賞。

戦闘は常にモニタ越しという淡白な描き方を徹底していることにより、緊張感を与えさせてくれず。無人機の遠隔操作による掃討作戦の空虚感を追体験することができる。戦場帰りのパイロットならではの心情はもちろん、仕事のやりがい、善悪的な面でも考えさせられる。

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『屍者の帝国』を観賞。

面白い。有名な物語の登場人物達が織り成す、世界を股にかけた壮大な物語を楽しめた。目まぐるしく動くアクションをはじめ、娯楽要素をたっぷりと持ちながら、生と死の概念、魂の有り様を問うバランスがいい。映像も美しく、19世紀、スチームパンクな世界観がとっても魅力的。

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『バクマン。』を観賞。

面白い。漫画家の大変さと、それでも描きたいという情熱を、 週刊少年ジャンプに対しての愛情を感じさせる王道な流れの中、凝った画と音で、しっかりと楽しめるのがステキ。原作と比べてしまうと少しのもったいなさはあったものの、一映像作品のようなエンドロールに癒される。

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『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』を観賞。

面白い。常に死の影、人々の黒い欲望が見え隠れし、不穏な緊張感が漂い続ける。犯罪塗れの街の中で、銃を持たず誠実に生きようとする主人公の抱く正しさが、果たして人に誇れるものなのか、一般的な正義とは異なるのでは、という疑念が蓄積されていく。

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『パパが遺した物語』を観賞。

面白い。物語的にキレイな展開を見せない、現実的にツラい展開の中で、過去と現在を行き来しながら、主人公が自らの愛情と向き合っていく。心に響く台詞も紡ぎながら、大切な想いや大変な状況ほど語らずに感じさせるので、本の行間を読んでいるように心に染み入ってくる。

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『マイ・インターン』を観賞。

素晴らしい。とっても綺麗にラッピングされていて、観終わって晴れやかな気持ちになれた。笑いを交えつつ、仕事、そして家庭と向き合って。かわい過ぎる女性社長と、こんな人が近くにいたらステキだな思える愛らしい老紳士を、実際に生きている人かのように魅せてくれる。

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『図書館戦争 THE LAST MISSION』を観賞。

面白い。手に汗握るアクションと不器用なラブコメのバランスが良く、とってもわかりやすく楽しめるのがいい。前作、ドラマと続けて、実写版における作品世界がブレずに、しっかりと質が保たれていて。今作を最後にしてはもったいないくらい。

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『ファンタスティック・フォー』を字幕観賞。

映像で魅せてほしい場面があちらこちら割愛されていることが惜しく感じられるほどに、ヒーローになるまでの過程を描いた物語としては面白くて。キャラの設定年齢が下がったことも効果的で、子供目線のワクワクも味わえるのがステキ。続きを観たいものの…。

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『GAMBA ガンバと仲間たち』を2D観賞。

面白い。小さなお友達に飽きる間を、大きなお友達に懐かしむ間を、与えないくらいテンポ良く進むので、真っ直ぐに突き進んでいく冒険の旅を純粋に楽しむことができた。憧れと驚きのあるダイナミックな映像は、3Dで観るべきだったと思えるくらいステキ。

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『カンフー・ジャングル』を観賞。

素晴らしい!カンフーアクション映画の旨味が詰まっていて、あらゆる組手を味わうことができる。主人公はもちろん、敵の強さにも魅了されて。ラストバトルの迫力はもはや、スゴイ以外の形容詞が思いつかないほど。観賞後、自分も強くなった気分で型を真似たくなった。

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『ジョン・ウィック』をIMAX観賞。

面白い。多くを語らず、深い想いを腹に秘め、躊躇なく殺しまくる姿がひたすらにカッコイイ!ガン・フーと呼ばれる、流れるような組手と、ながらのガンアクションにシビれまくり!車を馬のように乗りこなす姿もステキ。含みのある登場人物達もいい味を出している。

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『ピッチ・パーフェクト2』を観賞。

素晴らしい!アカペラによるヒット曲カバーとパフォーマンスを楽しみながら、 笑いに笑って、大いに感動できる!社会への一歩、創作の苦悩など、様々な葛藤を織り交ぜながら、終わりのある青春と終わりのない結束を、言葉よりも美しく描いていて、とってもステキ!

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『アデライン、100年目の恋』を観賞。

面白い。孤独に時代を重ねる覚悟を決めたからこその凛とした品性が、主人公から漂っているのがとってもステキ。魅力に惹きつけられる上に、すこしふしぎなお話にしっかりとした説得力が生まれている。真っ直ぐな愛情と切ない想いとが、芳醇な彩りを与えている。

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『ヴィジット』を観賞。

面白い。軽快なやりとりが楽しい姉弟と、どこか違和感のある老夫婦。ジワジワと忍び寄る不安、そして突発的に訪れる恐怖。確かなホラー展開がある上に、大好きなシャマラン監督らしさも色濃く出ている、語り口の巧さも感じられる。素直に、これでいいんだよ!、と思える会心作!

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『ギャラクシー街道』を観賞。

1つの舞台とキャラ設定で笑わせようとする構造から、シットコムとして見ると楽しめる、というか感情の橋渡しを担う誘い笑いがないと不安になってしまうくらいズレが目立ってしまう、とっ散らかり続けるふざけっぷり。大真面目に演じ切っている演者さんたちに感心しきり。

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『エール!』を観賞。

面白い。娘以外は聾唖者な家族という難しげな題材を、明るく前向きに描いて、そのやりとりに幸せを感じさせてくれる。家族への、そして自分自身の想いがこもった娘の歌声。観賞後、笑顔になれる。聴こえないことを体感させたり、聾唖でないことを不安にさせたり、描き方も上手い。

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※映画館で観賞したもののみ。


映画生感想:2015年09月まとめ(20本)

2015年10月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『ジュラシック・ワールド』を4DX吹替観賞。

素晴らしい!4DXならではの、その場にいるような臨場感、一体感が作品にピッタリとハマっていて!恐竜に出会う楽しさが襲われて恐怖に変わる、アトラクション的な面白さが何倍にも感じられた!そこに愛情や思い出も入り交じって、体も心も揺れまくり!

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『ヴィンセントが教えてくれたこと』を観賞。

素晴らしい。最低だけど憎み切れない、ぶっきらぼうでひねくれた主人公に、本当に生きているような人間らしさがあるのがとってもステキ。垣根をつくらない子供の視点だからこそな、言葉を超えて行間を読ませる流れも相まって、自然と涙がこぼれ落ちていた。

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『Dearダニー 君へのうた』を観賞。

面白い。名声だけを得たロックスターが、昔受け取れなかったジョン・レノンからの手紙を読んで人生を見つめ直す。物語的な流れの良さよりも、人間らしい不格好さを見せてくれるので、語らない想いまで心に響いた。レノンの楽曲が随所に使われているのもステキ。

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『ロマンス』を観賞。

面白い。こんな人いる…どころか、自分でも同じことを言ってしまいそうなくらい、日常的で自然な言葉遣いで行われる男女の滑稽なやりとりが、絶妙な可笑しさで、とっても心地良い。ゆるい箱根の旅を楽しむ中で、過去や現実と向き合って、ほんの少し先に進む。晴れやかさがステキ。

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『ピース オブ ケイク』を観賞。

面白い。恋愛の中で複雑な感情を抱いてしまう、人間らしさが手触りのする感覚で描かれているのがとってもステキ。言葉と裏腹な態度、気持ちがこじれて伝えられないもどかしさ。片想いだからこそな切なさも両想いだからこそな不安も、どちらもしっかりと伝わってきた。

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『天空の蜂』を観賞。

面白い。先が読めないミステリーとしてももちろん、アクション部分もしっかりとドキドキすることができるのがステキ。扱いが難しい題材ながら、どちらにも寄らず人を中心に描いており。周囲の登場人物達に少し過剰な遊びがありつつも、ひとつの作品として上手くまとめられている。

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『キングスマン』を観賞。

面白い。キャラの立ちまくっている紳士なスパイや悪役たちが、世界を股にかけ、荒唐無稽な物語を繰り広げていく楽しさ。そして良い影響を受けて成長していく主人公。スピード感のある早回しアクションは、悪趣味な描写もあれど、爽快感たっぷり。いきな小道具の数々もステキ。

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『内村さまぁ〜ず THE MOVIE エンジェル』を観賞。

面白い。最初から最後まで笑顔のままに楽しめた。場面場面の後ろ側でいちいち笑わせにきているのがとってもステキ。全体の間が心地良く、場が温まり続けていた。本編も短編の積み重ねに留まらず、お話として綺麗にまとまっているのがいい。

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『ピクセル』を2D字幕観賞。

面白い。ビデオゲームに留まらず、80年代文化をたっぷり盛り込んで、大きなお友達を活躍させていく展開はステキ。家族向けに描きながらラブコメが濃い目な点や、ゲーマーらしい活躍なのかどうか疑問な点も少しりつつ、立体化したピクセルキャラ達がPOPで愛らしい。

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『カルフォルニア・ダウン』を3D字幕観賞。

面白い。地震と津波による想像以上の崩壊ぶりに、ただ驚くばかり。無力さを突きつけられる大規模な自然災害に対し、人間の持つ強さ、底力を見せる主人公達。気を緩める暇なく何度も訪れる危機を、助け合って生き抜こうとするその姿に、拳を握り締めていた。

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『わたしに会うまでの1600キロ』を観賞。

面白い。孤独な旅路の中、過去の出来事が断片的に、時に音楽と共に思い出される、物語るには欠落の多い描写が、とっても人間的で現実的に感じられた。主人公の歩みを肌感覚で追体験することができるので、ふと自分自身を振り返り、向き合ってしまうことも。

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『ピエロがお前を嘲笑う』を観賞。

素晴らしい。謎があればあると思うほどに引っかかってしまいそうな、描写の上手さにすっかりと騙された。触れられない些細なところにまで、観客向けの仕掛けを散りばめているのがステキ。観賞後に残る、心地良い清々しさが大好き。電子空間の魅せ方にもセンスがある。

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『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』を観賞。

面白い。境遇の悪さから素行不良を重ねてしまう主人公が、少年合唱団の中に居場所を見つけ、問題を起こしながらも、頑張る喜びを知る、確かな成長が描かれている。本質を見てくれている周囲の大人達もステキ。美しい天使の歌声は、劇場で体感してこそ。

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『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』をIMAX観賞。

巨人に襲われる恐怖は前編で一段落させて、謎の解明や思想の吐露など、SF色を入れながらの舞台演劇要素が台詞に演出に、より大きくなり。それはそれで面白いつくりに。1本でテンポ良く見たかったとも。

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『心が叫びたがってるんだ。』を観賞。

素晴らしい。要所要所に生々しさのある脚本と、心の機微を浮かび上がらせる丁寧な演出の調和がとってもステキ。人と人の間で交錯する想い、言葉にした重さとしない重さに、胸が騒ぎ続けた。物語の綺麗さよりも、回り道もある青春の日々を描いた潔さに懐かしさも。

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『アントマン』を2D字幕観賞。

素晴らしい。マーベル映画が深刻になってきている中、お気楽なヒーロー誕生モノを見せてくれたのが、とってもステキ。たくさんの笑いも交えながら、自然に必然を描いていく展開が心地良く、小さな世界で描かれるアクションも、3Dで体験し直したいくらいに楽しかった!

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『ヒロイン失格』を観賞。

面白い。マンガ原作らしさを色濃く出して、ベタが過ぎるほどのギャグを入れまくったコメディ作品として振り切りつつ、イケメンの優しさにときめきまくれるラブコメ作品として輝きを放っており。誰もが笑顔で楽しめるよう、全体にわかりやすくまとめているのがとってもステキ。

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『クーデター』を観賞。

面白い。初めて訪れた言葉も通じない異国の地、幼子連れの平凡な4人家族という無力以下の危うい構成で、明確な意志のある集団に命を狙われ続ける、ヤバさしか感じられない逃亡劇から目が離せなかった。一時の安らぎに、カリスマ性を持ったカッコ良さを魅せてくれるのもステキ。

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『恋人まで1%』を観賞。

面白い。残念な男同士の友情、必要のない意地の張り合いが巻き起こしてしまう、ややこしい恋愛のもつれ。笑いながらサラッと楽しめる、男子視点の軽いラブコメぶりがいい。ヒロインをはじめ、恋する女性の表情がキラキラ輝いて感じられるくらい、かわいいのがとってもステキ。

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『アンフェア the end』を観賞。

面白い。歴代の作品を観たことがなかったものの、雰囲気で伝わるようにはなっており、主人公の魅力が物語を引っ張っていく。何重にも重なる裏切りから、誰を信じていいのかわからなくなり、観賞後に各場面を振り返りたくなるくらい。歴代の作品も観たくなった。

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『チャンス商会 ~初恋を探して~』を観賞。

面白い。前半のおおらかなドタバタコメディが、後半にしっとりと染みてくるのがステキ。要所要所の違和感が納得感をつくりだしており、丁寧に描いた場面も説明的過ぎず、しっかりと行間を楽しめるようになっている。悪意のない登場人物たちが誰も愛らしい。

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※映画館で観賞したもののみ。


映画生感想:2015年08月まとめ(13本)

2015年09月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』をIMAX観賞。

面白い。怪獣モノとしてのコワさ、どうしようもない絶望感がしっかりと味わえるのがいい。実際の人間だからこそな、巨人の不気味さもステキ。キャラなど原作と異なる点は多いものの、映画の楽しさを構成する要素として活かされている。

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『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』を観賞。

面白い。ブライアンのPet SoundsからSMILEへ至る中での崩壊と、愛による再生が、氏の奏でる音楽のように、不思議な違和感と心に染み入る美しさを持って描かれていく。青年期と中年期、それぞれの演技も見どころと言えるくらいステキ。

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『ミッション:インポッシブル / ローグ・ネイション』を観賞。

素晴らしい。スパイらしい騙し合いのある展開にチームだからこその要素もしっかりあり、ハントの弱みが出ていることで生まれるハラハラドキドキ感もたっぷり!アクションとドラマのバランスがとってもいい、娯楽作品に仕上がっている。

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『ジュラシック・ワールド』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい。実際に現地に行っていたかのような、アトラクション感がたまらない!楽しさが一転して恐怖に変わる様を存分に味わえた!恐竜達の暴れ方が期待以上な上に、登場人物達の心の変化、前作との繋がりまでしっかりと見せてくれるのがステキ。

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『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』を観賞。

お話に重きを置かずにサクサク進んで、劇場版らしい大きな動きがたっぷりの忍者アクションを純粋に楽しめるのがステキ。時事的にジュラシックを被せる醍醐味もあり。併映の戦隊モノはこれでいいと思える爽快感。

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『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』を観賞。

素晴らしい。ヒーロー、警察、バディ、SFなど、たくさんの要素を盛り込みながら、お祭り騒ぎではない、芯の通った物語を描いているのがステキ。粗さも仕方なく思えるもので、本放送の大切な要素を汲んだ、素直に楽しめる面白さ。

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『パージ』を観賞。

面白い。全ての犯罪が許される夜という1つの設定、そして完全防備された家の中という1つの場所でありながら、サスペンス的な静かな恐怖とホラー的な襲いかかる戦慄、更にアクション的な確かな興奮まであり、終始目が離せない。主人公家族が自分勝手に行動するイライラもいい味に。

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『パージ:アナーキー』を観賞。

面白い。家が襲われた前作に対し、今作では街に舞台にした逃走劇になったことで、なにが起こるかわからない緊張感と終末感が増しており。予想を超えた展開、むきだしの感情が絡みつく様を楽しめる。1つの設定を深堀して奥行きのある物語にしたことも、とっても効果的。

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『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』を舞台挨拶付観賞。

面白い。2回目なのでコワさよりも、昭和の怪獣映画的な手作り感やジャンル映画の定番の流れなどが、とっても愛らしく感じられて。原作者の要望通り、実写映画として自立した作品に仕上がっており。今作ならではの味わいを楽しめた。

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『共犯』を観賞。

素晴らしい。全ての場面に気を張り巡らせたであろう、行間を物語り、心の機微を照らすほど美しい映像と意図のある音響がとっても効果的で、自然と惹き込まれた。女子高生の死を巡るミステリーと、男子高生の青春モノとの間を、程良く揺れ動き、光と影と、様々な感情を引き出していく。

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『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』を観賞。

面白い。衣装も演出も、とってもPOPでかわいらしく、楽しく明るいミュージカル要素が多めながら、 青春期特有の苦味もしっかりと描いているのがステキ。ひと夏の輝きがより眩しく感じられて、歌に込められた想いも伝わってくる。登場人物達が全員愛らしい。

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『ナイトクローラー』を観賞。

面白い。全く共感できないけれど、入れ込んで見てしまう。限りなく黒い手段で取材を行ういけすかない主人公と、映像と言葉に翻弄されて求め続けてしまう人間の暗部を上手く描いており。有り得ない話なはずなのに、実在する人物の実話に思えるくらいの現実味を感じられた。

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『ミニオンズ』を2D吹替観賞。

面白い。なによりもまず、言葉がわからなくても伝わる笑いや楽しさに特化しているのが、とってもステキ。時代設定も、家族3世代で共有できそうな程良さで。前2作の繋がりも気にせずに、天真爛漫さが過ぎるミニオン達のかわいらしい冒険を、笑顔で見守ることができる。

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『しあわせへのまわり道』を観賞。

面白い。自動車教習でのやりとりを中心に、心に届く生きた言葉達がゆるやかに交わされていく温かさがとってもステキ。運転の中で見つめ直す人生、言葉にして、されて気付く、自分に欠けていたまごころ。誰もが日常を生き、補い合っている関係性を描けているのもいい。

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『テッド2』を字幕観賞。

面白い。小さな脱線はちらほらあるものの、ひとつのお話としてまとまっており、テッドを愛でつつテンポ良く楽しめる。アメリカの過去から現在までを詰め込んだような多彩なネタを、悪ふざけで魅せてくれるコメディっぷり。吹き出してしまうくらいやり過ぎてくれるのがステキ。

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※映画館で観賞したもののみ。


映画生感想:2015年07月まとめ(13本)

2015年08月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『ストレイヤーズ・クロニクル』を観賞。

すこしふしぎ設定、キャラが立ちそうな登場人物達など、素材はとっても良くて、ウソも真面目についてくれて、楽しい作品になる要素たっぷり。だからこそ勢いのあるアクション中心でドラマを盛り込む娯楽作に徹すれば更に良かったかも、的な惜しさがありあまる。

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『ハッピーエンドが書けるまで』を観賞。

素晴らしい。父も母も娘も息子も、誰も完璧ではない人と人同士。その間に家族だからこその愛があり、大切な人への不安も愛も持つことができる。重くなりそうな話も優しく包み込み、みんなが愛に輝く瞬間を魅せ、笑顔にさせてくれる、軽やかさがとってもステキ。

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『グローリー / 明日への行進』を観賞。

面白い。人々の心を動かす類まれな言葉の力を持ちながらも、悩みや不安を抱え、過ちも侵す。知らなかった当時の状況や運動を追体験する中で、キング牧師の人となりを垣間見ることもできて。その人間らしさ、仲間達の支えも含め、人を感じられるのがよかった。

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『フレンチアルプスで起きたこと』を観賞。

面白い。思いがけない事態に遭遇したときの言動から、男性が持ちがちなちっぽけなプライドや虚栄心をむきだしにされていく。その可笑しさに冷笑しながら、自分のことに置き換えて鼓動が早まってしまうことも。女性の見方、執拗さも肌で感じられるのがステキ。

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『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい。ファンが望む様々な要素をこれでもかと詰め込んで、楽しませ続けてくれる。日常を描きながらも落ち着いた覚えがないくらい駆け抜けていく展開、シビれるアクションの中に各キャラの魅せどころがあるのがステキ。

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『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』を観賞。

面白い。重なって起きてしまったふたつのトラブル。運転中の通話という全てが限られた状況の中で対処していくからこそ、主人公の職場と家庭、各々の態度、人となりがくっきり浮かび上がり。ひとりの喜怒哀楽や、自然とダメな選択をする様を楽しめた。

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『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』を2D字幕観賞。

面白い。2回目の観賞ということで、お楽しみポイントを押さえていくような印象がより強くなり。各キャラの個性を強調するために、会話の一言に至るまで舞台演劇的な大袈裟さを持たせて、わかりやすくつくられているな、としみじみ。

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『バケモノの子』を舞台挨拶付観賞。

素晴らしい。実写のような細やかな感情表現と、アニメならではのダイナミックな動作、そして理想を形にしたキャラ達が上手く調和していて、想像を超えるお話の展開も見事!感情を揺さぶられて何度も涙腺が緩くなり、娯楽作品らしいドキドキ感を素直な心で楽しめた。

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『ターミネーター:新起動 / ジェニシス』を3D字幕観賞。

面白い。過去作をなぞりながら、新たな時間軸に書き換えていくアイデアがとってもステキ。時間の流れを活かしたキャラ達に、新たな敵、ファンが喜ぶターミネーターらしさを取り入れたアクションもよかった。3Dも効果的でしっかり驚けた。

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『HERO』を舞台挨拶中継付観賞。

面白い。お茶の間の延長線上で楽しめる、絶妙さ加減がとってもステキ。劇場向けな遊びはあるも、顔のアップが多用されるいつも通りな演出。そして登場人物達も、三角関係的な緊張感を持たせながらも、キャラを壊すことなく、程良い関係性を保ち合っているのがいい。

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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を2D字幕極上爆音観賞。

素晴らしい。2回目ながら、ひたすら突っ走り続ける展開に心を掴まれっぱなし。少し生まれた余裕で散りばめられたたくさんの要素も楽しめた。体の芯に響くライブ感のある音響もとっても効果的で。劇場で体感すべき作品だなとしみじみ。

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『チャップリンからの贈りもの』を観賞。

面白い。時代や状況や、真摯に向き合うと重くなりそうな様々な出来事を喜劇仕立てでさらっと描き、ふたりの男の笑いにしているのがとってもステキ。音楽や動作だけでなく作品全体にチャップリンへの、からの愛が感じられて。死してなお笑顔を届けてくれるよう。

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『インサイド・ヘッド』を2D字幕観賞。

面白い。子供の抱く感情を、夢が膨らむ楽しい映像で、娯楽作に昇華しているのがとってもステキ。感情の役割はもちろん、どんな個性も必要というところまで、押しつけがましくなくしっかりと共感させてくれるのはさすが。観る年代で印象が変わりそうな懐深さも。

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『踊るアイラブユー♪』を観賞。

面白い。イタリアの美しい海と建物が並ぶ街並みを舞台に、キラキラとしたトレンディ感漂う映像、わかりやすいキャラと演出で、80年代POPソング大集合なミュージカルを彩っているのが、とってもステキ。作品全体に漂う非現実感はまるでリゾートを楽しんでいるよう。

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『人生スイッチ』を観賞。

面白い。怒り方が振り切れ過ぎているが故に笑えてしまう、ブラックユーモアたっぷりな短編集。どれも普遍的な題材ながら、アルゼンチンならではを色濃く感じさせる皮肉も含めて、しっかりと娯楽に昇華しているのがとってもいい。愛までもからかってしまうやんちゃさがステキ。

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※映画館で観賞したもののみ。


映画生感想:2015年上半期好みな映画10本(90本中)

2015年07月01日 00時00分01秒 | 映画つぶやき

『12-12-12/ニューヨーク、奇跡のライブ』を観賞。

素晴らしい!全員大御所な豪華過ぎる出演者達の心に響く演奏に、音楽の持つ大きな力が感じられ、場をつくり懸命に募金を集めるスタッフ達の努力、結束して助け合うニューヨーカー達のカッコ良さもあり。想いが集まった特別な時間を過ごせた。

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『激戦 ハート・オブ・ファイト』を観賞。

素晴らしい。幾重にも重なっていく戦う理由に、試合が始まった時点で感極まってしまうほど。試合の行方に緊張し応援し、自然と拳を握り締めていた。幸せを得るために痛みを乗り越えていく熱い展開の中に、安らぎやユーモアがしっかりと入っているのもステキ。

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『はじまりのうた』を観賞。

素晴らしい。音楽の魔法にかかり、心が自然と安らいでいく。サントラが欲しくなること間違いなし。傷を負った者同士が音楽制作の中で補い合い、日常にある輝きを見つめ直していく。ふたりの間に生まれる感情、恋愛と信頼、その間で揺れる微妙なやりとりのもどかしさもいい。

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『プリデスティネーション』を観賞。

面白い。時間を行き来する男の物語を楽しんでいたつもりが、気付くと時の回廊に閉じ込められていたかのような。頭で理解できても心で納得することの出来ない、もどかしさまで味わえるのがとってもいい。描かれていない部分が気になり、観賞後に想像が膨らんでいく。

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『幕が上がる』を観賞。

面白い。経験者以外には馴染みの薄い高校演劇の中にある青春はもちろん、ももクロさんだからこその要素も含め、全てを娯楽作品として昇華しているのが素晴らしい。女優として成熟していく5人の姿も物語を彩り、アイドル映画であることを忘れて入り込める、これぞアイドル映画。

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『花とアリス殺人事件』を観賞。

素晴らしい。作品世界まるごと好きになってしまうような。愛らしい登場人物達のやりとりに含み笑いが止まないくらい、幸せな気持ちでいっぱいに。ロトスコープなアニメで描かれたことで、身近にありそうで、なさそうな、程好いファンタジー感が生まれているのがステキ。

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『セッション』を観賞。

素晴らしい。音楽を介して本気の殴り合いをしているような。全身に力が入り、息継ぎを忘れてしまうくらいの緊張感に包まれて。言葉や拳よりも正直な音楽の表現に心が熱くなった。全てをかけてしまう主人公の成長を、重厚さが増していくドラムの音で確かに感じられるのもステキ。

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『ワイルド・スピード SKY MISSION』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい!期待を遥かに超えた面白さ!有り得ないことも大真面目に、観たいアメリカンノリを存分に魅せてくれて!最強の敵と対峙し、サイコーを飛び越えまくるド派手なアクションの数々!観て楽しく語るのも楽しい娯楽ぶり!

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『チャッピー』を観賞。

素晴らしい!想像の先の先まで行く展開が心から面白い。すこしふしぎな世界を身近に感じさせつつ、ストリートギャング達の抜けたノリで、コミカルにチャッピーの成長を楽しませてくれるのがとってもステキ。メカメカしいロボながら、その中身の純粋さに自然と感情移入していた。

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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい!クライマックスに次ぐクライマックス!息つく暇がない、容赦ない展開に大興奮!考えることなく感じるままに楽しめる!劇場で体感すべき、ダイナミックな映像と音響もステキ!満足感を抱きながら、もう一度を求めてしまう!

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※自分的に、好みの映画と面白い映画は、すこし別の話。形を変えた自己紹介とも?